2013.06.23

第30回富里スイカロードレース大会

朝4時に起きて、サッカー観て、トムに東京駅まで送ってもらって、直行バスで富里に向かった。直行バスは大盛況。17号車まであったかな。

1時間20分ほどで到着。受け付けを済ませた後は、まだ空いている更衣室で着替え、日焼け止めを念入りに塗り、荷物をまとめて手荷物預かり所に預けた(100円)。10分ほど並んでトイレを済ませ、そそくさと開会式の会場に向かった。

fc2blog_20130625153705327.jpgだって、カイくんを見たいんだもん。

カイくんは今年もイヤイヤの大暴れ。こういうところは本当に日本犬らしい。色々な撮影もけっこう大変なんだろうなー。応援団長なので、ちゃんと参加賞のピンクのスイカTシャツを着ていましたよ。


10キロ40歳以上の部のスタートは一番遅い10:40。暇なので、ずっと5キロの部の応援をしていた。みんなが頑張っている姿を見るのは本当に楽しいし、励みになる。

やっとスタートの時間が近付いてきたので、もう1度トイレに行って、スタートエリアに向かった。天気は日差しが出たり曇ったり。湿度が高くて蒸し暑いー。

流れに乗ってスタートしたけど、混雑もあってペースが遅かったので、人をかき分けつつ、ペースを上げていった。しばらくすると前方に見覚えのある阿部ちゃんのユニフォーム姿の男性が!「阿部さん、青梅マラソンも走っていらっしゃいませんでしたか?私もジャイアンツのユニフォームを着てたんですけど…。」と声を掛けたら、「あぁ、寺内さん?」と覚えていて下さった。今回も後半で抜かして、先にゴールさせていただきました。

熱中症予防のために、7ヶ所ほどある給水は全部取った。スポーツドリンクはなく水だけなので、ちょっとつらい。私は常温の水を飲むのがとーっても苦手。コップ1杯一気に飲むと吐き気がする。どんなに喉が乾いていても常温の水は受け付けないので、毎回ほんの一口だけなんとか飲んだ。

6キロ手前の給水所で「頑張ってー。tomoちゃんも頑張ってー!」という声が突然耳に飛び込んできた。元同僚のMキちゃんだ!今年もきっと給水ボランティアをしているだろうと思い、毎回給水所でMキちゃんの姿を探していたのだけど、Mキちゃんは前屈みになってスポンジを水に浸す仕事をしていたので、私は見逃していたのだ。Mキちゃん、すごい。あんなに忙しく働きながら、毎年私を見つけてくれる。来年も走ろうとこの時思った。

私は速いペースで走ると、どんどん体温が上がって顔が真っ赤になってくる。汗をかいてもかいても、もう体温を下げられなくなり、体が爆発しそうになる。今回もある程度からペースを上げるとその症状が出始めたので、それ以上ペースは上げないようにした。脚は元気なんだけどね、倒れると周りの人たちに迷惑をかけるから。夏はキロ5分を切るペースでは走れないなー。これって、暑い時にも無理してペースを上げて走って心肺能力を鍛えたら、少しは改善されるのだろうか。

自己ベストは狙っていないけど、常にその時のベストを尽くしたいので、コース上の給スイカ所は今年もパスした。その後の激坂を上り切った時に、めまいがして脚が一瞬動かなくなったけど、10秒ほどで回復。ラスト1キロの大声援になんとか応えながら、最後は全力疾走でゴールまで走り切った。ゴールまで500メートルの所で、私の目を見て「あと少し、頑張れ!」と声を掛けてくれた若いお兄ちゃんのおかげで、ラストスパートできました。ありがとう。

スイカロードレース自己ベストより5分以上遅いけど、ファンランの人が多い大会なので、意外と順位は良かったです。



ネットタイム 52:18
40歳以上女子の部 107位/1611人

ラップ 5:25/5:09/5:15/5:10/5:19/5:15/5:17/5:07/5:08/5:13
2013.06.22

明日のウェア

明日は富里スイカロードレースです。10キロの部を走ります。この大会は人気があって、倍率は2倍くらいなのだけど、3年連続当選です。トムも当選したのですが、エントリー直後に出張が入ったので入金はせず。それが最近になって出張はなくなったとのこと。応援に来てくれるのかと思いきや、来てくれないというので、今年はひとりで行ってきます。東京駅からの直行バスを申し込んでいるから、往復の足は心配ないし。

今年も、お父さん犬のカイくんが応援団長として来てくれるらしいので、それが一番の楽しみです。

fc2blog_20130622093503e46.jpgウェアはシンプルにこんな感じ。たぶんサンバイザーもかぶらないと思う。色は派手だけど、このレースはスイカ関連の仮装の人が多いし、女性ランナーが多くて華やかなので、まったく目立たないでしょう。

