fc2ブログ
2006.12.31

サンディエゴの年越し

大晦日といえば、NHKの「紅白歌合戦」だ。うちは衛星放送を契約しており、テレビジャパンという日本の放送局の番組を見ることができる。西海岸だと、紅白歌合戦の再放送が大晦日の6時からなので、かなりリアルな雰囲気で紅白を見ることができるのだ。以前は大河ドラマや朝の連ドラなどけっこう見ていたが、最近はほとんど利用していないテレビジャパン。しかしこの日ばかりは、契約していて良かったと心から思うのであった。


アメリカに来て以来、紅白を見るのは初めてだという noirさんご夫婦と共に、今日は心ゆくまで紅白を楽しむことにした。いつもごちそうしていただいてばかりのお2人のために、今日は1年の感謝の気持ちをこめて、張り切って夕食を用意した。メニューは、クラッカー&お手製ディップ(Mヨさんに教えてもらったレシピ)、白菜の中華風サラダ、明太子豆腐、里芋と鶏肉のピリ辛こってり煮、みそ味磯ハンバーグ、にんにく鶏のアボカド炒め、ミニチョコバナナサンデー、きつねそば。


トムとnoirさんご夫婦は、私より在米期間が長いので、今人気のある日本の歌手をあまり知らない。1番現役に近い私が、得意気に出場歌手の説明をしたりして。私が一番楽しみにしていたのは、スガシカオとボニーピンク。期待を裏切らない、素晴らしい歌いっぷりでした。あ、もちろん事前に情報収集していたので、抗議の電話殺到だったというDJ OZMA(←誰じゃ?)もしっかり見ましたよ。noirさんたちはなんと、松浦亜弥とaikoの顔を初めて見たそうな。しかし所詮、私も日本を離れて約3年。みんなで顔を見合わせて、「この人誰・・・???」ということも多々あった。みんなが知っているのは細川たかしの「浪花節だよ、人生は」とか、北島三郎の「まつり」だったりするのだ。私たち、まるでじーさんばーさんだな。もともと演歌が好きなトムは、このところさらにその傾向が強くなったようで、演歌や古い歌謡曲ばかりに異常に反応していた。日本にいる時には、こんなにじっくり腰を据えて紅白を全部見ることなんてなかったが(子供の頃はよく見ていた)、逆にアメリカで、こんなふうに紅白を見ながら年越しをするなんて、本当に不思議だ。


今年は大好きなお2人と共に楽しく年越しできました。noirさんご夫婦を慕っているうちの犬たちも、大喜び。たまこもとても幸せそうでいつになく元気いっぱいだった。


うめ@noirさんの膝うめこはお客さんがうちにいようがいまいが、まったくのマイペース。いつもどおり、外に遊びに行ったり帰ってきたりを何度も繰り返していた。しかし、猫を引き寄せるオーラを持つnoirさんにかかると、うめこもイチコロ。noirさんの膝の上で、ごろごろにゃんにゃん、甘えまくるのであった。


2006.12.30

みなさま、良いお年を!

日本はもう大晦日ですね。慌しいなか、このブログを拝見して下さっているみなさま、どうもありがとうございます。


先月、エキサイトからFC2にブログを引っ越しして以来、頑張ってほぼ毎日更新してきました。サンディエゴは明日が大晦日ですが、明日はブログを更新できそうにないので、これが今年最後の更新です。


来年の抱負でも書こうと思ったのですが、まだ考えていないので、年が明けてからにしまーす。えへへ。


今年1年お付き合いいただき、どうもありがとうございました。2007年もよろしくお願いいたします。みなさま、良いお年をお迎えくださいませ。


 


たまとtomo

2006.12.29

たまこ病院&年忘れ麻雀大会

お腹が膨らんできたたまこを病院に連れて行った。私たちの予想どおり、やはり腹水がたまっていた。レントゲンを撮って、血液検査をして、お腹の水を抜いてもらった。なんと1200ccもの水が出てきたらしい。家に帰ってからも、水を抜くために針を刺した部分から、しばらく薄ピンク色の水がポタポタ垂れていたほどだ。実際、体重も前回量った時から2.5キロも増えていたのだ。血液検査では、腎臓のBUMという値がとても高くなっていた。これはいつも常用している薬の副作用である。


お腹の水を抜いたところで、またすぐたまってしまう可能性が高いと言われた。たまこの体は、本当に限界まで来てしまったのだ。しかし病院から戻ったたまこの食欲はびっくりするほど旺盛だった。それだけが救いだ。獣医には安楽死を示唆された。来週、もう1度検査をして今後のことを話し合うことになっている。私も、覚悟を決める時が来たのかもしれない。


たま@病院

どんな治療でもおとなしく受ける良い子のたまこは病院のスタッフにも人気。みんなが声を掛けてくれる。




夕方からは、あづ。さん宅で今年最後のマージャン大会。約2年前に始まったこのマージャン大会も、今回で12回を迎えた。いつも場所を提供してくれ、牌をピカピカに磨いて待っていてくれるあづ。さんに感謝。


おでん@雀荘あづ。今日は夕方早い時間のスタートだったので、日本で仕入れてきてくれた新作のお菓子の他に、おでんを中心にした夕飯まで用意してくれた。前日から仕込んだというおでんは味がよくしみこんでおり、とても美味。年忘れマージャン大会に相応しいメニューだ。そんなあづ。さんはマージャンも絶好調で、誰もその勢いを止めることはできない。あづ。さんの圧勝で2006年のマージャンは幕を閉じたのであった。私はもちろん最下位です・・・。来年はもう少し勉強して、腕を上げたいと思っています。目標は、「振らないマージャン」。


2006.12.28

忘年ゴルフコンペ

今日はトムの会社の忘年ゴルフコンペ。人数がハンパなため、私にも声を掛けていただいた。7人2パーティー、Carlton Oaks でのラウンドだ。年末の予定を考えると、これが今年最後のラウンドになると思われる。


ショットはあいかわらず調子が良く、ドライバーがまっすぐ飛ばない気がしないほどだ。自信をもってクラブを振ると、リズムよく振り切ることができ、ますます良いショットが打てる。このコースで私が大叩きをする可能性が高い、8番、9番、18番ホールを、ボギー、パー、ボギーと手堅くまとめることができたのは、ショットのおかげ。今までいつも失敗していたクリーク越えが今日は楽勝であった。


しかし寄らないチッピングとパットのおかげでスコアは97。4パットが2回で42パット。パット数が最後に40を切ったのは、いったいいつのことだろう。


今日のコンペでは、ニアピン2つ、ドラコン2つ、ベスグロを取った。と言えば聞こえがいいが、所詮97。実は今日参加した人の半分は、ゴルフ初心者なのだ。ドラコンといっても、ここの赤ティーは短いし。


トムも私と同じくグロス97でニアピン1つ。2人で仲良くベスグロです(トムのほうが年上だから、本当はトムのほうが上?)。


今年は合計84ラウンドした。月平均7回。今年の目標は、SCGA Index で20を切ることと、ドライバーの飛距離を180ヤードにすること。Index はこの2ヶ月間ずっと18台、ドライバーも今は平均して180ヤードほど飛ばせるようになったので、とりあえず目標は達成。この1年間で Index は7くらい減ったし、劇的にショットの精度と飛距離が増した。なんたって、去年は100を1回しか切ったことがなかったのだ。今年は80台が4回!これも、一緒にまわってくれるトムや友人たちのおかげ。みなさま、ありがとうございます。


来年は、Index を15以下にすることと、パット数の平均を36以下にすることを新たに目標とします。ラウンド数は年間100を目指します。もう「伸びしろ」がなくなってきたので、これからさらにスコアを縮めていくのは大変だけど、来年も楽しく、真摯に、ゴルフに取り組んでいこうと思います。


新しいキャディバッグクリスマスにサンタさんがプレゼントしてくれたキャディバッグ。前のも気に入っていたのだけど、足が壊れてびよーんと際限なく広がってしまい、うまく立たなくて困っていたのだ。今度のバッグも赤&紺&グレーだけど、前のものに比べ、赤の割合がぐっと増えた。カワイイ。しかもちゃんと立つ(当たり前!?)。


2006.12.27

膨らんだ、たまこのお腹

今日は、トムの会社の日本人の奥様たちが集まって、社長宅でお茶会。とはいっても5人+子供4人だけなのだ。小所帯は気が楽だね。


特にポットラックというわけではなかったが、今日は珍しくクッキーなぞ焼いてみましたよ。レシピがシンプルで、家にある材料でできるという理由だけで選んだ、チョコレートサブレ。あまりに華のない素朴な仕上がりだったので、写真はなし。一応みなさん、おいしいと言って食べて下さった。子供たちもおいしいと言ってくれたけど、何度も手が伸びていたのは、あづ。さんが持ってきた一口揚げドーナツだったなぁ(笑)。


