2015.08.23

自転車ライフ

約1年前にスポーツ自転車を売って黄色いママチャリを買った。カゴがあって気軽に乗れるママチャリサイコー!以前に比べると自転車に乗る機会がぐっと増えた。

前は、なぜみながあんなに自転車に乗っているのか理解できなかった。歩いて行ける距離なのに、どうして歩かないんだろう、なぜ幼稚園の送り迎えは近くても自転車なのか?

今ならわかる。自転車だと買い物の荷物が重くなっても楽ちんだし、気軽に寄り道ができる。仕事で自転車に乗っていることもあって、自転車がいかに実用的で楽しい乗り物であるかよーくわかった。

1年前に買ったママチャリも気に入っている。欠点は26インチなので背が低い私は足付きがギリギリなこと、 スタンドが片足タイプで安定感がないこと。

でもまだ新しくてきれいだし、盗まれたりしない限り買い替えはありえないなーと思っていたところ、なんとびっくり、自転車が盗難にあった。ただし、鍵を掛けていなかったトムの自転車のほう。防犯カメラもあるオートロック式の屋内駐車場から忽然と自転車が消えていた。数日前に同じマンションの自転車が盗難にあったとその時に知った。

トムの自転車はアメリカで買ったトレックのクロスバイク。これももっと乗りやすいのに買い替えようよーと提案していたところだったので、渡りに舟とばかりに自転車を買うことになった(いや、盗まれたことはやっぱり悔しいけどね)。

カジュアルなおしゃれ自転車からスポーツバイクまで幅広く扱っている近所のバイクショップへ行き、オプション含めオーダー。

fc2blog_2015082314524094f.jpgかわいく実用的なお買い物チャリが完成しました。ブリジストンのベガスというミニベロで、リアキャリアと後ろのカゴ、両立スタンドがカスタム。

仕事で使っている配達用自転車が数年前のベガスで、その安定感のある乗り心地や質実剛健な感じがとても気に入っていたのだ。内装3段のギアなので、橋を渡る時にも立ち漕ぎしなくて大丈夫。

自転車での行動範囲がどんどん広がって、めったに電車に乗らなくなった。銀座も神保町も秋葉原もこの黄色いチャリで行っちゃうよー。
2014.09.22

さよなら、オードリー。

もう覚えている人はほとんどいないと思うが、私にはちょっと自転車に興味を持った時期があった。初めてのフルマラソン完走のご褒美にスポーツサイクルを買い、オードリーと名付け大事に乗っていた。ピークはメキシコで50マイルの緩いレースに参加した頃だろう。もう7、8年前のことだ。

その後はアメリカに住んでいる時も日本に戻ってからも、ほとんど乗ることはなかった。帰国後乗ったのべ回数は5回くらいだろう。

最近また荷物整理を始め、この乗っていない自転車に白羽の矢が立った。幸いうちの近くにはスポーツサイクルを買い取りしてくれる店がある。ドナドナを歌いながら、トムと一緒にサヨナラした。当時800ドルくらいだった自転車は5000円になった。クランク(?)が壊れていると言われたし、まあ仕方ないだろう。

同じくずっと乗られていないトムのチャリも売ることを提案したが、まだ売りたくないと却下された。いいよね、男子はクロスバイクだって日常的に乗れるし。私はクロスバイクだと足が届かなくて怖いし、カゴもないから買い物もできないし、スカートじゃ乗れないし。やっぱりママチャリが実用的なんだよっ。

ママチャリを買うべくネットで調べていたら、あまりの値段の安さに驚いた。シンプルなものだと2万円切るのだ。うちの近くにはなぜか自転車屋さんがたくさんあるので、ブラブラ見ていたら可愛いのを発見。即買いした。

fc2blog_20140922144030ee3.jpgギアの切り替えもない超シンプルなママチャリ。この辺りはまったく坂がないので全然問題ない。カゴも大きくて使いやすそう。歩くのが好きなので、どこでも歩いて行っちゃうけど、キャットフードとか重い物を買いに行く時には便利かも。

