2007.07.24

犬連れホームレス

昨日ボランティア先に行く途中、高速道路を下りてすぐの交差点に、ホームレスの人が立っていた。交通量の多い高速道路の出口や、ショッピングモールの入口の交差点に、「I'm hungry」とか「Disable Veteran」などと書かれたダンボール板を持って、物乞いをするホームレスの姿はそう珍しくはない。私は毎回というわけではないが、時々小銭(1ドル~2ドル)を渡す。アメリカ人はけっこうお金を渡す人が多いので、半日立っているだけで、1日食べられるくらいのお金は集まるだろう。


昨日見た人は、なんと犬を連れていた。自分の自転車に、子供や荷物を乗せて引っ張ることができる小型車をつけて、その中に犬は座っていた。そしてこれ見よがしに、犬にトリートを与える。ホームレスが犬を連れているのは、寂しくて連れが欲しいからというのもあるだろうが、どちらかというと、犬の効果でより同情を得ることができるからだと思う。客引きみたいなものだ。飼い主がまともにごはんを食べられる状態でないのに、犬はちゃんとえさを食べているのだろうか。もちろん予防注射もしていないだろうし、具合が悪くても病院に連れて行ってもらえるはずはない。迷った末に、その人に5ドル渡してしまった。「犬にごはんを食べさせてね。」と言ったけど、私の願いは聞き入れてもらえたであろうか。


私がボランティアしている施設では、neglect home(きちんと世話をしない飼い主)から、犬を強制的に引き取ったりもしている。近所の通報によるものが多いと思うのだけど、今日見たようなホームレスの人の犬を引き取ったりはしないのだろうか。今度聞いてみよう。昨日はずっとこの犬のことが頭を離れなかった。素朴で可愛らしい、小さめの中型犬だった。


Kolaアラスカンマラニュート(たぶんMiX)のコラは1歳の女の子。人懐っこいし、若いわりには落ち着いているのだけど、この犬が飼い主に手放された理由は、「Destructive」。こんなにかわいいのに破壊王なのだ。庭のスプリンクラーを全部かじって壊すなど、飼い主がコラのために払った様々な修繕費は$4000!飼い主の気持ちもちょっぴりわかるような・・・。普通ならすぐもらわれそうなのに、3週間もこの施設にいるのも、破壊王だと聞いてみな躊躇してしまうのかもしれない。それ以外はまったく問題ないのになー。うちは何を壊されてもいいわーなんて言ってくれる、心の広い人がいつか現れるのを待ちましょ。