最近、たまこの体の異変に気付いた。たいして食べていないのに、腹部が妙に膨らんでいるのだ。触るとポヨンを柔らかく、素人目でも腹水がたまっているのがわかる。たまこは僧坊弁閉鎖不全症なので、左心室と左心房の間にある弁が高齢によってちゃんと働かなくなったために血液が肺に逆流→肺水腫→呼吸困難、咳という症状になっているのだが、腹部に水がたまっているということは、肺のうっ血がひどくなったため右側の心臓も流れが悪くなり、全身がうっ血しているのではないか。


たま、上からたま、横から




もう延命措置などできないたまこではあるが、さすがにこれは1度病院で診てもらおうと思い、予約の電話をしたら、信頼している担当獣医はバケーション中で、仕事復帰は1週間後。それでは遅いと思ったので、違う獣医ではあるが明後日の診察の予約をした。


半年ほど前に肺に水がたまっているのがわかった時には、外科的に水を抜くのではなくて、薬で対処した。今回はどうなるのだろう。最近は体が小刻みに、でもかなり激しく震えていることが多い。調べたところ、不整脈が起こっている時に体が震えることがあるそう。たまこの心臓は、今どんな状態になっているのであろう。


2006.12.26

「捨てられない男」がついに捨てた!

以前にも書いたことがあるが、夫のトムは極端に物が捨てられない人だ。日用品や台所用品は結婚してまもなく、私が適当に整理してしまったが、トムの書斎(物置とも言う)にある物に関しては、仕事の大事な書類やCDを勝手に処分してしまっては大変なので、もう3年近く手付かず。私が書斎に入るのは、掃除機をかける時と、トムの洗濯物をしまう時だけ(トムの洋服類は書斎のクローゼットやチェストに入っている)。机やベッドの上、はたまた床にまで色々な物が置き去りにされているさまを見て見ぬふりをして過ごしてきた。


しかしさすがのトムもこのままでいいとは思っていなかったようだ。きれいな部屋で新しい年を迎えたいという気持ちが人並みにあるらしく、ついにこの年末の休みを利用して、片付けに着手した。


古新聞、古雑誌、10年近く前に買って今はもう使っていないノートパソコン、ウォークマン(カセット用)など、捨てるべき物はいくらでも出てくる。ウォークマンを捨てるのがもったいないと言うトムに、「カセットテープを持っていないのに、なぜウォークマンを取っておくのか。今後使う予定があるのか。」と厳しい言葉を投げかける。


クローゼットの中身もしかり。トムは数年前に10キロ以上痩せたのだが、ダイエット前に着ていたブカブカの洋服も大事に取ってある。お直しすると型が崩れてしまうほどのサイズの違いだ。いくら当時高価だった物でも、今後まったく着る予定がない洋服を取っておく必要があるのか。寄付するか捨てるかしなさい、ときっぱり言い放つ私。そのうえトムは、この暖かいサンディエゴに、裏がボアになった革ジャンとか、ものすごいボリュームのダウンコートとか、ウールのロングコートを持って来ているのだ。いつ着るんじゃー。そんなの持っていることさえ、今回初めて知ったよ。


こんなに捨て魔の私ですが、どうしても捨てられない物がいくつかあるのです。それは、独身時代にバリバリ愛用していた、フリフリの可愛い下着たち。チェストの1段を占めるそれらを、今はまったく着用していないにもかかわらず、どうしても処分できないのよー。あとは同じく日本で愛用していた、ストッキングやタイツ類。同じ黒タイツでも色々なデニール数の物や柄の物を取り揃え、こだわって着まわしていた、この私。網タイツもいっぱい。サンディエゴに来て、ここまで着用機会がないとは思わなかったわ。でもやっぱり捨てられないの。誰だってひとつはあるよね、どうしても捨てられない物って。


2006.12.25

クリスマスはもちろんゴルフ

アメリカの12月25日というのは、本当にどこもかしこもお休みだ。大きなショッピングモールもマクドナルドもスーパーもみんなみんな休業。


さて、ゴルフ場はやっているのか?最初に電話したコースはつながらず、2番目にかけた The Vineyard は「いつでもスタートできるよ」という返事。


朝寝坊してしまったので、急いで支度をして、12時過ぎにコースに着いた。思った以上にガラガラで、もちろんトムと2サムでのプレイ。たぶん朝早い時間ならけっこう人がいたのではないであろうか。きっと「ゴルフに行ってもいいけど、今日は早く帰ってきてね」と奥様方に言われた旦那衆たちはみな、朝早い時間にスタートしているはず。昨日のカジノと同じく、ゴルフ場でもホットコーヒーやアイスティーのサービス付き。どちらかというと、従業員も少なかったので「どうぞ勝手に飲んでね」という感じだろうか。


風もなく、長袖ポロ1枚でも暑いくらいの素晴らしい天気。まったく練習せずにいきなりスタートだったのだが、パット以外はとてもいい感じで、前半ハーフは42。おぉ、今日こそ自己ベスト更新か、とアドレナリン増加。しかし、それでもパットのせいで、パーチャンスを4回もボギーやダボにしてしまったのだ。まったく泣けてくるよ。後半のスタートは、なんと5パットでダブルパー。がっくし。しかしその後は、1度OBがあったホールでトリプルを叩いた以外は、ボギーとパーをしっかり拾い、なんとか48に収める。90というのは久しぶりにいいスコアではあるけれど、そのうちパット数は41。今日は寄せは良かったので、同じ41でもいつも以上にひどい。あまりにパットが入らなくて、余計に手打ちになったり手首をこねるような変な打ち方になってしまった私に、途中でトムからのアドバイスが。その後は少しは改善されたかな。パターもショットと同じで、ちゃんと肩からストロークするのが大事だとよーくわかりました。そんなナイスなアドバイスをくれたトムは、ショットが冴えずちょうど100。


Vineyard 17Hクリスマスのラウンドは空いていてとても快適。これから毎年クリスマスはゴルフに行こうと、固く心に誓いましたよ。





←17番パー3はナイスパー!


2006.12.24

クリスマスイブの勝負は・・・。

昨日の徹夜飲み会から戻ってきて、昼過ぎまでぐっすり眠った。さて、今日、クリスマスイブには何をしよう。もうゴルフをするには時間が遅すぎる。


明日も休みでゆっくりできるし、よし、ひと儲けしてくるか、ということでカジノに行くことにした(←他にやることないんかい!)。


カジノ(Viejas)の駐車場は日曜日だというのに、ガラガラ。やっぱりクリスマスイブだものね。入口でクッキーとココアのサービス。小さなことだけど嬉しい。建物のなかもびっくりするほど空いているが、中国人の姿が異常に目立つ。普段はメキシカンが多いのだが、さすがクリスマスだ。そんななか、偶然あづさんご夫婦に出会う。おほほ、こんなところで会っちゃうなんてねぇ。お2人の勝負はどうだったのでしょうか(笑)。


私たちは時間つぶしさえ出来ずに退散。なんと1時間ちょっとで200ドル負けだったのだ。ぐっすん。


2006.12.23

クリスマスのごちそう

今日は日本から遊びに来ている noirさんのお友達、Oさんと一緒にラウンド。コースは静かで広い Eastlake C.C.。Oさんは約10年ぶりのラウンドということで、最初はなかなか球が飛んでいかなかったが、少しずつ勘を取り戻したきたようで、17Hパー3では見事パー。サンディエゴでのゴルフを楽しんでいただけたようでとても嬉しい。これを機に、ぜひ日本でもゴルフを再開していただけるといいなーと思う。


今日は快晴微風の素晴らしいゴルフ日和。私もとてもリラックスしてラウンドできた。ドライバーは気持ち良く飛んでいき、ウッドもアイアンもいい感じ。あいかわらずパットが入らなかったせいでスコアは96になってしまったのが残念。パットのせいでパーチャンスがことごとくダボになってしまった。トムはドライバーが安定しており、手堅く89でまわる。スクラッチ勝負は完敗。とはいっても何も賭けてないけどね。