名前はひよこちゃん。
2007.10.05

自転車に夢中。

メキシコ50マイルファンライドで、プロのカメラマンがコース途中で撮った写真がアップされていた。私は笑顔でカメラマンにアピールしたので5枚もあったが、トムは暗い顔で歩いていたせいか2枚のみ。しかし、トムは自分の写真の「孤独に黙々と歩いている男」の感じが気に入ったらしい。


私の超元気いっぱいな写真はこれ。


プロが撮った写真延々と長い坂道を上ってきたというのに、やたら元気だ。フルマラソンの大会の経験で、カメラの前を通るときは、笑顔で手を振ると、たくさん写真を撮ってもらえることがわかったからね。


うちの両親は日本でレース前に、Google Earth の航空写真でコースを確認したらしい。母は心配のあまり、夢で自分が腰まで水に浸かりながら30分も自転車をこぐ夢を見たとのこと。たしかに航空写真だと山がますます険しく見えるし、距離も長く感じるものだ。


 ここのところの私の頭の中は、自転車のことでいっぱい。昨日などメンテナンス本をじっくり読んで、パーツの名前を覚えたり、ギアのしくみを勉強したりした。レース後、実はロードバイクに興味津々なのだけど、今のハイブリッドバイクもとても気に入っているし、1人で2台所有するのはあまり現実的ではないので、とりあえずあきらめた。


とはいえ、かなりコンフォート系寄りの私の自転車を、もっと軽くスポーティーな雰囲気に改造したい。今のところ考えているのが、ハンドルバーの交換。今はグリップ部がせりあがっているライズバーなのだれど、これをフラットバーに変えたら、少しはハンドルが低くなってアップライトな姿勢が改善されるに違いない。私のステムはすでに一番下まで下げてあったので、もういじりようがない。何かいじりたくて仕方なかったので、トムのステムのスペーサーを移動し、2.5センチほどハンドルを低くしてみた。そういえば、トムの自転車はハイブリッドとはいえかなりロード寄り。サイズも一緒なので、サドルを低くすれば私も乗れるではないか。たまに交換してもらって、よりスポーティーな走りを楽しむことにしよう。


メキシコのミサンガ腕が汚くてスミマセン。

これはレースの後にエンセナーダの街で買ったミサンガ。メキシコ人のお兄さんがその場で作りながら露店で販売していた。名前入りの既製品を400本くらいを展示してあったが、当然「TOMO」などない。5分で作れるというので、作ってもらった。土台はすでにできているものから、好きな色(赤&紺)を選んだ。白い糸を使って名前を入れていくお兄さん。道具は手のみ。じっと見ていたのに、どうやって名前を入れたのかまったくわからず。マジックのようであった。名前入りオリジナルミサンガ、3ドル。ミサンガは通常、つけっぱなしにしておいて、紐が自然に切れたら願い事が叶うということになっているが、私はきれい好きなので、つけっぱなしにはしないよ。これから、マラソンや自転車レースに出る時に、お守り代わりにつけようと思う。


2007.09.30

レースを終えて

昨夜もムード歌謡のせいで寝不足だし、今朝は寝坊するつもりだったのだけど、隣りの部屋のサンディエゴ在住アメリカ人(一緒に泊まっていた彼の息子は昨日のレースを2時間15分で走ったらしい)に早くボーダー(国境)を越えないと大混雑すると聞いたので、朝5時に起きてホテルを出発。それでもボーダーは混んでいて約1時間待ち。9時前にサンディエゴの自宅に到着した。


2日ぶりに会ったあんことうめこはとってもクール。本物の飼い主がいなくても、留守中世話をしてくれたあづ。さん夫婦のおかげでまったく寂しくなかったようだ。いいのだよ、キミたちさえ幸せなら。


帰宅後すぐに洗濯をして、その後買い物と昼食に出かけた。戻ってきてからは、自転車を掃除。トムがメンテナンス本を読みながら、いろいろパーツを外し、隅々まできれいにしてくれた。こうやって間近で自転車を眺めると、そのしくみもわかってきて楽しい。


