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2013.11.23

大田原マラソン

大田原マラソンの前日、少しだけトムに早上がりしてもらって、夕方早い時間に車で家を出た。東北道に入って早々に事故渋滞。お腹が空いたので、羽生PAで夕ごはんを食べることにした。

fc2blog_20131126184511ef0.jpg何せお腹がペコペコなので、何もかもが美味しそうに見える。カーボロードしたいところだけど、あまりのインパクトに負けて、メガ海老フライ丼にした。海老フライ8本入り。いくら海老フライが好きだといってもね。3本はトムに食べてもらった。トムは野菜たっぷりチャンポンとチャーハンのセット。


7時半くらいには宿に着いたかな。那須塩原駅近くのビジネスホテル。部屋もきれいだし、バフェスタイルの朝ごはんも付いていて満足〜。来年もここに泊まろう。

車に乗っている時に左のお尻が痛くなった。日常生活で痛みを感じることがなければレースに出ようと思っていたのに、直前でこの痛み。結局翌朝も同じ痛みを感じつつ、ここ数日炭水化物たっぷり摂っちゃったしなー、スペシャルドリンク作っちゃったしなー、テーピング貼っちゃったしなー、と、結局どんどん後戻りできない状態を自分で作ってしまった。普段は何でも決断が早い私がこんなに諦めが悪いということは、やっぱり走りたいんだよね。迷いながら、いつのまにかスタートラインに着いていた、という感じです。

早めに(7時半)ホテルを出たので、競技場近くに駐車できた。スペシャルドリンクを預け、受付を済ませ、快適な更衣室でのんびり着替える。トイレもまったく並ばずに済ませることができた。気温は10℃くらいあって、スタートを待つ間も全然寒くない。こんなレース、めったにないな。ウェアは紺色のランシャツのほうにしました。

お天気も良く、晴れがましい気持ちでスタートラインに立った。痛みが出たら無理しないで走るのを止めると自分で決めた。ロキソニンは禁断の2錠飲み。

スタートロスは1分半、競技場を出たところのボトルネック渋滞でのロスは30秒ちょっと。ほぼ予定通り。12.7キロ地点の第1関門は打ち切り4分半前に通過。そこまでは順調、順調。

第2関門までは下り基調だけど、2ヶ所上り坂がある。それまではまったく痛みを感じていなかったけど、その上り坂でお尻がピキピキとなった。ロキソニンが効いているからか、痛みより、むしろ左脚の感覚がない。足先まで痺れている感じ。左脚だけ上がらないので、右脚でそれをカバーするようなバランスの悪い走りになり、ペースもどんどん落ちてくる。

せめて収容バスが待機している第2関門まで頑張ろうと必死で脚を動かし、第2関門通過は打ち切り1分半前。そこで自らゼッケンを取って収容バスに乗った。ずっと少し後ろを走っているはずのトムも、ペースが落ちている私に追い付いてこない。ここで引っ掛かるかと思ったけど、打ち切り1分前に関門通過するのが見えた。

バスに長時間揺られて競技場に戻った時は、3時間ちょっとのランナーがゴールする時間。急いで着替えて、トムのゴールを待った。制限時間の4時間を過ぎてもしばらく待っていたが、トムはやって来なかった。トムは第3関門で引っ掛かって収容されたらしい。

4時間ギリギリでゴールするランナーはみんなヨレヨレ。去年の私もこんな感じだったんだろうな。応援しながら、なんだか泣けてくる。大田原マラソンって完走できるだけでもすごい。今回は完走できなかったけど(13回目のフルマラソンで初めての途中棄権)、走ったことに悔いはない。楽しかったし、スタッフの方々に迷惑をかけないようちゃんとバスの所まで自分の足で走ったから。

練習不足だったトムと、大事なレース前に故障してしまった私。2人とも悔しい気持ちでいっぱい。来年は絶対胸を張ってゴールゲートをくぐろう。2人で話し合って、年末に館山にラン合宿に行くことにしました。その前に故障箇所を完治させないとね。