Eastlake 16Hドライバーが絶好調で、16Hパー4では初めて池の縁までティーショットが届いた。せっかくの2オンだったのに、悲しいボギー。




楽しかったラウンドの後は、noirさん宅で夕食。クリスマス前ということでいつも以上に豪華な料理が並んでいる。


ごちそうの数々とりちゃん丸焼き




手作りハムブッシュドノエル




手毬寿司、カリフラワーの素揚げ、くるみとブルーベリーのサラダ、こんにゃくの炒り煮、鶏の丸焼き、アクアパッツァ、ハム、そしてデザートももちろん手作りのブッシュドノエル。これ以上ありえないほど豪華だ~。お腹がパンパンになるまでいただきましたよ。


燻製中そして、なんとこの美しいピンク色のハムはJさんの手作りなのだ。部屋に入った時から漂う燻製の香り。バルコニーで燻煙中。ハムってこんなふうに作られるんだね。写真ではわかりづらいが、細長いダンボール箱を燻製釜代わりに利用、下にスモークチップ入りの缶がおいてあり、上部に肉が吊るしてある。作りたてのハムはとても柔らかくて感激のおいしさ。おまけの燻製卵も、卵好きの私にはたまらな~い。




Jさんが鶏の丸焼きを切り分ける時に部位の説明をしてくれた。彼はまるで解剖するかのように見事に鶏をさばき、ここが胸、この部分がささみだと丁寧に説明してくれる。私、恥ずかしながら、1羽の鶏からささみが2本しか取れないということを初めて知りました。


ワインをたくさん開けたせいか、1人、また1人といつのまにか寝てしまう。もちろんトムも。結局なんとなく朝までそのまま起きてしゃべっていた。さすがに徹夜はつらいですな。楽しくておいしい長い夜でした。


2006.12.22

トムはネズミが嫌いだった・・・。

さっきトムと一緒に夕食を食べていたら、あんこが急にリビングルームの隅に向かって走って行った。そしてそこから逃げるように飛び出してきたのが、黒いネズミ。そう、またネズミネタです。テレビの後ろにあんこがネズミを追い込んだのだが、その後うまい具合にあんこの隙をついて、ネズミはベッドルームに逃げて行った。ちなみにうめこは外出中。夕食前には、トムと2人でゴルフの練習場に行っていたので、その間にうめこが捕ってきたのか、勝手にネズミがうちに侵入したのか(それはないか)。


私がトムに「何とかして~」と頼んでも、まったく動こうとしないトム。「だってオレ、ネズミ嫌いだもん。」 そりゃそうだよ、ネズミを好きな人なんてそうそういないと思うよ。


例の、「ネズミだけをベッドルームに閉じ込めて窓を全開にしておく作戦」で何とかネズミを追い出そうとするのだが、トムは非協力的。結局作戦は成功して、30分後に見に行った時にはネズミは消えていたのだが、なんだかこれだったら、トムがいてもいなくても一緒じゃん。そのうえ、「オレはうめこをもう外に出すなと言っているんだから、それでも出すんだったらネズミの処理はしない」ときっぱり言い放つ。フン、わかりましたよー。これから毎回うめこのために私がネズミと格闘します!


明日は Eastlake でラウンドです。トムと一緒にまわるのは約1ヶ月ぶり。今月のH/Cもトムと0.1差だったので、明日はスクラッチ勝負です。今年のラウンドも残すところ、あと2、3回?今年の総決算のつもりで頑張ってきまーす。


2006.12.21

クリスマス前の犬たち

うちの犬たちと一緒に近くの公園を散歩していたら、何度か言葉を交わしたことのある、同じように犬を連れたおばさんに声を掛けられた。「あなたの犬、今ウンチしたわよ。ちゃんと片付けなさい。」おばさんが指差す方を見ると、たまこがいる。私はちょうどたまこの方を見ていなかった。たまこはさっきウンチをしたばかりだし、見た感じおしっこのようだったので、「ウンチじゃなくておしっこだ」と言うと、疑わしげにたまこに近付いて本当にウンチがないか確かめるおばさん。そしてバツが悪そうに去っていく。ウンチ袋が手元になかった時に、手でウンチを取ったことのある、犬の飼い主の鑑のようなワタクシに何をおっしゃる! 100年早いよっ。


今日のボランティア先も先週と同じく、非常に混んでいた。先週から引き続きいる犬はほとんどおらず、どうやら実際に回転も良さそう。やっぱりクリスマスプレゼント用にみんなもらわれていっているのか。ちゃんと大事に飼ってもらえるのかどうか、ちょっぴり心配。


Star私の心をわしづかみにした、ラブラドールとシェパードのMIXスター。中型のメス犬、鼻黒で素朴な風貌、シャイだけど実は甘えん坊、と私の好みの条件がバッチリ揃っている。クリスマス前ということで、犬たちがいる部屋の中はクリスマスの飾りつけがされ、ベッドやブランケットも赤や緑。首輪もクリスマスカラーのものを付けて、新しい飼い主を待っている。サンタさんはきっといるから大丈夫だよ。


LolaとDivaシルキーテリアとマルチーズのMIX、ローラとディーバ。6歳と7歳なので、けっこういい年だ。体はひとまわりローラのほうが大きいし顔も全然違うのだが、同じ犬種なのでどうしても名前がごっちゃになる。しかしそれぞれの名前を呼ぶと、ちゃんと自分で区別してしっぽを振ってやって来る賢い犬たち。2匹の相手をいっぺんにするのはなかなか大変だ。普段は仲が良いであろう2匹も、自分をアピールするのに必死。お互いにやきもちを焼いたりする。そういえばうちの犬たちも同じだもんね。犬は基本的に愛情をひとり占めしたい生き物なのだ。


2006.12.20

みんごるクリスマスパーティー

みんごるのメンバーを中心にKさん宅でクリスマスパーティー。総勢11名。少し遅れて行った私の目に一番に留まったのは、Asakoちゃんのロングニット&レギンス姿。私の昨日の記事を読んでくれていたのかは定かではありませんが、私の疑問に答えてくれた見事なコーディネートでした。


スパッツの正しい着こなし例


パンプスインを履いていると、靴を脱いだ時にもフラットシューズを履いているように見えてカワイイ。




Kさんは午前中仕事にも行ったということなのに、なんなんでしょ、この素晴らしい料理の数々。ホテルのデザートバフェも顔負けの品揃えと出来映え。Kさん手作りのデザートだけで、チョコレートケーキ、バナナカスタードチーズケーキ、シャルロットケーキ、グレープフルーツのババロア&ゼリーという豪華さです。器や小物、盛り付けも凝っていてとってもおしゃれー。テーブルコーディネートもぜーんぶクリスマス。家の中も数々の可愛らしいクリスマスグッズで彩られていました。Kさんきっと、ほぼ徹夜ですね。本当にありがとうございました。


お料理全部デザートたち




つまみたちテーブルコーディネート




料理のほとんどはKさんが用意してくれたのだけれど、その他みんなが持ち寄ったものもどれも本当に美味で幸せ~。みなさん、ごちそうさまでした。私はあいかわらず手作りのものではなくてごめんなさい。


食事の後は、10ドルの予算でのプレゼント交換という大イベントが!!私は人にプレゼントをあげるのが大好きなので、張り切って選びましたよ。「ジングルベル」の短いバージョンの歌をみんなで歌いながら、輪になってプレゼント交換。こういうの、楽し~♪みんながそれぞれ用意したプレゼントはどれも素敵で欲しい物ばかり。


私から誰かへ

私が用意したのは、クリスマス柄のスプレッダー。お料理上手なS子ちゃんのところへ辿り着きました。その他はミニチョコレートとカードです。




ピローミスト

私の所へは、Cheenaちゃんからピローミストがやって来ました。眠るのが大好きな私にぴったり。これでますます安眠できます。




楽しい楽しいクリスマスパーティーでした。


2006.12.19

スパッツとオフ会

今年流行している、レギンスとやらを買ってみた。昔はスパッツと呼んでいたのに、今はなぜかレギンスという。どう見ても同じ物なのに不思議。最近ビッグセーターやロングカーディガンを買ったし、ミニスカートもいっぱい持っているから、きっと色々コーディネートできるわ、と思っていたのだがこれが難しい。


雑誌を見ると、ざっくりセーターやミニスカートにレギンス、足元はフラットシューズという組み合わせが多いのだけど、そうすると足は素足?この季節だと足が冷たいよー。でも7分丈のレギンスにソックスってなんか変だよね。ナチュラルストッキングの上にレギンスを履くのか?うーん、わからん。ブーツを履いたら一見タイツと同じで問題ないけど、ブーツの中はやっぱり素足?


ついでにもうひとつ疑問があります。レギンスって見た目に限って言えば、厚手のタイツを足首より短い丈で切った物だと思うのですが、タイツ履いているお尻は見えたらおかしいけど、レギンスはある意味ぴちっとしたズボンだから、お尻は見えてもいいの?