普段着じゃ、ピンクと黄色の組み合わせなんて考えられないけど、女性のランウェアとしては「あり」なのですよー。こういうの、やっと慣れてきました。


しまなみウルトラから3週間経ち、体はすっかり回復して、自覚しているダメージはまったくないけれど、体の奥深くに疲れが残っているかもしれないので、自己ベストは狙わず気持ち良くペース走をする予定です。暑そうだしね。
2013.06.20

キャリーバッグ

今まで2~3泊の国内旅行の時には、軽いボストンバッグを使っていた。荷物が少なめの時には軽いし、使わない時な畳んで保管できるし、メリットもある。

でもね、やっぱり移動時には重いのだよ。結局、トムのキャリーバッグの上に載せて運んでもらう始末。やっぱりキャリーバッグも必要だなと思い、久しぶりにスーツケースを買うことにした。

ちなみにみなさんは、家族旅行の時、どういう感じで荷作りしますか?うちは、それぞれの持ち物をそれぞれのスーツケースに入れ、それぞれで持ちます。2人で大きいスーツケース1個という荷作りはしません。

最初は何の迷いもなく、リモアのサルサを買うつもりでいた。うちにはあと2つリモアのサルサがあって、とても気に入っているのだ。10年くらい前に買ったものだけど、使用頻度があまり高くないのでまだまだ現役(トムの出張時には、ガーメント機能付きのソフトキャリーをたいてい使う)。ただ、最近みーんなサルサ持ってるよね。サルサの良さはよくわかるけど、他にいいのはないのかしらー。

見つけたよっ!そのうえ安い。サルサの4分の1以下の値段だよ。

fc2blog_20130613154129cb7.jpg大好きな無印良品にいいのがありました。機内持ち込みギリギリの大きさで、重量もサルサと同じ、キャリーバーの高さは無段階調整できる。キャスターの動きもスムーズだし、表面の質感(ザラザラしている)も気に入った。色も選べたけど、散々迷った末、白に限りなく近いグレーにした。白いスーツケースってシンプルだけど、なんだかポップで可愛いのだ。


fc2blog_201306201449380c0.jpg創作意欲が湧いてきて、ステッカーでカスタマイズ。上と反対側にもチョロっと貼ってあります。帰宅後、変身後のキャリーバッグを見たトムがたまげてました。
2013.06.15

たまちゃんのおねだり

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最近のたまちゃんです。

昼間はずーっと寝てますが、私たちがお風呂に入る支度を始めると寝床から出て来て、リビングのドアのガラスのスリットから、バスルームのほうを覗き込み、にゃーにゃー鳴きます。お風呂から出ても同じ場所でにゃーにゃー鳴いていて、その後いよいよキャットダンサーによるびょんびょん遊びが始まります。にゃーにゃー鳴くのは、遊んでくださいというおねだりのようです。昼に遊んであげようと思っても全然乗ってこないくせに、夜寝る前のひとときになると、俄然張り切るたまちゃんです。

たまちゃんは私たちが椅子やソファに座っている時は普通にのびのびしていますが、立ち上がった途端に腰が低くなり、テーブルの下などに隠れます。慣れてきたといえば慣れてきたけど、まだまだ家の中でもビビリです。

ここのところ、消防設備の点検やアフターサービス関係で、見知らぬおじさまが出入りすることがあったのですが、たまちゃんはベッドの中で身を低くして固まっていました。そんな時は顔をベッドに押し付け、ひたすら気配を消します。そのおかげで、ずっと近くにいたおじさまがたまちゃんの存在に気付いたのは、そこを立ち去る直前。「あぁ、びっくりした〜!」と大きな声を上げたので、たまちゃんはますます怖がりました。おじさまたちが帰った後、まずベッドから顔だけ出して周りを確認し、その後腰を低くしたまま、部屋中をチェックしていました。たまちゃんが人馴れするには時間がかかりそうです。

最近昼間は、トムの枕で寝るのがブームです。私の5ドルの薄い枕より(好きで使ってるのよ!)、トムのテンピュールの高級枕のほうがお好みのようです。急に近付くと逃げるので、優しく声を掛けながらそっとベッドに座り、たまちゃんの頭を撫でながらゆっくりと自分もベッドに横になると、一緒にお昼寝ができます。たまちゃんを撫でながら私も横でウトウトする、夢のようなひとときです。寒くなったら、夜に掛布団の上で寝てくれるかな〜。
2013.06.10

