2017.04.20

たまちゃんの愛

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たまちゃんは私にはこんな甘えた顔を見せる。トムがいる時にはありえないくつろいだ表情。

4年と少し前、野良猫→保護猫→を経て、推定5歳でうちにやってきたたまちゃんは、それはそれはまったく人馴れしておらず、人前に姿を現わすことさえ稀だった。少しずつ少しずつ心を開き、1年半くらい前からは私と一緒にベッドで寝るほどまでになった。

今はトムが眠りについた瞬間に走ってベッドにやって来て、朝まで私の腕枕で寝ている(もちろんトムとは反対側の腕)。ベッドに来てすぐ、自分の顔を私の顔にスリスリしまくる。

顔を毛まみれにされながらも、毎晩ジーンとして涙が出そうになる私。あのたまちゃんがこんなに私を信頼して愛情を感じてくれている。たまちゃんを引き取って良かった。心からそう思う。

成猫から飼い始めても、こんなふうに猫って変わるもの。もちろん犬も同じ。小さな脳みそで何を考えているのだろう。

パニャがたまちゃんと仲良くできるようになったのも然り。これも時間がかかったけれど、ちゃんと同居猫として対応できるようになった。血を流し、オシッコを漏らして大ゲンカしていたことが今では信じられない。今では子猫のように、夜中に2匹で追いかけっこをして楽しそうに遊んでいる。

推定9歳と8歳で、すっかりシニアの2匹だけれど、今は健康だしすべてが安定している幸せな状態。願わくば、たまちゃんがもう少しトムを好きになってくれたら…。トムが出張でいない時のたまちゃんは寛ぎまくって幸せ度MAXという顔をしている。
2017.01.20

エディンバラで初の抗体価検査

4年前の今日、たまちゃんがうちにやって来た。その日を誕生日に決め、今日で推定9歳。9歳といえばうめこが亡くなった歳で、もうけっこうおばちゃんだけど、まだまだたまちゃんとは長く一緒にいたい。太り過ぎに注意してなんとか長生きしてほしい。

そんな記念すべき日に、狂犬病の抗体価検査のために動物病院に行って来た。混合ワクチンの有効期限は来月いっぱいだけど、何度も来るのは嫌だろうと思い、3種混合ワクチンも一緒にお願いした。混合ワクチンはインドアキャットには必要ないと言われたが、万が一急にペットホテルに預けることがあるかもしれないので一応接種してもらった。

今回の獣医さんはかなり年配の女性。前回担当の方がちゃんと引きついておいてくれたので、日本の検疫手続きの説明も楽だった。平日なら看護士さんがいると言っていたが、なぜか今日もそれらしき姿はなく。でも特に問題なく、すべての処置が終わった。

先日の狂犬病予防接種は1匹54ポンド(7500円くらい)と高め。抗体価検査は1匹70ポンド(10000円くらい)で、アメリカでの115ドルとあまり変わらない。結果が基準値を超えていれば、180日間の待機期間を経て、日本へ帰国することができる。今のところ予定はないけれど、これでひと安心。

猫たちも特に体調を崩したりしなければ、1年間は動物病院に行かなくてよい。

去年までの混合ワクチンでは、パニャが接種後に毎回具合が悪くなっていたが、今回は帰宅した途端、おやつやごはんをモリモリ食べていた。ワクチンの種類によって相性があるのかな。とにかく良かった良かった。
2017.01.14

エディンバラで初の動物病院通い

高校時代の同級生と30年ぶりに繋がったと思ったら、直後に、短大時代のバイト先のカフェのバイト仲間や当時の若社長とFBであらたに繋がりができました。驚くのはみんなよく覚えていて探してくれたなーということ。私は正直ほとんど誰のことも覚えていなかったです。今年は人と繋がる年なんだということを実感。新しい出会いも大事にしていこうと思います。