このままでは防寒目的で(モモヒキみたいなものか)家の中だけで履くことになってしまいそうだー。


今日は、NYからサンディエゴに引っ越していらしたばかりのブログ友達、shizuさんに初めてお会いしました。「SUSHI OTA」でランチして(昼間っからウニなぞ食べてしまった)、その後はshizuさんお勧めの犬猫のナチュラルフードを扱っているお店(South Bark Dog Wash)に行ってちゃっかりサンプルをもらい、カジュアルだけど軽食もおいしそうなコーヒーショップでおしゃべりを楽しみました。普段は、コーヒーといえばスタバのようにモールに入っているチェーン店ばかりだけど、住宅地にあるこじんまりした手作り感覚のコーヒーショップも、ちゃんと探せばけっこうあるのだねー。もっと色々開拓せねば。


Krakatoa


居心地の良いコーヒーショップ「KRAKATOA」


2006.12.18

クリスマスの準備

クリスマスが近くなると、なぜかチョコレートが飛び交う。アメリカではきっとバレンタインよりもクリスマスのほうがチョコレートが売れるのはないだろうか。日本でいう、お歳暮や年賀状のように、毎年恒例のご挨拶みたいなもので、トムもクリスマスになるとオフィスからたくさんのチョコとカードを持って帰ってくる。


私も3回目のクリスマスにしてようやく重い腰を上げ、トムのためにみんなに配るチョコレートを用意した。人によっては手作りのクッキーなどを小分けにしてくれるのだが、味にうるさくない私でも「う~ん」と唸りたくなるようなものもあったりする。たぶんそれはアメリカ人と日本人の味覚の違いであって、きっとまずいというわけではないのだろう。ただでさえ料理が苦手な私は、アメリカ人においしいと思ってもらえるクッキーを作る自信などとてもないので、少し高くついたけど無難においしい市販のものにした。ちょっとしたプレゼントとして多人数に配る人のために、5~10ドルくらいの小さめサイズのものもちゃんと売っているのだ。


Hallmarkチョコレートに付けるための小さなカードも用意。私はこういうラッピング用品やカードは Hallmark で探すことが多い。トムはカードにたくさんの文字を書くのを嫌がるだろうから、「To ○○、From ××」とだけ書けばいい、小さいタグにした。モールは私と同じく、クリスマスのプレゼントを買う人で昼間からずいぶん混雑していた。楽しいけど忙しいという意味では、日本の師走とまったく一緒だね。



たまこ。ぽつん。たまこは咳をしなくなったが、あまり元気がない。薬の副作用だと思うが、なんだかいつもぼーっとしていて、呼んでも反応が鈍い。昨日は散歩の途中でまったく歩かなくなって引き返した。薬で体がほてるのか、こんなふうに濡れた冷たい芝生の上でいつまでもぽつんと寝ていたりする。食欲も徐々になくなってきた。

少しずつ少しずつ、たまこの生命力が失われてきているような気がする。でも、もう無理しなくていいんだよ。たまこ、今まで本当によく頑張ったね。


2006.12.17

「ナイショ」は難しい。

昨日書いたとおり、今朝ロサンゼルス空港までトムを迎えに行ってきた。朝5時に起きたら、外はバケツをひっくり返したような大雨。一瞬ひるんだが、たしか天気予報では晴れることになっていたので、頑張って起きた。犬たちにえさをやり、自分も身支度をし、ドーナツやらお菓子を積み込んで、いざ出発。まだ外は真っ暗。時折雨もパラつくが、そんなにひどくはない。日曜日の早朝ということで道はガラガラ、クルーズコントロールを時速75マイルにセットし、悠々と車を走らせる。日本ではスキーなどで遠出する時以外には使う機会のなかったクルーズコントロール、アメリカに来てからは、ちょっと長い距離を走る時にはよく使う。アクセル踏みっぱなしは想像以上にふくらはぎに負担がかかるのだ。1時間35分で空港に着いた。


トムに飛行機が予定より早く到着していているのは出発前にネットでチェック済み。この時期、日本からの便は偏西風の影響で、たいてい早く着く。しかしたしか、8時にならないとイミグレーションは開かないのだ。何度か飛行機の中で待機させられたことがある。


駐車場に車を入れ、到着ロビーに向かうと、なんだか既に人でごった返している。明らかに団体旅行と思われる若い女の子たちもロビーに出て来ている。トムが事前に頼んでいる車の運転手さん(○○様という紙を持っているはず)の姿もない。しまった!間に合わなかったのか。どうやらイミグレーションが開くのは8時ではなくて7時だったらしい。トムはいつも到着ロビーに出た後、トイレに寄ってスタバでコーヒーを買うので、その付近を捜してみたが姿はない。急いでトイレにだけ行って、またすぐ駐車場にとんぼ返り。トムの携帯に電話してもつながらない。イミグレーションが7時に開いていたのだとすると、20~30分前には空港を出ているはずだ。帰り道はクルーズコントロールを使わず、時速85マイル(135キロくらい?)でぶっ飛ばす。トムは家の鍵を持っていっていないのだ。私が帰るまで家の中に入れない。


アメリカのハイウェイパトロールは、日本のように姑息な覆面パトカーを使わないので、バックミラーをよく見ていれば、そう簡単にスピード違反で捕まることはない。しかしそれでも捕まっている人がたくさんいるのは、アメリカ人はあまりミラーを見ていないということだろう。帰り道も空いていて順調なペースだが、いつまでたってもトムに連絡がつかない。家まであと20分くらいになったところで、やっとトムから電話がかかってきた。どうやら家に着いたようだ。


帰ってくるとわかっている時間に家にいない私に、トムはご不満な様子。電話口からも怒りが伝わってくる。事情を説明すると「車頼んであったのに、なんでー?」だってさ。夫を喜ばせようと思う妻のサプライズをちっともわかっちゃいない。20分遅れで私が家に着いた時には、トムの怒りはもう収まっていた。むしろちょっとだけ嬉しそう。帰りにかかった時間は1時間30分。過去最速記録だ。


しかし、私はいったい何のために早起きをして高いガソリンを使ってロスまで行ったのだ。あぁ、事前に話しておけばよかった。やっぱりナイショの企みは難しいね。今回は大失敗に終わりました。何はともあれ、おかえりー、トム。


ロスからの帰り道


ひたすら走る帰り道


2006.12.16

雨の日はみんな眠い?

眠いにゃー。


「まだ寝てるんだから起こさないでニャー。」




今日のサンディエゴは朝からどんよりとした曇り空。時々パラパラと小雨も降ってくる。こんな日は、いつも私が起きたら必ず一緒に起きてくるうめこが、いつまでもベッドで寝ている。「雨の日の猫はとことん眠い」というのは、本当なんだろうね。もちろん、雨が降っている時には、外にも遊びに行かない。その後も場所を変え、1日中寝ているのだ。


こういう天気の日は、私もとことん眠い。トムが留守の間、すっかり夜更しになってしまった。とはいえ、夜更かしにはもれなく朝寝坊も付いてくるので、睡眠時間は毎日たっぷり。平均10時間は眠っただろうか(早朝に1度たまこに薬をあげるために起きるが、またすぐ寝る)。私は眠るのが大好きなのだ。放っておけば何時間でも眠れる自信があるが、犬たちがお腹を空かして待っていると思うと、そういうわけにもいかない。そして、私は毎日、寝ている時に夢を見る。そのうえどんな夢だったか毎日はっきりと覚えている。夢の内容はいろいろで、妙にリアルな日常生活だったり、もうずっと会っていない、そして別に当時も親しかったわけではない小学校の時の同級生が出てきたり、自分の腕を羽のようにパタパタと動かして空を飛んでいる夢だったり。定期的に見る怖い夢は、自分に向かって飛行機が落ちてくる夢。絶対自分は死んだり怪我をしたりはしないのだけど。夢占いというものがあったら、何を暗示しているのか、なぜこんな夢を見るのか、聞いてみたいものだ。


今日は久しぶりに早く寝ます。トムは明日早朝着の便で日本から戻ってくるのです。ロサンゼルス空港までトムにナイショで迎えに行く予定なので、明日は6時に家を出るのだ。車の運転は平気だけど、早起きはつらいなー。


伸びをするたまこ久しぶりに、リラックスしているたまこの写真。最近は咳止めの薬がいい具合に効いていて調子がいい。とはいえその咳止めの薬は、咳の原因を治すものではなく、脳の中枢に作用して、咳をしたいという欲求を抑えているだけなので楽観視はできない。何はともあれ、元気な姿をまたトムに見せることができそうで良かった。