猫の写真展

fc2blog_2013061212393275e.jpg日本橋三越で開催されていた、岩合光昭さんの写真展に行ってきた。

土曜日にトムと行ったら、ものすごい人で、全然写真をゆっくり見られず。なので、最終日の月曜日に再チャレンジ。三越カードを持っているので、入場料は無料です。

このブログのページの右側のお気に入りバーにもあるとおり、私は昔から岩合さんの動物写真が大好き。正直、誰が撮っても猫が可愛いんだから、猫写真が好きに決まってるのだけど、やっぱり岩合さんの写真は何かが違う。

今回は世界のあちこちで暮らす猫がテーマです。猫というものは、世界のどこの猫も似たようなものです。うめこによく似たほぼ白地にちっちゃいブチの猫が、世界中にいました。トムは、うめこに似た猫の写真を見て、涙が出たと言っていました。

私もたくさんの猫の写真をそういうふうにしか見られなかった。いつのまにか、うめこに似ている猫を探してしまう。岩合さんは私と猫の好みが似ているのかもしれない。うめことたまちゃんにそっくりな猫、何匹もいたよ。

それにしても、岩合さん人気はすごい!平日の午前中でも結局大混雑だったし、ほとんどの人が写真集やポストカードを買っていた。便乗猫グッズ売場も大混雑だった。
2013.06.07

しまなみウルトラ 雑感

完走レポートで書き忘れたこと、感じたことなど、箇条書きで書きます。

今回は足の爪が全部で5本死んだ。もう1枚剥がれたけれど、今回は初めて親指の爪が剥がれる予定。もうこれは靴のせいとか走り方のせいとかではなく、私の足の指の形と癖(指を丸めてしまう)だと思う。爪はいつもダメになるけれど、マメができたことは一度もない。ちなみにトムはいつもシューズをいい加減に履くのに、爪も無事、マメもできない。うらやましい。

腿裏(膝の裏のすぐ上からお尻まで)の筋肉痛が一番ひどかったが、とくに右脚が痛かった。シューズの裏を見ると、明らかに右のほうがソールの減りが激しい。体が右側に傾いている証拠です。整体でも言われてます。筋肉痛は翌日はひどかったけど、3日後には走れるほどまで回復した。

ロングタイツを履かず、テーピングで対応。やはりテーピングのほうがピンポイントで効果があるようで、膝も平気、腸脛も平気。正直ここまでとは思っていなかった。2か月ちょっと前に痛めたアキレス腱も、10キロくらいで違和感があったけど、それ以降その存在を忘れるほど。今回の完走のご褒美は、テーピングのようにネバネバするものを切っても切れ味が変わらない、ネバノンというはさみと、テーピングを貼る前に塗る保護ジェル(今回あちこちかぶれちゃったので)。どちらもテーピングの会社、ニューハレで扱ってます。

雨が降りそうなので、インナーにはファイントラックを着るとブログに書いていたけれど、実際は暑さのほうが心配だったので、クラフトのスーパーメッシュを着た。これは吸水性がとてもいい素材で、着たほうが涼しいという謳い文句。実際、野球のユニフォームの下で汗をしっかり吸い取ってくれ、汗かきの私も不快感がなかった。

ゲイターは、CEPのカーフガード。実はこれがちょっと心配だった。1度しか履いて走っていなかったので。C3Fitのパフォーマンスゲイターと比べると厚地であまり伸びない生地。履いてすぐには着圧をあまり感じないけど、じわじわ効いてくる感じ。これのおかげかどうか確信はないけれど、ふくらはぎの攣りはまったくなかったし、筋肉痛もあまりなかった。

雨が降るということで、ビニールポンチョと100均のレインコートを用意していたけれど、ビニールポンチョでちょうど良かった。この季節だとゆっくり走って雨に打たれていても暑い。レインコートや撥水ジャケットを着ていたら、汗だくになってかえってつらかったと思う。腕が濡れるのは全然気にならなかった。

トムのガーミン910XTはすごく良かったようだ。あんなギリギリゴールでも電池はもったし、後半になるとペース感覚がわからなくなってくるので、ペースを数字で確認できるのは貴重。私のガーミンは電池が8時間しかもたないモデルなので、今回は普通のランニングウォッチを使った。

今回ウエストバッグを使わなかったのだけど、問題なかった。防水スキンフィルムを装着したiPhoneは、腰の後ろのジッパー付きポケットに入れ、2つのサイドポケットに補給食などを入れた。ウエストバッグがないと擦れる心配もないし、何より涼しい。防水スキンフィルムは大雨で濡れても問題なしでした。使い捨てと言いつつ、3回くらい使えそうだし値段も安いので、リピート買いする予定です。

トムのおならがひどかった!前半のまだ周りに人がたくさん走っている時に、ブッブッブーとまあいったい何回かましたことだろう。「なんかお腹にガスが溜まってるんだよ…」というのはともかく、少しはニッポン男子としての慎みを持ってほしい。まったく周りを気にせず、大きな音を出すトムと一緒に走っている私は、いったいどんな態度を取ったらいいのか。ある時は他人のフリをし、ある時は「トム、おならしたでしょー」とわざと大きな声で言い、明るくフォロー。しまいには、二人してお腹を抱えて笑ったりして、収拾がつかない。もうー、走りながら大笑いしたら疲れるんだからー!