初めての自転車レースは予想以上にうまくいった。それぞれのハイドレーションパックの容量、携帯用の工具(結局パンクはしなかったけれど)、ホテルのロケーション、走行ペースなど、何もかもがいい感じだった。前泊しなくても、スタート、ゴール両方に駐車場がたくさんあることもわかったし、シャトルバスに乗らなくても、同じくらいの値段で地元のタクシーを気軽に利用できることもわかった。ホテルのロケーションはバッチリだったけど、あのライブの騒音はもう勘弁だな。近くにあった Best Western のほうが良さそうだ。などと、実は次回のレースのことをもう考えていたりするわけです。


この50マイルファンライドは年に2回、4月と9月に開催され、登録料金も安いので、気軽に参加できる。とっても楽しかったので来年もぜひ参加したいと思っている。今回は私に引きずられるように参加したトムも、「誘ってくれたtomoちゃんに感謝」などと言ってくれている。これから2人で、もっともっと自転車の世界にはまりそうだ。ホノルルのセンチュリーライドにも出てみたいな。


2007.09.29

50マイル自転車レース挑戦記

いよいよレース当日。朝5時に起きて、ハイドレーションパックに持参した水を入れたり、自転車の最終整備をしたりして、7時前にホテルを出発。私たちが泊まっているホテルは、ゴール地点のすぐ近くにある、ロサリトまでのシャトルバス乗り場からすぐ。街中はお祭りムードなどなく、早朝らしく静まり返っている。レースの参加者の姿もまばら。


シャトルバス

←閑散とした雰囲気のシャトルバス乗り場。シャトルバスは、後ろに自転車を乗せられる荷台をつけている。




シャトルバスに乗って、一路スタート地点のあるロサリトへ。高速道路を使い、かつ最短距離だというのに、バスでも1時間10分かかった。シャトルバスから降ろされた地点は、スタートからはるか遠く。2マイルほど自転車に乗って、やっとスタート地点に到着。スタート地点近辺には、路駐した車から自転車を降ろして組み立てる人もたくさん。前泊せずに、直接ロサリトに車でやってくる人も多いようだ。たしかに車を停めるスペースはいくらでもある感じ。スタートの1時間半前だが、スタートラインはすでに多くの参加者で賑わっている。周辺のカフェやタコス屋はすでに営業を始めていて、みなそこで朝ごはんを食べていた。私は温かい飲み物が欲しかったので、すぐ横のホテルの入口の特設カウンターでコーヒーを買い、ついでにそのホテルのトイレを借りた。ホテルの従業員はみな優しく、特にそこで何も買わない人にも、快くトイレを貸してあげていた。フルマラソンのスタートの時のトイレ事情よりずっといい!


 まわりを見渡すと、バリバリのロードバイクにレーサーウェアの人もいれば、古いマウンテンバイクに普通のTシャツ姿の人もいる。かなり乗り古したロードバイクに、ボタンダウンシャツ&ゴルフで履くような綿の短パン&ビーサンという上品な紳士もいる。小学生くらいの子供もけっこういるが、ほとんどがタンデムと呼ばれる2人乗りでお父さんと一緒。しかし、ロードバイクに乗ったかっこいい少年もちゃんといる。エリートレーサーはともかく、仲間や家族と参加している人が圧倒的に多い感じ。アメリカ人ばかりだと予想していたが、メキシコ人もけっこう多い。


スタート地点



←スタート地点で後ろを見渡す。長蛇の列。




いよいよ出発


←いよいよ出発。スタート時は肌寒かったのでベストを着用。




10時にいよいよスタート。最初は自転車が多くて危ないのでみなゆっくりペース。いつまでもゆっくりペースで走っていた私たちはどんどん抜かされていった。今日は無理をしないで軽いギアで走ることにしたのだ。


ロサリト市街では沿道にたくさんの人が応援。子供たちは「キャンディー、プリーズ」と叫んでいる。慣れた参加者は自転車に小さなカゴをつけたりしてそこにキャンディーを入れ、子供たちに投げる。貧しそうな子供たちと、痩せた犬。大家族。でもなぜかそれほど不幸そうには見えない。