2006.12.15

女たちの集い

今日はS子ちゃんの家でのクリスマスミニパーティーにお呼ばれ。S子ちゃんは、私の友達のなかでは数少ない子持ち女性で、料理上手だと評判だ。S子ちゃんが用意してくれたお料理。


ランチプレート

かわいいランチプレート。大皿からみんなでワイワイと料理を取り合うのも楽しいけど、こんなランチプレートも新鮮。おしゃれなレストランのランチセットみたい。
クッキーのツリー

クッキーでできた可愛らしいツリー。アイデアが素晴らしいね。崩して食べるの、もったいなーい。
ケーキ

少し大人っぽいデコレーションのケーキ。デザートのデコレーションはゆーこさんとの共同作業だそうです。


どれもとてもおいしくて、盛り付けも素敵。S子ちゃん、ごちそうさまでした♪


お年頃(?)の女性が6人も集まると、当然おしゃべりに花が咲く。顔のたるみを防ぐ顔筋マッサージ(すっごく効くらしい!)やら美白化粧品の話、クリスマスの旅行の話など、ネタは尽きない。


今日、ひとついい話を聞いた。なんと、ブラジルではおっぱいが小さい女性が人気があるらしいのですよ。ブラジルではみんな巨乳なので、かえって胸やお尻が控えめな女性のほうが、プロポーションが良いと言われるんだって。ブラジル人の女性と一緒に銭湯に行ったことのある○○ちゃんが、「あなたくらいの大きさの胸がブラジルでは人気があるのよ」って言われたらしい。○○ちゃんの胸の大きさがどのくらいなものか、正確には知りませんがね(笑)。それにしてもいい所だね、ブラジル。


2006.12.14

「陽気なギャングが地球を回す」

日は短いし、トムは出張中だし、最近夜はDVD鑑賞&読書三昧。ずいぶん前に借りていたのにずっと読んでいなかった、伊坂幸太郎の「陽気なギャングが地球を回す」を読んだ。


陽気なギャングが地球を回す彼の作品を読むのはこれで3作目だがこの作品が一番良かった。映画化された時から気になっていたので、キャストを先に知っていたのだが、大沢たかお、佐藤浩一(大好き。うふ)、鈴木京香という豪華キャストは、原作のイメージにかなり合っている。映画のHPを見たら、音楽もかなーりかっこよさそう。DVDも観たいなー。


他人の嘘を見抜けてしまう成瀬、演説の達人の響野、正確な体内時計を持つ雪子、動物を愛するスリの天才青年久遠、と現実離れしているけど身近にいなくもないようなキャラが繰り広げる強盗劇は痛快。ミステリーとしての面白さもあるが、魅力的な登場人物の存在だけで十分楽しめる。こんな、何のメッセージ性がない話ってとても魅力的だ。続編も出ていて、今はそれを読み始めたところ。


マグカップ今日ボランティア先で、こんなマグカップをもらった。ちょっとしたクリスマスプレゼントというところだろう。今日は犬猫を見に来ているお客さんも異常に多かった。クリスマスプレゼントに犬や猫を、という人もけっこういるのだろうか。最終的にみなが幸せになれるのならば、どんな形でもいい。たくさんの犬猫たちにサンタさんが訪れて、素敵なプレゼント(優しい飼い主)がもらえますように・・・。


2006.12.13

みんゴル@Doubletree

先月1回お休みしたので、今日は久しぶりのみんゴル(参加者7人)。最近にしては暖かく、気持ちの良いゴルフ日和。ショートゲームの練習場が充実している Doubletree だったので、もちろんスタート1時間以上前に到着して気の済むまで練習。私の次にやって来たのは、Nちゃん。Nちゃん、今日はお互いあまり良い結果が出なかったけど、いつかきっと報われる時が来る・・・はずよ。


久しぶりにゆーこさんと一緒の組で嬉しい。大の苦手の1番ホールを無難にボギーで上がり、今日はもしやいい感じかも、と思ったのも束の間、3パットでダボにしたのをきっかけに少しずつ崩れ始める。私はパー3以外はパーオンすることが少ないので、3パット=ダボを意味する。今日もパット数は43。特別距離感が合わないとか、まっすぐ打てないというわけではないのに、どうにも入らない。気持ちの問題かなー。スコアはトータル101。残念ながら、100超えてしまいました。今日はドライバーが少し右に出ることが多かった。当たりはけっこう良かったのだけど。


悪いことばかりではなくて、良かったことも2つ。1つは6番アイアンがきちんと飛ぶようになってきたこと。前は自信がなくて全然使えなかった。もう1つは、初めてフェアウェイバンカーから5Wを使ってみたのだが、とてもきれいに当たったこと。これからは状況によって、ウッドも使ってみようと思う。


今日のラウンドで7連続、インデックス不採用(過去20ラウンドのうち、良いほうから10ラウンドのスコア、正確にいうと Differential が採用されてインデックスが決まる)。ちょっとスランプだなー。でも誰だって、そういう時もあるよね。


ラウンド後お茶をして、暗くなって家に帰ってきたら、ガレージの前を近所の飼い猫が何かくわえて横切った。ネズミではなくて、体長20センチくらいの灰色っぽいもの。モモンガみたいだった。得意気に走る猫に向かって「うちの敷地に置いてかないでよー!」と叫ぶ。どの家も猫飼いは大変なんだね~。うちは、今日は獲物はなしです。ホッ。



今年最後のみんゴル

今日は今年最後のみんゴルでした。みなさま、1年間お疲れさまでした~。
2006.12.12

少し成長した私

トムは2週間の日本出張中だ。その間に頼まれていたことがある。それは犬猫たちのシャンプー。トムと結婚して以来、犬猫を洗うのはトムに仕事になっていた。なぜならトムは潔癖症だから。私は犬猫なんて2、3ヶ月に1回洗えば十分だと思っているが、きれい好きのトムはそれが許せない。なにせ犬を撫でた後には、いちいち石鹸で手を洗う人なのだ。「そんなに気になるなら、自分で洗いなさい」ということで、犬猫洗いはトムに仕事になった。


そんなわけで私が犬猫を洗うのは約3年ぶり。あんこはあいかわらずブルブル震えっぱなし。暴れたりはしない。しかし濡れても全然見た目が変わらず、ぽっちゃりのまま。こりゃ、本格的にデブ化したな。たまこは洗うかどうか迷ったが、結局洗った。最近は体調がいいし、久しぶりにフワフワのたまこを見たかったからだ。たまこはシャンプー中もとてもおとなしい。けっして嬉しそうではないが、じーっとしている。たまこを洗っている間、先に洗ったあんこは自然乾燥するために庭に出しておいたのだが、自分だけ外で仲間はずれなのが嫌で、「くぉーん、くぉーん」と遠吠えをしっぱなし。近所迷惑ではないか。普段おとなしいだけに、何事かと思われてしまう。


洗いたてのうめこ最後はうめこ。うめこはうちで洗うのは2度目だ。何度かトムがトライしたのだが、バスルームに連れて行っただけで大暴れして引っ掻くので、最近はすっかりあきらめていた。しかし、外猫になったうめこは、自慢の白い毛がすっかり薄汚れてしまっている。ネズミやら何やらに触ってバイキンもいっぱいのはず。今日こそ洗わねば。相当の覚悟でうめこに取り組んだのだが、予想外にうめこはおとなしい。「にゃおー、にゃおー」と大きな声で鳴くことはあっても、私には決して爪は立てない。むしろ、しゃがんでいる私の膝に乗ろうとしたくらいだ。うめこはトムに触られるのが嫌だったのね。よしよし。写真はシャンプー後、やけ食い中のうめこです。


ところで、今日のタイトルは「少し成長した私」です。犬猫のシャンプーを久しぶりにしたからというわけではありません。なんとうめこは、昨夜もねずみをくわえて戻ってきたのですよ。


あれ以来、うめこがフラップドアをくぐって外から戻ってくるたびに、何かくわえているのではないかと、ドキドキしていた私。しかしいくら狩り上手のうめこでもそんな頻繁にはネズミを捕獲できまい。そう思っていたのに、昨日の夜11時半頃外から戻ってきたうめこは、先日とまったく同じ種類の黒いねずみをくわえていたのだ。昨日はまだコンタクトをつけていたので、それがネズミであることははっきりわかった。ネズミをくわえる猫の図、あまりに出来すぎで漫画のようだった。またも、ベッドルームにネズミを持って行ったうめこをすぐ追いかけた。ベッドルームに入った途端、くわえたネズミを口から放すうめこ。逃げるネズミ。すぐにうめこを捕まえて、まずベッドルームから締め出す。窓を全開し、私も急いで部屋を出てから出る。30分後、ベッドルームに行って、隅から隅まで探したがネズミの姿はなかった。どうやらまだ痛めつけれていなかったネズミは、自力で外に逃げたようだ。