去年より仮装姿の人が多かったような気がする。赤鬼さん、悪代官さま(この方は関東圏の大会でよく見かける)忍者姿、サンタクロース、顔にキティちゃんのペインティングをしたカープのユニフォームの人。カープ以外では、気合の入った阪神のユニフォーム姿のご夫婦を見かけた。やっぱりペアルックだとインパクトがすごい。ご夫婦で一緒に走っている人は、ランシャツがお揃いの人が多かった。うちは全然ペアルックではなかったけれど、トムのウエストバッグにちっちゃいジャビット人形をこっそり縫い付けておいた。
2013.06.03

2013年しまなみ海道100キロウルトラ遠足 その4

よれよれのゴール後は、参加賞のバスタオルを受け取って、まずはトイレ。和式しか空いておらず泣きそうだったが、もう我慢できなかったので、ウォーッと声を上げながら、しゃがみ、立ち上がった。それからスタート地点で預けた荷物の受け取り、両親&姉にホテルに送ってもらった。去年はゴール後そのまま焼肉を食べに行ったが、今年はまったくそんな気力もない。ホテルに行く途中にコンビニに寄ってもらい、トムは少し食べ物やらビールを買った。

ホテルは今治国際ホテル。去年泊まったビジネルホテルが取れなかったので、仕方なくややお高いこのホテルにしたのだが、とても良いホテルだった。お風呂も日本式でトイレと別なので、バスタブにお湯をためてゆっくり入れたし、窓から見える今治城や海も心と体を癒してくれた(お風呂にも窓があった)。レースの前泊はビジネスホテルで十分だけど、走った後はやっぱりゆったりしたホテルのほうがいいなー。ま、ご褒美ってことで。

お風呂に入るのに、長く着ていたランニングウェアを脱ぐのは想像以上に大変だった。特に今回初めて履いたCEPのカーフガード(ゲイター)はあまり伸びない素材なので、かかとで引っかかるし、自分の体もカチカチでしゃがんだりできないしで、完全に脱ぐのに数十分かかった。

ホテルのトイレはもちろん洋式だが、便座が太腿裏の痛いところにバッチリ当たるので、やはり叫ばずにはいられない。普通の椅子に座ると多少体重が分散されるのでマシだが、それでも痛い。立っていたら、腹筋背筋が痛い、そしてベッドに横になっても体中が痛くて全然眠れなかった。ずいぶん長時間うなっていたような気がするが、うつ伏せになったら痛みが軽減されたので、その後はうつ伏せになっていた。

食欲はまったくなかったので、ベッドに横になったままウィダーインゼリーを飲んだが、翌朝吐き気が止まらなかった。お腹は鳴るのに食欲はなく、胃が空っぽの状態。

トムはベッドに入る前、いつものように、缶ビールを飲みながら、ポテトチップスや豆やフランクフルトなどを楽しげに食べていた。まったく恐るべき体力だな。

お昼前に両親たちが迎えに来てくれ、ゴール地点のすぐ横にある回転寿司(トムの大のお気に入り!)に行ったのだけど、私はまだ食欲が復活せず、5カンくらいしか食べられなかった。たまたま同じ店に、海宝さんと大会スタッフが20人ほど連れ立ってやって来て、お食事していらっしゃいました。

その後、姉は自分の家に戻り(2時間のロングドライブ)、両親と私たちは去年と同じく道後温泉の宿に向かった。宿は数年前にも泊まったことがある道後館。夕方には食欲も回復し、地元の食材を使った美味しい料理を堪能した。この日はまだ全然歩けなくて、平らな道でもゆっくりしか歩けないし、階段は手摺りをもたないとダメ。初めてのフルマラソンの翌日より、ずーっとひどかった。人生一番の筋肉痛だ。