ロサリトの市街地を抜けた後は、海沿いの道を走る。沿道にぽつりぽつりと建っているタコス屋などで、早速ビールを飲んでいる人たちもたくさんいて驚いた。コースの途中に路駐して、そこから勝手にスタートしている人もいた。タイミングチップで時間が測るわけではないので、まぁそれもありか。こういう妙にゆるい雰囲気が面白い。


最初の22マイルは平坦な道と書いてあったが、実際はけっこうアップダウンがある。昨日車で下見した時には、「上れないかも」と思った上り坂も、意外と楽々と上れた。16マイル地点で、最初のエイドステーションに到着。海沿いのドライブインのような店の前の広場で、水などもられる。ドライブインの従業員がハンドマイクで「ビール1ドルだよ!」と叫んでいた。もちろん店内のカウンターでビールを飲んで一息つく参加者もたくさん。もちろんそれを咎める人などいない。飲酒運転は黙認されるのか?


賑わう最初のエイドステーション


←最初のエイドステーション。みんなゆっくり休憩する。エリートレーサーのことは知らないけどね。




休憩中


←海の見えるエイドステーションは気持ちいい。つい、のんびりしてしまう。




海沿いの道


←エイドステーションの後の海沿いの道。トムもいます。




一つ目のエイドステーションを過ぎてしばらく海沿いの道を行くと、いよいよコースは内陸に向かう。少し緩やかな上り坂が続いた後、ついに急勾配の坂道が登場。その後延々と緩やかな上り坂が続くのがわかっているので、体力温存のために、早々に自転車を下りて歩き始めた。周りも多くの人が歩いている。トムは頂上で待ってるね、と言い残して、そのまま自転車に乗って行った。写真を撮ったり、キャラメルを食べながらしばらく歩いていたのだが、ふと自転車に乗って漕いでみたら楽勝だったので、そのまま乗り続けることにした。一番軽いギアなので全然進まないが、それでも歩くよりはずっと早い。結局そのまま頂上に到着。トムもまだ着いたばかりだと言い、私が自転車に乗ってやって来たことに心底驚いていた。途中、プロのカメラマンが写真を撮ってくれるスポットがあったのだが、みんな歩いていた中で自転車に乗っていたのが目立ったのか、たくさん写真を撮ってもらえた。ラッキー!


延々と続く上り坂


←こんな坂が2マイル続く。




航空写真







←同じ場所の航空写真(公式サイトより)。山の向こうに広がるのは美しい青い海。




急坂を上りきったところにある2つ目のエイドステーションでトイレを済ませた。ここのトイレも全然混んでいない。その後は緩い上り坂が8マイルも続く。この頃になると、股ではなくて、股の周辺がとても痛くなってきた。股の大事な部分は、サドルの穴部分に守られているおかげでまったく痛くないのだが、当然その周りは長時間圧迫されているため、痛みは避けられない。特に痛いのが、尾てい骨とその辺りの肉と皮膚。股の両サイド、ちょうど足の付け根の部分。下り坂ではできるだけサドルから腰を浮かせて、痛いお尻を休憩させてあげるのだが、歩くのが一番楽。少し歩くだけで、次に乗った時にとても楽になる。


この山の中のコースには、オフィシャルなエイドステーション以外にも、地元の人がお小遣い稼ぎでやっているなんちゃってエイドステーションがたくさんあった。バナナや水を売っていたり、仮設トイレまで置いてあるところもある。ちなみに仮設トイレは1人50セントだが、有料なだけに、紙がないと文句を言うと、「ごめんね」とすぐさま持って来てくれた。その他にも、通行止めになっているはずの上り坂の途中に大型タクシーやトラックが待機していて、上り坂だけタクシーを利用したり、リタイヤしてゴールまで乗せていってもらっている人もいた。地元の人のお金儲けが目的とはいえ、かゆい所に手が届くサービスに、ある意味感激。