昨日は一度も「ぎゃあーーーーー!」と叫ぶことなく、これだけのことを1人でやってのけたのです。どうでしょ、ずいぶん成長したと思いませんか?2年後くらいには、蛇を首に巻いて踊っているかもしれません。


2006.12.11

カエルの話

サンディエゴに来て初めてアマガエルを見た。


犬の散歩に行こうと玄関を出たら、ガレージの前であんこが何かを見つけてにおいを嗅いでいた。それが半分潰れて動かないアマガエルだったのだ。一昨日の夜雨が降ったから、アマガエルも出てきていたのか。昨日のエントリーにも関係あるが、私はカエルがとても苦手だ。昔、理科だか生物だかの教科書で、カエルやカエルの卵の写真が出ているページはホッチキスで止めて、目に入らないようにしていたくらいだ。しかしいくら苦手だからと言って、こんな玄関前にカエルの死骸を放置しておくわけにはいかぬ。なに、ネズミに比べればカワイイもんだ(←ちょっと成長した)。薄目で近付き(これ、大事)、ほうきとちりとりで取る。取った死骸をどうしたらいいものかと思ったが、埋める勇気はないので、庭の隅っこの植物の茂みの中に置いた。


大人になったカエルも嫌いだが、一番嫌いなのは足が出てきたおたまじゃくし。トサカの生えかけたヒヨコも苦手。どちらも、あの中途半端な感じが嫌なのだ。


カエルといえば思い出すことがある。私はサンディエゴに来る前は、首都圏ではあるが、かなり自然が豊かな所に住んでいた。ペットOKという条件で探した家は、平屋の一軒屋で、梅の木がたくさん生えている広い庭の一角に、畳2枚分くらいの大きさの池があった。毎年3月の初め頃、その池の底で冬眠していたカエルが起き出し、池の中をスイスイ泳いだり、交尾したり、庭をペタペタ歩いたりするのだ。その数、約10匹。1週間ほどでそのカエルたちはみないなくなる。もっと大きな水辺を探して旅立ってしまうのかは謎だが、とにかく突然カエルたちは消える。


とてもつらい1週間であった。だってそのカエル、アマガエルではなくて、体長が10センチ以上ある茶色いカエルなのだ。初めて見た時に図書館に行って生物図鑑で調べたら、「アズマヒキガエル」という種類だということがわかった。アマガエルでさえダメな私が、1年に1週間とはいえ、カエルと同じ敷地で暮らさないといけないのだ。池は、玄関の脇、リビングの履き出し窓のすぐ前にあったので、毎日家の玄関を出るたびに、ペタペタ歩いているカエルを踏まないように気をつけ、リビングからうっかり窓の外を見ないように注意した。その家には約3年住んだが、毎年3月になると律儀にカエルは出てきた。カエルは大嫌いだが、生き物の習性には感動さえした。


フェンスを歩くうめこ今日死んでいたカエル、半分潰れていたのだけれど、どう見ても車に轢かれたり人間に踏まれた感じではない。少し弾力がなくなっているが、ぱっと見には生きているかのようなのだ。よく考えると、原型をとどめたまま息絶えさせるのはよくある猫のやり方ではないか。もしや、これもキミの仕業なのかぁぁぁぁ。


2006.12.10

猫の飼い主たるもの・・・

昨日のゴルフコンペの前夜、なぜ2時間しか眠れなかったのか説明します。すごく長いです。すみません。いえね、他の人にとってはたいしたことない話なのかもしれませんが、私にとっては壮絶な夜~朝だったのですよ。


金曜日の夜、コンペに備えて早めに寝ようと、8時半頃バスルームでコンタクトを取ったりしていた。ドアの隙間から、それまで外で遊んでいたはずのうめこが廊下を歩く姿がちらりと見えたので、「うめちゃん、おかえりー」と満面の笑みでドアを開けると、ベッドルームの入り口付近でお座りするうめこと、その前に何か黒い小さな物体が。「ぎゃあーーーー!(私の叫び声)」 コンタクトを外した私には何かは確認できないが、うめこが捕ってきた小動物に違いない。頭を抱えてリビングルームをウロウロし、叫ぶ私。ベッドルームからはバタバタと走り回るうめこの足音と何かの生き物の「チチ」という鳴き声が聞こえる。とりあえずうめこはベッドルームから閉め出し、小動物はベッドルームに放置。どこにいるかは不明。半泣きで友人に電話し、助けを請う。


まもなく到着した友人夫婦と共に、ベッドルームを探索するが、それらしき黒い物体は見付からない。鳴き声も聞こえない。考えられるのは、①私の狂言、②うめこが食べた、③隙をついてベッドルームから脱出した小動物をあんこが食べた、この3つだけ。いやいや、まさかね。


結局いくら探しても黒い物体は見付からず、友人夫婦は帰っていった(本当に悪かったねぇ)。私の錯覚&幻聴であったなら、それはそれでいいのだ。落ち着かない気持ちではあったが、ゴルフの練習で疲れていたため、11時半には眠りについた。


その後、うめこが起きている気配で1時半頃目が覚めた。普段うめこは私が寝ている間、時々水を飲んだりトイレに行ったりする以外は、朝までずーっと私の布団の上で寝ているのだ。それが何やら、獲物を見つけた時のように、ベッドサイドのチェストの上でじーっと座って、チェストと壁の隙間を上から覗いている。あああぁぁぁ、やっぱり黒い物体はこの部屋にまだいたのだ。それもまだ生きているらしい。時々バタバタと走り回るうめこ。ぎゅっと目をつぶり、布団を頭の上までかぶり、じっとして時間が過ぎるのを待つ。そしてまったく眠れないまま、たまこに薬をあげる4時半になってしまった。怖々と目を開けると、部屋の隅に黒い物体が。「ぎゃあーーーー!」


そばにたたずんでいるうめこを抱え、ベッドルームを脱出。どうするものかと思案する。うめこが横にいたのにその物体は動かなかったので、たぶんもう死んでしまったようだ。そうだ!この前みたいにとりあえずバケツをかぶせておこう。勇気を出して薄目で物体に近付き、バケツをかぶせたようとしたら、なんとその物体、走ってベッドの下に逃げていったのだ。「ぎゃあーーーー!」


いったんベッドルームを出て、もう1度策を練る。窓を開けておけば、いつか外に逃げるかもしれない。そーっとベッドルームに入り、履き出し窓を全開する。仕方ないので私はソファでもう少し寝ることにした。ほぼ徹夜で働いていた(?)うめこは疲れたらしく、ソファの背もたれの上でぐっすり寝ていたが、私は結局その後も一睡もできなかった。


明るくなったので、コンタクトをつけて、ベッドルームに様子を見に行く。どうか、何もいませんように・・・。一番怪しいベッドの下を覗いたら、ちっちゃい耳に細長いしっぽをもった黒い小動物の後ろ姿が。なんだかミッキーマウスを思い出してしまった。最初は鳥の雛だと思っていたが、どう見てもネズミだ。勇気を出して長いモップの先でつついてみたが、まったく動かない。今度こそ死んでしまったのか。昨日来てくれた友人を呼びたいが、土曜日の朝っぱらからそんなことで叩き起こすのはさすがに気がひける。しかし私は今日はコンペなのだ。もうすぐ家を出ないといけないのだ。ベッドルームにはうめこのトイレや水飲み場があり、扉を閉めておくわけにはいかない。しかし開けておけば、あんこが勝手に入ってネズミの死体を食べてしまうに違いない。


私には選択肢はない。そう、自分で何とかするしかないのだ。犬のウンチを袋で取る要領で、ビニール袋を持ち、ねずみの死体のある辺りに手を伸ばす。怖いので目をつぶったままだ。袋越しにネズミに手が触れた瞬間、「チチ」と鳴き声が。「ぎゃあーーーー!」 まだ生きていたのか。しかし瀕死の状態で動くことはできないようだ。袋越しに感じるネズミの体の温かさや柔らかさに、今度は涙がこぼれてくる。怖いけど、かわいそうでたまらない。なんとか袋にネズミを入れ、犬の散歩ついでにいつもの公園に持って行く。もうどうすることもできない。公園のずっと奥の雑木林の中にネズミを入れたビニールを置き、手を合わせる。まだ生きているから埋めてあげられないけど、このままだと、他の野生動物に襲われちゃうのかな。