それでもその翌日、東京に戻る日には劇的に回復した。階段はちょっと痛いけど、もう普通に歩けるし、日常生活にまったく支障はない。

今年も両親にはすっかり世話になった。天気が良かったら私たちと伴走しようと思い、父は折りたたみ自転車を車に積んでいたらしい(結局雨で断念)。

走っている間、そして翌日も、今年でしまなみウルトラを卒業しようと思っていたけれど、大会の2日後には、やっぱり来年も走ろうかな、という気になってきた。今年はなんだか体調が悪く、体が重かった。来年はもっと早くゴールできるんじゃないか。今までの2回の経験を生かして、少しはタイムを狙っていけるのではないか。

結局今年もそんなことを思っている私です。また1年頑張ります。
2013.06.01

2013年しまなみ海道100キロウルトラ遠足 その3

雨が強かったので、この辺りはもう全然写真を撮っていません。

最後の来島海峡大橋は第一から第三まで3つの橋が繋がっていて、全長約4キロ。橋なので当然緩く上って緩く下るのを繰り返す。橋が終わるまであと何キロとか、そういうことは一切考えず、ただただ自分のベストの走りを続けた。たぶんキロ9分くらいだったと思う。去年はずいぶん長く感じた橋が、今年は意外と短く感じられた。今治の造船会社のクレーンが見えてきて、橋が終わりに近付いてきたことを知る。

橋を下りる渦巻き型の歩道を走りながら、去年はここでリタイアしたのに今日はまだ走れていることが嬉しくて胸がジーンとした。その下り坂でやっとトムに追い付いた。少し先に、母と姉が立っているのが見える。本当に嬉しい。

91.9キロのエイドにトイレはなく、数百メートル離れた所にあるサンライズ糸山という施設のトイレまで行かざるを得なかった。でももう限界だったので、タイムロスを覚悟でトイレに寄った(わかりづらい場所だったけど、姉が誘導してくれた)。

この時点で19時半くらい。辺りは真っ暗。ランナーもあまりいないので、コースアウトしないように気を付けながら必死で走る。あと8キロだったら楽勝だと思っていたのに、この8キロがきつかった。橋の上を走っていた時よりさらに脚が重くなり、ますますペースは落ちる。もうあと少しだから、トムに一緒に走ってくれるようにお願いしたけれど、私が走るペースはトムの早歩きペース。私も歩いていいかと尋ねると、歩いていたら間に合わないから走れと言う。そのうえ、「あと○キロだから、最低でも1キロ○分ペースでいかないと」などと私を追い込むようなことまで言う。

「私はもうずっと限界ギリギリのところを、ベストを尽くして走り続けている。ペースのことを言われても、これが私のベストなのだから、これ以上上げることはできない。これでゴールに間に合わなくても仕方がないので、ペースとか残り距離のことはもう言わないで」というようなことを言わせてもらった。それからトムは何も言わず、私の後ろを黙々と早歩きしていた(もちろん私は走っていた、一応)。

私の周りのランナーは、みんな走ったり歩いたりを繰り返していたので、ゆっくりだけどずっと走っている私とは何度も抜きつ抜かれつという感じ。みんな一緒に無事ゴールできるといいな、と心の中でエールを送る。とはいってもとりあえず、自分のことで精一杯だ。

トムには距離やらペースのことは言うなと言っておきながら、自分ではひそかに残り時間を計算するようになっていた。今治の商店街のようなところを通っている時に、あと2キロの表示。その時点で制限時間の21時まであと31分。うん、このまま行けばゴールできそうだ。

この頃は足の裏が痛かった。足裏が痛くなるのは、脳が「もう体の限界だから走るのをやめなさい」というメッセージを送っているらしい。でもそのメッセージは嘘だ。限界といったって、これくらいで死ぬはずはない。脳には騙されないぞ。

ライトアップされた今治城が見えてきた。明るいうちにゴールした速い人たちは、このライトアップを見ていないでしょ~。そう思うと、長い時間をかけて走ってきたのも悪くない。お濠を渡った後に階段があったけど、手摺りもあったからなんとか大丈夫。お城の敷地内を横切ると、ついにあと1キロの表示。

ゴールまで500メートルくらいのところで、もう絶対間に合うと確信して歩き始めた。最後までベストを尽くすと言ったくせに、いい加減な私。ゴール前は応援の人がたくさんいて声援を送ってくれていたので、頑張って走りました。

IMG_0082 (400x300)ゴール直前。トムと手を繋ぎました。


img_1496953_61962999_2 (200x266)ひとりひとり、ゴールテープを切らせてくれます。やっと着いたー。満面の笑みです。


ゴール後は、主催者の海宝さんがゼッケンナンバーを読み上げて、固い握手を交わしてくれました。海宝さん、こんな素晴らしい大会をありがとうございます。とその時には余裕がなくて言えなかったよ。