砂漠の中の道


←山の上の砂漠の中の道をひたすら走る。前を走っているのはトム。




延々と続いた上り坂がやっと終わり、8マイル続く下り坂がスタート。体重が軽い私は、ブレーキをしていない時でも、巨漢の人たちにどんどん抜かされてしまう。下り坂はスピードが出るので怖いけれど、お尻を休ませてあげられるので気持ちいい。下りの8マイルは本当にあっという間だった。


また海沿いの道に戻ると、あとは本当に平らな道を10マイル行くだけ。もうゴールしたも同然だ。今までギアを軽くてしてゆっくり漕いでいたけれど、最後の10マイルは鬼漕ぎで頑張った。エンセナーダ市街地のコースは片側通行止めなので、隣りは大渋滞中の車たち。車の中から子供が手を振ってくれる。トムと仲良く一緒にゴール。タイムは5時間51分。お尻が痛い以外は、どこもつらくなく、楽しくて楽しくて笑いが止まらないレースであった。


鬼漕ぎ中トムも鬼漕ぎ




ゴールの近くの広場では、フィニッシュラインフィエスタをやっている。タコスなどの屋台がそりゃもうたくさん出ていて、みな大騒ぎ。その奥でやっとメダルを受け取った。


無事完走!


←メダルを首からかけてパチリ。達成感でいっぱい。




フィニッシュラインフィエスタ会場


←フィニッシュライン。この広場にはいつも巨大なメキシコ国旗が掲げられている。




そのまま人混みを抜け、自転車を押してホテルに戻る。車に自転車を積み込み、シャワーを浴びて、ごはんを食べに街に繰り出した。ホテルのおじさんや隣りの部屋に泊まっていたおじさんに、トムがおいしいタコス屋さんをリサーチ。タコスを食べ、揚げたてのチュロスを食べ、去年も行ったカフェでコーヒーを飲み、街をぶらぶら。


下半身はだるいけど、筋肉痛というほどではない。一夜漬けで勉強した、ペダリングとギアチェンジのおかげで、足の痛みはほとんどなし。お尻さえ痛くなければ、もっと長い距離だって走れそうだった。軽いギアで足に負荷をかけずに走れば、あとは心肺能力さえあればいいのだ。自転車のトレーニングはほとんどしなかったけれど、トムも私もランニングで鍛えた心肺能力が役立った。


昨日はヘビメタのせいであまり眠れなかったから、今日こそ早く寝ようと7時半に就寝。しかし8時頃にまた聞こえてきた生演奏。今日は男女デュエットのムード歌謡だ。ヘビメタの数倍はいい。しかも客層が大人なせいか、周りも静か。結局またもライブは深夜1時まで続いた。メキシコ人が夜型だというのは本当らしい。


2007.09.28

自転車レース前日

午後2時からメキシコの車の保険が有効になる契約だったので、その少し前に出発。うちからメキシコ国境までは車で約30分だ。


エンセナーダには去年も行ったので、道中はとてもスムーズ。途中で高速道路を下り、明日のコースのスタート地点があるロサリトの市街地に向かった。去年のドライブを思い出し、とても懐かしい気分に浸りながらも、明日のレースのことを考えると、気分が重い。たとえ緩やかでも、上り坂にかかるたび、こんな坂を自転車で登れるのだろうかと不安になる。


下見中


←明日も登る山道。この日は天気が悪く空もどんより。




無事、エンセナーダに到着。宿の住所を控えてくるのを忘れたが、去年チェックしたホテルなのですぐわかった。ホテルのフロントでチェックイン。しかし名前を言っても、予約カードが見付からないという。なんだかとってもアナログな予約システムで、手書きの予約カードを一生懸命探すおじさん。予約番号を尋ねられて、それも控えてくるのを忘れてきたことに気付き、トムに怒られる。結局、私たちの予約カードは別の引き出しに入っていたらしく、無事発見された。


ホテルは全30室ほどの小さな2階建てで、ほとんどの部屋がプールのある中庭に面している。私たちが到着した時には、中庭で子供会のパーティーのようなものが開催されていてとてもうるさかった。ま、夜にはみんな家に帰るでしょ。部屋は床が素焼きのタイル、バスルームのタイルもイラスト付きで可愛らしい。普段出張で、立派なチェーン店のホテルにばかり泊まっているトムは、「なんとか我慢してみせる」と自分に言い聞かせている。私にはシャワーからお湯が出るだけで十分なのだけどね。