うめこが捕獲してすぐ私がネズミを逃がしてあげたら、もしかすると助かったかもしれない。猫は獲物を捕まえても、すぐ殺したりはしないのだから。嬉しくないけど、猫を飼っている以上、獲物を捕って飼い主にお土産として持ち帰ってくるのは仕方がない。うめこも以前、鳥の雛を捕ってきたことがある。そんな時に、すでに獲物が死んでいたら、「ごめんね」と言ってどこかに埋めてあげたり、まだ生きていたら、急いで逃がしてあげることができなければ、猫の飼い主としては失格ではないか。私はダメ飼い主です。今までネズミとか鳥みたいな小動物が怖いからダメだと思っていたのだけれど、怖いのではなくて、かわいそうな姿を見るのがすごく嫌なのだ。生きているのはOKだけど、怪我をして死にそうな状態のものとか、死体はダメ。


あれ以来、うめこがフラップドアをくぐって外から帰ってくるたびに、何かくわえているのではないかとドキドキする。うめこ、もうお土産はいらないからね。せめてトムがいる時にしてね。


うめこアップ


「お土産、喜んでもらえたかしら?」
2006.12.09

第2回爆裂蟹コンペ@Encinitas Ranch

澄み渡る Encinitas の青空の下、第2回爆裂蟹コンペが行われた。長袖1枚で暑くも寒くもない今日のような日を、まさにゴルフ日和というだろう。私はもっと暑いほうが好きだけど。


万全の体調で今日を迎えるはずだったが、昨夜は残念ながら2時間しか寝られなかった(その事情は後日書きます)。


今日は12名3パーティー。私は2組目で、同伴プレーヤーは最近よくくじで一緒になるHさん、Manちゃん、Nちゃん。後続組が見守るなかでの1番ホールのティーショットは毎回緊張する。今日も50ヤードくらいのチョロ。しかし、その後はドライバー、苦手なウッドもよく飛んでくれた。ここぞという時のアイアンのダフリもあったが、総じてショットはまあまあ。しかし寄せとパットが本当に悪かった。こればかりはここのところの練習の成果が出なかったが、気にしない、気にしない。数ヶ月集中的に練習してきたドライバーは確実に飛距離が伸びているし、ウッドもよく球が上がるようになった。グリーン周りだって、すぐには結果が出なくても、練習を続けていればいつかいいこともあるさ。


Manちゃんの成長ぶりには目を見張るものがあった。妻のA子ちゃんの助言が効いているそうな。まっすぐ距離の出る素晴らしいショットを見ているだけで、私も気持ち良かった。Hさんは我慢のゴルフという感じではあったが、終わってみると手堅くスコアはまとまっていた。さすが真の実力者。Nちゃんはグリーン周りが堅実で、パットが入らない私はとても羨ましかった。


今日は、12人中、なんと3人が自己ベストを更新した。若手の蟹ちゃんたちの成長ぶりが頼もしい。回を重ねるごとに、みんなのゴルフナッツぶりが増している。他の人たちも高スコア続出で、今日の自分のスコアに満足していないのは、私を含む、ビリから3人だけ(笑)のような気がする。


そんななか、ネットスコア63で優勝したのは、「ついにキターーーーーーーーーーッ!」Fさんである。自己ベストの89をマーク、誰もが待ち望んでいたFさんの優勝だ。そして今日も安定した実力を発揮しグロス86を出した、妻のKさんとともにカップル優勝もゲット。もってけドロボーって感じですね。


第2回爆裂蟹 集合写真

爆裂蟹の前身、爆裂からの現存メンバーの中で、優勝していないのは、私だけになってしまった。次回はなんとか優勝争いに加わって、さらにコンペを盛り上げたいものだ。うーん、楽しい1日だったなぁ。初めての幹事も楽しかったので、今度は自分が優勝して、また幹事をやってみたいな。
2006.12.08

練習場のはしご

明日は第2回爆裂蟹ゴルフコンペである。このコンペ、前回の優勝者が幹事をすることになっているのだが、当事者のトムは日本に出張中で不在、トムに代わって妻の私が今回の幹事をする。ここのところ、そちらのほうで頭がいっぱいで、あまりゴルフの練習をする気が起きなかった。先週末もラウンドしていない。明日の準備も整ったことだし、今日は気合を入れてひたすら練習することにした。


いつものデルマーの練習場に行くついで、明日の開催コースである Encinitas Ranch に足を伸ばす。予約の確認がてら、パットの練習をするためだ。久しぶりに行ったこのコース、駐車場脇に作られたプレハブがプロショップやカフェになっていた。元の建物はなにやら工事中。改装するのかな。Encinitas Ranch は広くてOBが少なくて、良いスコアが出やすいと言われているにもかかわらず、私はここのグリーンが苦手なせいで、いつもスコアがまとまらない。駐車場の近くの18番ホールをふと見ると、ラフが短くて、むしろ芝が枯れている部分がけっこう多い。このぶんだと、フェアウェイを多少外してラフに入っても問題はなさそうだ。


数十分パットの練習をした後(すぐ飽きた)、デルマーの練習場に戻る。ここではいつもより少なめの75球。ドライバーなど長めのクラブを練習。金曜日は他の平日に比べると断然混んでいる。今日の私のように、週末にラウンドを控えた人たちが早々と仕事を引き上げ、練習にやってくるからであろう。球が少し右に出ることが多かったが、概ね好調。大事なところで右に行かなければいいのだけれど。


その後、今日のメインであるショートゲームの練習をするために、Doubletree に向かった。以前にも書いたが、ここは5ドルで、ショートゲームの練習施設を使い放題。端のほうには100ヤードほどの距離を芝から打てる打席も4つあるのだ。もちろん打ち放題。8番以下のアイアン、特にSWのハーフスイングで中途半端な距離を打つ練習をする。チッピングには少し長い30~50ヤードくらいの距離を打つ機会はとても多いのだ。その後、チッピング、パッティング、と5ドルでは足りないほどたっぷり練習をして帰路についた。


予定どおりきっちり練習をして大満足。とっても清々しい。なんだか明日の結果はどうでもよくなってきたぞー(ホントか?)。


2006.12.07

右回転の寝返り

Mヨさんのうちに招待されて、生後約5ヶ月のMちゃん(♀)を見に行った。Mちゃんと会うのは今日でたしか3度目だが、会うたびに大きくなっていてびっくりする。前回会った時は、まだ首がきちんと据わっていなかったのに、今日はもう完全に据わっていて、髪もずいぶん伸びていた。


右回転の寝返りができるようになったということで、お披露目。床に敷いたバスタオルの上に仰向けに寝かせると、みんなの期待どおりにちゃんと寝返りをうってくれた。褒めてあげると機嫌も良さそう。寝返りをうってうつぶせになると、そこからさらに寝返りをうって仰向けには戻れないこと、左回転の寝返りはまだ出来ないことは不思議だが、きっとあっという間に覚えるのであろう。


Mヨさんのお宅に行ったのは初めてだが、なんと感動のゴルフ場ビュー。青々したフェアウェイや紅葉した木々も見えてとても素敵。私がこの家に住んだら、毎日ゴルフ場をぼーっと見て過ごしてしまいそうだ。


Mちゃんに手がかかって大変なのに、今日はランチやデザートまで手作りしてもてなしてくれたMヨさん、どうもありがとう。Mヨさんは、いかにも女の子のお母さんという感じの、優しくていつも笑顔を絶やさない可愛らしい女性。Mヨさんがお母さんで、Mちゃんは幸せだね。


Mヨさんから記念にこんなものをいただきました。


Hershey’s 表よく見ると、HERSHEY'Sの板チョコではないのです。もちろん中身はおなじみのチョコレートだけど。
HERSHEY'Sのロゴによく似た「HERE SHE IS」という文字の下にはMちゃんのフルネーム。



Hershey’s 裏そして普通なら成分表示などが書いてあるパッケージ裏面には、それを模した形で、Mちゃんの誕生日、体重、身長、ご両親の名前などが。「Contains 100% baby girl」なんて書いてあって、とても可愛い!