さて、エディンバラに来て初めて動物病院に行って来ました。そろそろ狂犬病予防接種の有効期限を迎えてしまうからです。その後には日本帰国に備えての抗体価検査もしなければなりません。まだ帰国の予定はまったくありませんが、アメリカ赴任中と同じく、いつ日本に帰国することになっても困らないように準備が必要です。

エディンバラにはなぜか動物病院が少ないのです。私が住むニュータウンエリアにも一軒しかありません。多くの人がペットを飼っているのに本当に不思議です。なので、選択肢もなく、その一軒をうちのかかりつけ動物病院に決めました。歩いて6~7分の距離です。

土曜日の朝、たまちゃんとパニャをトムと2人で1匹ずつ抱え、歩いて動物病院に向かいました。あいかわらず、道中のたまちゃんのうるさいことよ。

中に入ったのは初めてですが、とても小さい病院。ひっきりなしに電話が鳴り受付のおねえさんも大忙し。担当してくれたのは若くて明るい女医さんでとても感じのいい誠実そうな方でした。日本の猫の輸入に関する検疫のルールにも理解があり(数年前までのイギリス入国のルールとほぼ一緒)、これからの手順についての説明が楽でした。英語で書いてある日本の検疫の手順書を渡したり、前回の狂犬病予防接種証明書を見せたら、「very organized !」と褒められましたよ。猫たちのためなら何でも頑張れます。

なぜか看護士さんがおらず、注射の時の保定も私が担当。うちの猫はまったく暴れないから楽勝だけど、そうじゃなかったら大変だ。どうやら土曜日は看護士さんが休みなようです。獣医さんも、グループ病院4つを8人で診ているそうで、担当が誰になってもわかるように引き継いでおくと言ってくれました。

とりあえず面倒な手続きのワンステップ目が終わりました。来週、抗体価検査と混合ワクチン接種を同じ日にしてもらって、1年に1度の動物病院通いは終了の予定です。

ちなみにたまちゃんの体重は5.2キロ(300グラム減)、パニャの体重は3.0キロ(300グラム減)でした。たまちゃんはいいけど、パニャにはもっと食べさせないと。

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動物病院に行って以来、常にやや警戒気味のたまちゃん。
2016.11.11

求む!キャットシッター

年末年始にトムが18日間休みを取ります。12月の半ばに4泊5日でバルセロナに行くことになりました。なぜバルセロナかというと、スペイン語を勉強中のトムが実践で会話をしてみたいと言い、マドリードとバルセロナのどちらがいいか聞かれたのでバルセロナがいいと私が言ったからです。私はスペインに行ったことがないのですが、海があって暖かそうなバルセロナに惹かれました。本場のスペイン料理が楽しみです。

旅行となると、猫を何とかしなければなりません。前回の急な帰国の際は、選択の余地なしでペットホテル。快適そうなペットホテルを探してみたけれど、なかなか見つかりません。しかも市街地にはないのでどこも遠い。この辺りの動物病院は預かりをやっていません。

猫にとっても家にいるほうがうんと楽なので、やはりペットシッターを頼むことにしました。サンディエゴでも1度だけプロのペットシッターを使ったことがあります。当時は犬2匹猫1匹で散歩も必要だったので、なかなか難しい選択でした。日本では時々ペットシッターさんにお願いしていました。日本のシッターさんの気遣いはそれはそれは素晴らしいのですよ。

最初にネットで探してお願いしたシッターさんは、家族が病気になったのでシッターをするのが難しくなったということで、他のシッターさんを紹介してくれました。

打ち合わせにやって来たフィオーナはとにかく体はデカくて声が大きくてものすごいおしゃべり。うちに入った途端に、まず猫に会いたいわ、と言い、パニャを見つけたら躊躇せずに声を掛けながら近寄って行きました。

当然、全力疾走でベッドルームに逃げ込むパニャ。パニャは本来はそれほど臆病ではなく、工事のおじさんが家に来ても構わず寝ていたり、少し慣れてくると自分から近寄ったりするくらいです。