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大会のデータ

1145名が出走して、完走者は920名。
完走率は約80%。
1位は37歳の男性で8時間10分台。
女性の1位は48歳で、10時間26分台。
参加者の平均年齢は、男性47.5歳。女性46.0歳

2013.06.01

2013年しまなみ海道100キロウルトラ遠足 その2

中間地点のエイドを過ぎると、コースは生口島の中心地を通る。平山郁夫美術館や観光案内所があって、なかなか素敵な街並み。この辺りから、リタイアした人が自転車でゴールに向かう姿をちらほら見かけ始めた。走るのも大変だけど、リタイアするほど疲れた体で自転車を漕ぐのもなかなか大変だ。

IMG_0058 (400x300)次の55.2キロのエイドはサンセットビーチにある。ボードウォークを走るのは気持ちいい。このエイドで初めて、私のジャイアンツユニフォームに言及された。エイドのおじさんが私を指差して「天敵じゃ~!」だって。この大会ではジャイアンツはアウェイのせいか、私の衣装についてはスルーされ続けてきた。時々すれ違うサイクリング中のお兄さんに数回「ジャイアンツ頑張れ!」と言われたくらい。カープのユニフォームのランナーはたくさん見ました。前田智徳、マエケン、梵英心、石井琢朗、野村祐輔など。ある男性のウェアは、左半分が広島カープの野村選手のもの、右半分がサンフレッチェ広島の佐藤選手のものだった。どうなっているのか気になってしばらく追いかけて走った後、直接尋ねたところ、半分ずつユニフォームをはぎ合わせて作ったとのこと。当然、右左逆なものがもう1着あるそうです。すごいっ!真似したいけど、好きなサッカーチームというのが特にないな。

話が逸れましたが、このエイドではレモンちゃん麺というレモン風味の素麺を食べました。このエイドも両親と姉が来てくれていました。

IMG_0067 (400x300)次は多々良大橋を渡って、大三島を目指す。この橋もけっこう大きな橋です。


img003.jpg橋を渡り終わってぐるぐると下りていく道の途中で、「カメラのとみた」さんが撮ってくれた写真。元気そうに見えるけど、全然元気じゃないです。


大三島に上陸してすぐに、サービスエリアのような場所を利用した61.4キロ地点のエイド。ここでは冷え冷えのおしぼりを一人ずつ渡してもらえる。このエイドには苺があった。トムがトイレに行っている間、ベンチに座って待っていたら、ランナーのおじさんが突然近づいてきて、「これ、あげる」と言って去って行った。私の手にはたこ焼きの器。8個入りのうち2個だけ食べてお腹いっぱいになったらしい。なぜかソースもマヨネーズもかつおぶしも乗っていないシンプルすぎるたこ焼きは、さすがに全部食べられなかったので、姉に押し付けてしまった。

大三島は大きな島だけど、私たちが走る区間はちょっとだけ。すぐに次の伯方島に渡るための大三島橋が近付いてくる。ただ、この橋にたどり着くまでは、また長ーい上り坂。トムの作った1分走って1分歩くルールで、頑張って上り切った。

短い大三島橋を渡って伯方島に上陸。すぐに66キロ地点のエイドがある。すでに雨が降り始めていたけれど、トムはここでもひしゃくで頭に冷水をかけてもらっていた。気分がしゃきっとするらしい。このエイドには塩羊羹があったので、2切れいただいた。

この大会は、どのエイドでも地元の方のホスピタリティが素晴らしいが、なんといってもナンバー1はここ伯方島。コースがわかりにくい所には女子中学生(高校生?)がいて道案内をしてくれるし、「よういらっしゃいました」とみなさん声を掛けてくれる。

IMG_0078 (400x300)70.1キロ、伯方SCパークのエイド。雨がひどくなってきたので、両親に預けていたビニールポンチョを着ることにした。もうこの頃は、トイレがすごく近くなっていて、エイドが近付くたびにトムを置いてトイレにダッシュ。毎回麦茶やらスポーツドリンクをがぶ飲みしていたせいだろうか。


伯方大橋を渡って最後の島、大島に上陸。この頃から、トムとほとんど並走することはなくなった。走るペースがあまりにも遅い私を、トムが置いて行ってしまうのだ。ただトムは膝が痛いので下り坂は歩くし、平坦な所でも、走って歩いてを繰り返していたので、ゆっくりとはいえずっと走り続けている私が時々追いつくという感じ。雨もひどくなり、周りに走っている人も少ないので、ひとりトボトボ走っているとなんだかショボーンとしてくる。去年の私だったらこの辺りでリタイアだな。走り続ける理由を見つけるほうが難しい。