もったいなくて食べられないね。


2006.12.06

「対岸の彼女」 

対岸の彼女 角田光代の直木賞受賞作、「対岸の彼女」を読んだ。角田光代のインタビューは雑誌で読んだことがあるが、小説は初めて。まず、タイトルがいい、と思う。

すでにWOWOWでドラマ化されているらしい。主人公2人は財前直見と夏川結衣が演じている。かなりイメージ通りだ。


年齢と出身大学が一緒なだけで、性格も生活環境もまったく違う2人の女性が友情を育んでいく話だと認識していたが、私は感じたのはもっと大きな意味での「人との関わり方」。


未婚の女社長である葵の高校時代の話に、自分の思春期の頃の独特の友人関係や閉塞感を重ねて思い出したりもする。私は主人公の女性たちとまったく同世代なのだ。当時、葵の親友であったナナコという少女は、学校でいじめにあっても、「あたしなんにもこわくないの。そんなとこに私の大切なものはないの。」と言い切る。誰もがこのように生きたいはずなのに、特に学校という小さな世界でしか生きられない子供たちにはとても難しいこと。「ひとりでいるのが怖くなるようなたくさんの友達よりも、ひとりでいても怖くないと思わせてくれる何かと出会うことのほうがうんと大事」であることに、みな大人になったからといって気付くことができるのだろうか。結局多くの人が、大人になっても同じことを繰り返してしまうのだ。


「なぜ私たちは年齢を重ねるのか。生活に逃げ込んでドアを閉めるためじゃない、 また出会うためだ。出会うことを選ぶためだ。選んだ場所に自分の足で歩いていくためだ。」


2006.12.05

デブ犬の飼い主は・・・

今、ボランティア先にいる、お気に入りの犬たち。


Sinbaシンバという名の8歳のチワワ。強そうで賢そうでいい名前だね。8歳のおじいちゃんだけど、こういう小型犬は愛くるしくて、いつまでも子犬のよう。でもあくびをすると一気におじいちゃんっぽく見える。歯があまりないからね。日本で見るチワワって、3キロ前後の本当に小さい犬が多かったけれど、最近この施設にたくさんいたチワワやチワワMIXってけっこう大きい。5キロ近くあるような気がする。

Carbon ラブラドールのカーボンは10歳。立派なおじいちゃんだが、まだまだ元気いっぱいでお茶目な姿を見せてくれる。手術後でエリザベスカラーを付けているのだが、骨型のおやつを食べたくてたまらない。でもエリザベスが邪魔をして手でおやつを支えることができず、つるつる滑ってしまう。かわいそうなので、私がおやつを持ってかじらせてあげた。延々とかじっていたねー。




Lady と Marty こちらは今までもこれからも一緒に暮らす予定のレディーとマーティー。2匹とも8歳というオールドペアだ。特にプードルMIXのマーティーはもう目が見えないというのに、元気いっぱい。でもたまこみたいな咳をしていたから、心臓が悪いのかもしれないな。犬種の違うおばちゃん2匹組というところが、うちのあんこ&たまこを彷彿させて、親近感が湧く。こんなおばちゃんペア、もらってくれる人いるかなー。今までどんな2匹セットもちゃんともらわれていっているので、心配はしていないのだけど。


この施設にいる犬は、けっこう太っている犬が多い。今日の写真の犬たちもみな太りぎみだ。そんな犬たちにいつも私は語りかける。「キミの前の飼い主はやっぱり太っていたんだろうね~。」


家に帰ってふと見ると、目の前に太った犬がいる。あれ、キミもこんなに太っていたっけ?


デブ犬あんこ(前から)


←前から




デブ犬あんこ(後ろから)


←後ろから




デブ犬あんこ(横から)


←横から




前から、横から、後ろから、どこから見ても、以前よりデブになったあんこ。あぁ、よその犬のこと言えないねぇ。


2006.12.04

カセットテープはどこへ行く

先日CDを整理していたら、持っているはずなのにどこにも見当たらないというCDがいくつかあった。間違いなく持っているはずなのに。CDはほとんどアメリカに持ってきたはずのに。


記憶の糸を辿る。アマゾンで探してCDのジャケットを見たりしてみる。あれっ、本当に持ってたかな?このジャケット、あまり覚えていないなー。そこではっと気付いた。私が持っていたのはCDではなくて、CDから録音したカセットテープだ。昔はよくレンタルCD屋でCDを借りてテープに録音したものだ。しかし、さすがにカセットテープはアメリカには持って来ず、日本の倉庫に保管してもらっているのだ。


いまだに捨てずに取ってあるテープは、当然お気に入りのアルバムだ。しかしあまりに古くてアマゾンで探してももう売っていないものが多い。私は好きな音楽というのが昔から変わっていないので、どんなに古いアルバムでも今でも聴きたいものばかりなのだ。音楽の価値は永遠のはずなのに、どこからも入手できないなんて。


今や私も、お気に入りのアーティストのもの以外、CDという形で買うことは少なくなった。小さなファイルに変換されダウンロードされた音楽は、パソコンの中やmp3プレーヤーの中に入れられている。大きなLPレコードを買っていた時代には、こんなこと想像もできなかった。初めてCDを見た時でさえ、とても驚いたのに。


たとえ大事に保管してあるカセットテープに入った音楽を聴けたとしても、満足できる音質ではあるまい。なんとか蘇らせる方法はないのであろうか。あきらめるしかないの?


2006.12.03

夢と希望に満ちた場所

友人に、近くの大学の図書館に連れて行ってもらった。ここには日本語の本もけっこうたくさんあるらしいのだが、学生や職員など関係者でないと、本を借りることはできないのだ(入るだけならOK)。


若者と紅葉アメリカに来てすぐ、ここのESLに少しだけ通ったことがあるので、大学構内に入るのは初めてではない。普段車で構内を通り抜けることもたまにはある。そんな時、いつも感じるのは、すれ違う学生たちのフレッシュさだ。アメリカの学生は学業に忙しく、経済的に余裕がある人ばかりではないので、履き古したジーパンに学校のロゴ入りのフード付きのスエット、重そうなリュックが彼らの定番スタイルだ。しかし、友人たちとおしゃべりに興じる姿にも、図書館で黙々と勉強する姿にも、夢と希望があふれていて、彼らを見ているだけで自分も若返った気分になる。もちろん若者特有の悩みもそれぞれあったりするのだろうが、そんな青い気持ちさえうらやましかったりして。


初めて足を踏み入れた、この立派な図書館の日本コーナー。思った以上にたくさんの本が並んでいる。純文学の全集などが充実しているのはもちろんのこと、最近のベストセラーもけっこうある。久しぶりにたくさんの本を見て、つい興奮。1ヶ月という貸し出し期間を考慮して、なんとか5冊に抑えた。いつか日本に帰国したら、歩いて図書館に行ける所に住みたいなー。


図書館の本

借りてきた本。カバーや帯は最初からすべて外してある。なんと合理的な。私はあまり難しい本は読みません。軽く読める小説やエッセーばかり。




アクアパッツァ
今日の夕飯。もちろん私にはこんなしゃれた料理は作れません。友人宅にて。鯛の料理はアクアパッツァというのだそう。写真にはないけど、そのソースをパスタに絡めたものもとても美味。ごちそうさまでした。


2006.12.02

薬の難しさ

先日、たまこが毎日飲んでいる薬をもらいに動物病院に行った。毎回薬は約1ヶ月分購入しているのだが、たまこの場合、薬を買うだけなら獣医に診てもらう必要はなく、その日のうちに用意してもらえる。先日は受付で待っている時に、たまたま担当の獣医が通りかかったので、「咳がひどくてこのままだとたまこは咳で死んでしまいそうだ」と話したら、新しく咳止めの薬を処方してくれた。それは、「Tussigon」という名前の薬で、説明書きには、「1日2、3回必要に応じて与える。副作用として、眠気、吐き気、便秘がありうる」とあった。


早速たまこに飲ませたら、たしかに咳はかなり治まった。1日中ゴホゴホしていたことを考えたら嘘のようだ。しかし、咳はしていないのに、明らかに薬を飲んでいない時と比べると元気がない。目がうつろで、反応が鈍いのだ。食欲もうんと落ちた。トムによると、これは、麻薬の成分が入っているかなり強い薬であるらしい。あまり長期にわたって服用するのも良くないようだ。


どんな良薬にも多少の副作用というものは付き物だが、咳を治めるためだけにこれだけ体の状態が悪くなるのはなんとも微妙なところだ。たまこにとっては、どっちが楽なのだろう。なかなかたまこの気持ちを汲み取ってやることができない。


以前はとてもフォトジェニックだったたまこだが、最近はなかなか可愛い写真が撮れなくなった。痩せたし毛も抜けたし白髪も増えたから、仕方ないね。代わりにピチピチギャルのうめこの写真を。


羽布団におぼれるうめこ寒くなってきたので、重い腰を上げてやっと羽根布団を出した。ふと気付くと、外に遊びに行っているはずのうめこが、布団の真ん中にすっぽり埋もれている。さすが、こういう快適な場所を見つけるのは早いねぇ。