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2008.01.21

初めてのガレージセール

水曜日に歯医者に行き、ブログを更新した後も熱は下がらず、結局土曜日の朝まで寝たきりだった。そんなわけでずいぶん長い間、このブログも放置してしまった。4日間、38度台後半の高熱が続いた。子供の頃は、熱が出たら、母親が会社を休んで看病してくれたけど、大人になった今は、どんなに体がつらくても、なかなか付きっきりの看病なんて望めない。金曜日の午後、あまりのつらさにベッドの中で涙を流しながらそんなことを考えた。

土曜日の朝にやっと熱が37度前半まで下がり、なんとか普通の生活ができるようになった。そして日曜日の午前中にはガレージセールを開催した。

1週間前くらいから Craigslist にてガレージセールの告知をし、前日には大通りから家までの3ヶ所に看板を出した。朝暗いうちに起きて、ガレージの前に品物を並べる。いざ並べてみると、それほど物がなくてなんだか寂しい感じ。他に売るものはないかと家の中を探し回った。スタート時間(8時)の15分くらい前に、ピックアップトラックに乗ったやる気満々なおじさんが早速登場。「孫が9人もいてね、」などと話すおじさんは、ずいぶん色々な物を引き取ってくれた。家族愛に心打たれたトムはずいぶんおまけしてあげたようだ。結局8時過ぎくらいまでの間にけっこうな数の人が訪れ、半分くらいのものは売れてしまった。その後客足はめっきり遠のき、あづ。さんご夫婦が、手伝い&差し入れにやって来てくれた時には、開店休業状態。そして終了時間の11時頃にまた数人の人たちがやって来たのだが、12時にフットボールの試合が始まったので、外に残った品物は放置し、そのままテレビ観戦。チャージャーズのスーパーボウル出場がかかった大事な試合だったので、サンディエゴの人はみなフットボールを観ているのかと思いきや、意外とぽつりぽつりとお客さんがやって来る。そしてその数少ないお客さんが順調に残っているものを買っていってくれるのだ。なかなか売れなかったゴルフのスタンドバッグ+古い男性用アイアンセットは、早い時間に1度やって来た夫婦のダンナさんだけがまたやってきて、買ってくれた。奥さんが一緒の時には買ってもらえなかったから、今度はひとりで来たと言う。最後まで残っていた外用の椅子2客も、朝1度やってきたご夫婦が犬の散歩がてら再びやって来た時に買ってくれた。トムが抱き合わせ販売を上手にやってくれたので、最終的に売れ残ったものは、ほんの一部の小物だけ。物をなくすのが第一の目的だったのでかなり安く売ったけれど、結局売り上げ額の合計は209ドル。何より嬉しいのは、みなにとても喜んでもらえたこと。物入れやガレージに眠っていた物が、誰かに喜んで使ってもらえる。お互いにハッピーだし、「物」にとっても幸せなことだ。

トムは普段、こうやって仕事関係以外の人と話す機会が少ないせいか、色々な人と話せてとても楽しかったと言っている。またやりたいって言うけど、残念ながらもう売るものがないよ。売り上げた209ドルはもったいなくて使えないと思ってしまう私たち。たぶんそれほど裕福でない人たちが使ってくれた大事なお金だから。

意外と人気があった品物は、男性物のブランドハンカチ。箱に入ったままの頂き物がたくさんあったので売りに出してみたら(トムはアメリカでは全然ハンカチを持ち歩かない)、あっという間に全部売れた。もう1つ学んだことは、ガレージセールの勝負は、告知している開催時間の前後だということ。品揃えがいい早い時間にやってくる人と、投げ売りが始める終了時間以降にやってくる人との二極化が印象的であった。