75.6キロ地点の宮窪港のエイドでやっとトムに追いついたが、ゆっくりしている暇はない。ここから次のエイドまでは、このコース最大の難関と言われる、ちょっとした峠を越えるのだ。上り始めてすぐに、両親の車が前方からやってきた。リタイアするんじゃないかと車で迎えに来てくれたのだ。もうずっと限界に近いまま走っているけど、決して限界ではない。ゆっくりだけどちゃんと前に進める。傾斜が強い上りは歩いたが、ほとんど走っていたと思う。そうしないとトムとの距離が離れてしまうのだ。いまや雨はザーザー降り。4月のかすみがうらマラソンの再現だけど、寒くないぶん全然マシ。滝のように水が流れる歩道を走りながら、横を通る車の水しぶきを浴び、シューズの中はもうグチョグチョ。気分はサゲサゲだったけど、やっとの思いで80.7キロのバラ公園のエイドにたどり着いた。時刻は17時半。去年より30分遅い。

このエイドでは素麺を食べたかな?和式トイレが恐ろしくきつい。しゃがむのも、立ち上がるのもウォーッと声を出して気合を入れないと無理。

トムの膝のように、明らかに痛くて走るのに支障があるというのはなかったけれど、とにかく腿裏が痛かった。膝の裏のすぐ上からお尻にかけて全部。去年は前腿が痛くなった。今年は上りをできるだけ走り、下りは慎重にゆっくり走るという戦略の結果が顕著に出ている。

一度止まると、走り始めるのにも気合がいる。一生懸命腕を振って、足を動かすとやっとギアが上がってくる。ちょっとだけだけど。

ここから最後の橋の来島海峡大橋までは意外と長い。去年はここで気持ちが切れてしまって平坦な道なのにずいぶん歩いてしまった。今年はもうすぐ橋が見えてくるんじゃないかという期待は一切せず、ただただ前に進むことだけを考えた。なぜか後半で一番脚が軽く感じた区間。プチ復活!

期待していなかったら、思ったより早く次の橋が見えてきた。ついにここまで来たのだ。
2013.06.01

2013年しまなみ海道100キロウルトラ遠足 その1

最初に書いておきます。

今年は無事完走できました。タイムは15時間54分35秒だと思います。制限時間は16時間なのでまさにギリギリ。

朝は2時半にアラームをセットしておいたけど、30分ほど早く目覚めたのでそのまま起床。5時間ぐっすり眠ったので目覚めは爽やか。完徹の去年とは大違い。身支度と並行してごはんを食べた。前日に買った朝ごはんは、カップヌードルBigとおにぎり2つ。さすがにおにぎりは1個残しましたわ。早朝に冷たいごはんを食べるのは苦手なのでカップヌードルにしたのだけど、これが大正解。お腹が空いていなくても麺だとつるつる食べられます。

身支度で時間がかかったのは、テーピング。今回はタイツを履かないので(暑いのと擦れるのが嫌だった)、心配な所はテーピングで補うことにしたのだ。あまりテーピングをしたことのない私は「テーピングの基本」という本を見ながら、膝にニューハレのVテープ(濃いピンク)、腸脛靭帯、アキレス腱、土踏まずにそれぞれ5センチ幅の肌色のテープを貼った。トムは足首にXテープを貼っていた。

ホテルをチェックアウトした後、受付場所のニューキャッスルホテルで、ゴール行きの荷物と中間地点行きの荷物をそれぞれ預け、最後のトイレタイム。今年はお腹ゴロゴロにもならず、出すものはすべて出して、気持ち良くスタート地点に立ちました。

IMG_0013 (400x300)スタート地点の福山城では朝焼けがきれいだった。夕方から雨が降るという予報が信じられないほど。気温も18℃くらいでとても快適。


今年もドラの音とともにスタート。すぐに、取材で走っていらっしゃるランニングマガジンクリールの編集長を発見し、少しだけおしゃべり。

5キロ地点のエイドは飲み物だけ。10キロのエイドでは中身がチョコレートのもみじ饅頭を食べた。今年はとにかく、エイドで食べまくることを意識している。

バイパスの長いトンネルを5つ通り、小さな川の土手に出る。去年私がトイレに行こうか迷った末行かなかった公園では、去年と同じように年配の方がラジオ体操中。ほぼ同じ時刻に来たというわけか。そしてその並んでいるトイレにトムが行きたいと言う。なんと、8分も待ちました。その後、去年私がトイレを借りた神津公民館を過ぎ、また市街地に入った。

IMG_0018 (400x300)ぶっかけうどんがあった14.9キロのエイド。うどんは並んでいたので今年もあきらめ、半分くらいのサイズに切ったおにぎりをもらった。去年は丸1個状態で置いてあったけど、切ってあるほうが食べやすくて有難い。


