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2007.04.25

ご近所通

アメリカの郵便配達の人は、車で移動し、ブロックごとに車を停めて、そこから1軒1軒歩いて郵便物を配達する。歩く時は大きなショルダーバッグを提げている。1日に歩く距離は相当なものだ。郵便配達の人で太った人など見たことがない。サンディエゴは1年中天候がいいのでまだマシだろうが、地域によっては、寒かったり暑かったり雨が降ったり、かなり大変な仕事だと思う。


私は郵便配達のおじさんとすっかり顔見知りだ。家から遠い所で、お互い車ですれ違っても、手を振り合う間柄。私がアメリカに来て、この3年間で、1度配達の人が替わったが、以前の担当の人も今の人も、同じく仲良くしている。


それには理由がある。私が犬の散歩に行く時間と、うちの近所に郵便配達のおじさんがやってくる時間帯がほぼ同じなので、ほぼ毎日のようにどこかで顔を合わせるのだ。日本から届く、サインが必要な荷物がある時も、「後で荷物を玄関に置いておくから、今サインだけちょうだい」と犬の散歩の途中で声を掛けてくれたりする。おじさんは、私の住所と顔を完全に一致させているのだ。


アメリカで生活していると、多くの人が、「出掛ける=車に乗る」なので、犬を飼っている人や小さな子供を近所の公園で遊ばせる人以外は、家の近所を歩くということはないだろう。私は犬の散歩とランニングのおかげで、名前は知らないけどしょっちゅう会って挨拶を交わす人が、近所にたくさんいる。この辺りでは数少ないアジア人と柴犬との組み合わせは、かなり目をひくのだろうね。私も、うちを中心としたかなり広い範囲での、犬と飼い主の組み合わせをほぼ把握している。こんなこと、何の役にも立たないけど、自分がこの場所で生活しているんだという実感がある。


毎日当たり前のように、たくさんの人と挨拶を交わしていたけれど、ふとそんなことに気付いて、「あぁ、犬を飼っていて良かったなー」とあらためて思ったのでした。