荷物を置いて、ごはんを食べに行く。私たちが泊まっているホテルは目抜き通りの突き当たりに位置し、どこにでも気軽に歩いていける。タコスが食べたかったがぐっと我慢し、カーボロードのために、唯一発見したイタリアンレストランでパスタを食べることに。パスタやらチキンファフィータやらを頼む。味はまあまあ。イタリアンレストランにファフィータがあるところが、さすがメキシコ。


明日の朝、ホテルを出発するのは7時前。ホテルのレストランも開いていないので、何か朝ごはんを仕入れることに。あちこちにあるコンビニ、OXXOを覘いてみたが、怪しげな菓子パンやあまりおいしくなさそうなサンドイッチくらいしかないので、結局マクドナルドで冷めてもおいしく食べられそうなものを買うことにした。レジのおねえさんは、簡単な英語は理解できるのが、話すことはできない。「To Go」って何て言うのだ?などと心配していたが、身振り手振りでなんとかなった。レジに82ペソと表示されたので、ドルだといくらか尋ねると、8ドルと即答。ドルへの換算はどのように行われているのか謎。


ホテルに戻ると、さっさとシャワーを浴びて、寝る準備。8時過ぎに横になった。しかし、部屋の外から聞こえてくる大音量のヘビメタ。8時頃から、部屋のすぐ近くのレストランでライブが始まったようなのだ。防音という言葉など無縁のこのホテル、まるでライブ会場にいるかのような臨場感。激しく響くドラムの音。そのうち終わるだろうとのんびり構えていたのだが、いっこうに終わる気配がない。何事にも寛容な私も、さすがに苛立ってきた。なんといってもね、ヘビメタなのだよ。私が一番苦手な音楽のジャンル。そしてライブを抜け出してきた若者たちが中庭や私たちの部屋の前で、大声で騒いでいる。頭がおかしくなりそうだ。結局ライブが終わったのは深夜1時過ぎ。5時間も、苦手なヘビメタを大音量で聴かされ続けた、かわいそうな私たち。せめてジャズだったらよかったのに。おかげで寝不足のままレース当日を迎えることになってしまった。


2007.09.28

エンセナーダへ出発

今日の午後、いよいよ Rosarito Ensenada 50mile Fun Bicycle Ride のために、メキシコへ出発。前泊、後泊するホテルは、ゴールのエンセナーダ。エンセナーダに行く途中に、レースの出発地であるロサリトも通るので、ついでにレースのコースを通ってみる予定。


コースの詳細の説明を読むと、「最初の20マイルは海沿いを南に下るほぼ平らな道、その後2マイル東に入って内陸部に向かう。続く2マイルは7.5%の急勾配の上り坂。緩やかな上り坂が8マイル続いた後、海に向かって下り坂が8マイル。ゴールまでの残り10マイルは海沿いなフラットな道」とのこと。


去年下見した記憶だと、もっと上り坂が長かったような気がするのだけどな。あの、うんざり続く上り坂、全然トレーニングしていない私たちは大丈夫なのであろうか。


レースの制限時間は7時間。ケガをした人や自転車トラブルでレースを続けられない人は、最後尾を走るトラックの荷台に乗せられて、ゴールまでたらたらと走る。


エイドステーションは3ヶ所で、水やスポーツドリンクが供給されるほか、自転車の修理もやってもらえる。トイレも設置されている。つまりトイレは50マイルで3ヶ所しかない。それってどうなのよ?途中でお腹の調子が悪くなることも考えて、ティッシュはたくさん持参しよう。


留守番のあんことうめこの世話は、いつものようにあづ。さん夫婦にお任せ。むしろあんこはいつもより嬉しい週末だろうね。


それではみなさま、行ってまいります。元気に完走できるよう、祈っていてください。何かネタになりそうな事件も発生しそうな気がします。


がんばれ、オードリー。


←がんばれ、オードリー号!