IMG_0019 (400x300)やっと最初の橋、尾道大橋が見えてきて、20.2キロ地点のエイド。バナナとトマトを食べたかな。


IMG_0020 (400x300)尾道大橋はとても短い橋。最初の島、向島にやっと上陸。橋を渡ったところにあるパーキングで初めてのトイレ。


向島の市街地で24.5キロのエイド。ここにはスイカがあります。スイカ、美味しい!もっと食べたいと思ったけれど、あまり残っていなかった。私たち、かなりビリケツに近いらしい。市街地を抜けた後の海沿いの道は本当に気持ちいい。次の29キロのエイドが近付いてきたところで、両親登場。今年は父のiPhoneに、Google Latitudeという、お互いの位置情報がわかるアプリをダウンロードしてもらっておいたので、走っている途中に電話やメールで連絡を取らなくても、私たちがどの辺りを走っているのかわかるのだ。

IMG_0026 (400x300)この先のエイドで、私は母に準備しておいてもらった豆乳を飲み、トムはレッドブルを飲んだ。他にも、エイドにあったはっさくゼリーとかいろいろ食べた。桃の缶詰もあったかな。


IMG_0028 (400x300)2つ目の橋、因島大橋を渡って、因島に上陸です。この因島大橋を渡る前に、鬼のような階段が延々と続きます。上り切った後、すぐには走り出せないくらい。


IMG_0030 (400x300)因島大橋を下りたらほどなく、34.7キロのエイド。ほら貝を吹くおばちゃんに迎えられ、最初の撮影ポイントを過ぎ、お楽しみの生絞りオレンジジュースをいただきます。


因島はあまり海沿いの道は走らず、畑が広がる内陸部を通る。とってものどかな感じ。軽く丘を越える感じでゆるい上りと下りがあるのだけど、上りも急なところ以外はちゃんと走った。これは去年と大きく違うところ。海沿いに戻って40.1キロ地点のエイドを過ぎ、次の生口橋を目指します。

IMG_0035 (400x300)橋を渡り終わる直前の辺りで、2回目の写真撮影。今年も公式写真を撮って下さるのは、今治市の「写真のとみた」さん。


橋への上り下りは毎回大変。急な傾斜の坂道が長く続く。上りは、トムの発案で、1分走って1分歩くというのを繰り返し、下りはとにかく脚を使わないようにゆっくり走った。

生口島に上陸し海沿いを走っていると、46.2キロ地点のエイド、田中様宅に到着。個人のお庭を開放してエイドとして使わせて下さっているのです。ここで美味しいのは地元瀬戸田のレモンを使ったレモン水。トムはひしゃくで頭に水をかけてもらっていた。曇っているけど、この頃はかなり暑く、私もアームカバーをおろしていたくらい。

IMG_0047 (400x300)やっと中間地点のエイドに到着です。これは先回りして待っていた父が撮った写真。


img_1496953_61962999_0 (200x266)これは、私たちと伴走していた姉が撮った写真。今年大会に参加しなかった姉は、中間地点から両親と合流してずっと応援してくれたのです。


IMG_0053 (400x300)中間地点に着いたのは、11時45分。去年より15分だけ早い。ここで、母が作ってくれたおにぎり2個、白桃の缶詰を汁ごと凍らせたもの、バナナ豆乳を摂取。中間地点行きの荷物に入れておいたゼリーや顆粒のアミノ酸を、空になったポケットに詰め込んだ。そんなにゆっくりしていたわけではないのに、いろいろやっているうちに25分経過。慌てて出発した。


今年はこの時点で、どこかが特別痛いということはないのに、とにかく体全体と脚が重かった。正直、20キロ過ぎた辺りから、すでに体が重かった。微熱があったのだろうか。50キロ地点で、去年の80キロ地点くらいの疲れ。歩いている時間は去年と比べてずっと少なかったのに、走っている時のペースがとても遅かったと思う。なにせ全然ペースを上げられないのだ。去年は50キロ地点ではピンピンしていて、70キロくらいから徐々に徐々に脚が重くなった記憶がある。

トムは30キロ行かないうちから、膝が痛いと言い始めたが、早めにロキソニンを投入。なんとかだましだまし、ここまでやってきた感じ。

ちなみに今回、ロキソニンは、スタート前(ホテルを出る前)、25キロ地点、75キロ地点の全部で3錠飲みました。アミノダイレクト(BCAA)とザバスピットインゼリーは10キロごと、アミノピュア(Lグルタミン)は20キロごとに、全部きっちり摂りました。