でもね、猫飼いの方はおわかりだと思うけど、大きな声を出していきなり猫を追いかけ回すなんて、1番猫が嫌がることなのです(極端に人懐っこい猫は除く)。

毎度お馴染み、私が描いた猫のイラスト付きの引き継ぎメモを渡しざっと説明しましたが、色々不安です。空になった猫缶をちゃんと洗って捨ててくれるだろうか、とか、水のお皿を毎回綺麗に洗ってくれるだろうか、とか。いやいや、人に頼むのにそんな細かいことを言ったらいけませんね。

料金はとても安く、1日1回で8.5ポンド。3匹までは同じ値段で、交通費も払う必要がありません。もっと高くてもいいから、安心して任せられる人がいないかなー。

エディンバラ在住の方で、万が一今後うちの猫の世話をしてもいいよという方がいらっしゃったら、ぜひぜひ非公開コメントからご連絡ください。猫好きなら、猫の世話の経験は問いません。うちはあまり旅行はしないほうですが、もし日程が合えばその時はぜひお願いしたいと思います。1日1回家に来ていただいて、トイレ掃除、水の交換、餌やりをするだけなので15分あれば終わります。たまちゃんは隠れますが、パニャなら触ることもできると思います。家はニュータウンです。

fc2blog_20161116014846bd1.jpgシッターのフィオーナが帰った後、あきらかに不機嫌なパニャ。ごめんね、怖かったよねぇ。
2016.09.12

浮世絵猫本

たまちゃんは、いわゆる「多頭飼い崩壊」で保護された猫です。1人暮らしで猫を25匹飼っていた方が急に入院して、部屋に取り残されていた猫たちを保護団体さんなどがレスキューし、里親を募集するに至ったのです。私がたまちゃんを引き取った時には元の飼い主さんは退院しており、ご実家のお母様と、主にネットで募集活動を手伝っていた方だけで特別に借りた保護部屋で世話をしている状態でした。今は猫も7匹くらいになり、ご実家に戻られた元の飼い主さんとご家族と一緒に暮らしているそうです。

元の飼い主さんというのは私より少し若い女性で、猫を25匹も飼ってしまったのは大問題ですが、可哀想な野良猫たちを放っておけず、どんどん増えていってしまったようです。非常的な部分もありますが、悪い人ではないのです。何より、兄弟猫が死んで一人ぼっちで鳴いていたたまちゃんを拾って育ててくれた恩人です。

今もその元の飼い主さんと交流があります。ご家族も含め、インターネットができない(!)ということで、年に2回ほどお手紙をやり取りしています。たまちゃんの様子を伝え、写真を添えて送っています。

その元の飼い主さんから、素敵な本がエディンバラに送られてきました。

fc2blog_2016091304080455c.jpg歌川国芳の浮世絵の猫の絵ばかりを集めた本です。日本語と英語で解説が付いているうえ、1枚ずつきれいに外せるようになっています。浮世絵と猫が好きな外国人にとても喜ばれそうな本です。


fc2blog_20160913040832519.jpgこれは、猫に関することわざをあつめたもの。「猫の額に鰹節」「猫に小」「猫を叱るより猫を囲え」など。あと1枚あって、全部で3枚組です。


fc2blog_20160913040906034.jpgこれは、東海道五十三次の宿場の名前に猫の仕草を引っ掛けたもの。これも3枚組です。


色もきれいで、フレームに入れて部屋に飾りたいくらい。でもなんだかもったいなくて、本の状態のまま眺めています。
2016.08.28

パニャの神隠し

エディンバラに来て、まだ1ヶ月も経っていない時のこと。

ある日の夜、パニャの姿をしばらく見ていないことに気付いた。どこを探してもいない。名前を呼んでもウンともスンとも言わない。しばらく玄関ドアを開けた覚えもないが、一応ドアを開けて廊下も探してみた。

どこにもいない。神隠ししか考えられない。オロオロするばかりの私。

数分後、トムが「いたーーーー!!」と突然叫んだ。

fc2blog_201608290422526a1.jpgパニャがいたのは、オーブンの下の隙間。今はガムテープでなんとか穴を塞いでいるが、オーブン下の板は釘が外れて立て掛けてあっただけのようで、丸で囲んである縦10センチ横5センチくらいの部分がぽっかり開いていたのだ。その四角い空間からこっちを見ているパニャ。どうやら入ったはいいが、出られなくなったもよう。

「パニャ、こっちおいでー。」一生懸命呼ぶが、ガシッと頭を突っ込む勇気がないようでなかなか出てこない。数分後、やっと脱出に成功した。その穴からオーブンの下を覗くと、ゴミだらけでネズミでも出てきそうな雰囲気だった。もう2度と中に入らないよううまく補修したかったけれど、斜めに接続するのが難しくガムテープを貼ったのみ。いまだにちょっと心配で、留守にする時はキッチンのドアを閉めて猫が入れないようにしている。

パニャも呼ばれたらさっさと返事をしてほしい。普段は話し掛けたら返事をするくせに、探している時に限っていつも返事をしない。


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ちょっと味気ないラウンジチェア用にクッションを買ったら、猫たちに大人気。今までこの椅子にはまったく寄り付かなかったのに。
2016.07.23

猫たちも帰宅

エディンバラに戻ってきた翌日は、朝一番に猫たちのピックアップ。

外にある猫のケージに近付くが、案の定外にはおらず中に置いてある移動用キャリーバッグ(私が猫を運ぶために使ったもの)の中で固まっていた。ベッドを入れてくれると言っていたけど、結局ずっとキャリーバッグで寝ていたのか。たまちゃんのキャリーバッグの敷物はオシッコで汚れていた。雷が激しかった日があったと聞いたので、雷が苦手なたまちゃんは外同然のこの場所はさぞかし怖かったことだろう。私に気付くとニャーニャー大きな声で鳴き続けた。2匹が外に出ているのを見たか聞いたら、昼間はけっこう出ていたと言うし、ごはんもしっかり食べていたと言う。延泊分の料金を支払って家に向かった。

たまちゃんはいつも車に乗っている間じゅう、大きな声で鳴き続けるが、この時はすぐ鳴きやんでウトウトしている。苦手な車の中でさえ落ち着く場所に感じるのか。

帰ってすぐたまちゃんをシャンプーし(オシッコ臭かったので仕方なし)、日本で買ってきたオヤツやら缶詰やらを食べさせた。驚いたのは、パニャの食欲。いつもは1度に与える缶詰を休憩しながら3回くらいに分けて食べるのだが、この時は2倍の量を一気食い。パニャのバカ食いはその後3日続いた。パニャは家に戻ってから2日間まったくウンチもしなかったので、お泊りの間あまりご飯を食べていなかったのではないだろうか。パニャ用に渡した缶詰は1週間分しかなかったから、それ以降はカリカリしかもらえなかったもかもしれない。

パニャは普段はそれほど甘えん坊というわけではなく、私にしつこく絡んでくるのは朝夕のごはんの時だけだが、帰宅後2日ほどは昼寝もせずに私にくっ付いて歩いていた。やっぱり寂しかったのだね。夜、いつものように、右にパニャ(その向こうにトム)、左にたまちゃんという布陣で寝るのは、私に取っても久しぶりの安らぎの時間であった。

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10年前トム父が亡くなった時はサンディエゴにいて、その時は犬2匹猫1匹の世話を友人夫妻とトムの後輩くん夫妻にお願いしたことを思い出した。その時も急な話だったが、快く引き受けてくれて毎日うちに通ってくれた。頼る人が周りにいない今、本当に有り難いことだったなーとあらためて思う。

今度旅行などで家を空ける時はペットホテルではなくて、ペットシッターさんにお願いしようと思う。猫にとってはそのほうがずっといい。今回は急なことで本当に準備不足だったから、ごめんね、たまちゃんパニャ。