2016.07.31
羊のドリーさん
エディンバラにあるスコットランド国立博物館が大好きだ。何といっても入場料が無料。広い館内は見所満載。生物の進化を表す動物の剥製や、宇宙やら化石のコーナーやら、世界の文化やら、守備範囲はとても広いが、私が1番好きなのはちょっと地味めなスコットランドの歴史のコーナー。
すでにひとりで何回も足を運んでいるが、今回トムと一緒に訪れたのは、ドリーさんに会うため。世界初の哺乳類のクローン生物である羊のドリーさんの剥製の展示が再開されたのだ。ここ2年ほど館内改装のためお休みしていたドリーさんは7月8日に戻って来た。
てっきり、生物の進化のコーナーにいるものだと思い込んでいたが、ドリーさんは車や機織り機に混じってテクノロジーのコーナーにいた。
ガラスケースごと、クルクル回り続けるドリーさん。足元にはリアルな干し草。
ドリーさんは1996年から2003年まで生きていた。そして2007年にドリーさんの誕生に使われたのと同じ乳腺細胞から作られた4頭のクローン羊は無事9歳を迎えたと、最近テレビのニュースで見た。ドリーさんの一卵性姉妹たちは長生きできるといいね。ドリーさんが自然交配で出産したボニーちゃんはその後どうなったのか気になるけれど、なぜか情報が見つからない。
すでにひとりで何回も足を運んでいるが、今回トムと一緒に訪れたのは、ドリーさんに会うため。世界初の哺乳類のクローン生物である羊のドリーさんの剥製の展示が再開されたのだ。ここ2年ほど館内改装のためお休みしていたドリーさんは7月8日に戻って来た。
てっきり、生物の進化のコーナーにいるものだと思い込んでいたが、ドリーさんは車や機織り機に混じってテクノロジーのコーナーにいた。

ドリーさんは1996年から2003年まで生きていた。そして2007年にドリーさんの誕生に使われたのと同じ乳腺細胞から作られた4頭のクローン羊は無事9歳を迎えたと、最近テレビのニュースで見た。ドリーさんの一卵性姉妹たちは長生きできるといいね。ドリーさんが自然交配で出産したボニーちゃんはその後どうなったのか気になるけれど、なぜか情報が見つからない。
2016.07.28
スコットランドで髪を切る。
私にはここ5年間くらい1度も浮気せずに愛用しているシャンプー&リンスがある。
向かって右側のポンプ式のもの。「パンテーン クリニケア 自然なボリュームとハリ・コシ」というシリーズ。日本には、私のようなコシのない髪用のシャンプーがとても少ないのだ。以前アメリカではハーバルエッセンスのボリュームアップシリーズを使っていた。アメリカにはボリュームアップ系のシャンプーはたくさんあったと記憶している。
イギリスでもそうだろうと思い、シャンプーに関してはまったく心配していなかった。実際ボリュームアップ系は色々選択肢がある。
ところがね、あまりに日本で使っていたシャンプーを気に入り過ぎていたため、どのシャンプーを使っても満足しない。写真左のパンテーンボリュームアップシャンプーはイギリスで買ったものだが、使用感が全然違う。クリニケアはウェラとの共同開発ブランドらしいので、別物だと考えたほうがいいようだ。
イギリスで今まで使ったボリュームアップ系シャンプーは、髪がとてもサラサラになる。サラサラヘアに憧れる人もいるだろうが、私のように髪にコシがない人が求めているのはサラサラではない。むしろゴワゴワ感だ。仕方ないので、先日日本に帰国した際に大きなボトルに入った愛用のシャンプー&リンスを3本ずつ買ってきた。
シャンプーを変えるだけで、髪の扱いやすさは全然違う。日本で使っていたシャンプーをイギリスに持ってきて使っても、水が違うから意味がないと言われていたが、エディンバラは日本と同じく軟水のせいか、使用感は日本とまったく一緒。これからも出来るだけ日本でシャンプーを買ってこようと思う。
さて、私が最後に髪を切ったのは3月の半ば。当分美容院には行けないと思っていたので、少々伸びても問題ないヘアスタイルにしてもらった。私の場合、それは顎の長さのショートボブ。毛先に少しだけレイヤーが入っているが、ほぼワンレングスに近いパッツンボブだ。実際4ヶ月経っても何も問題はなく、ただ伸びて肩上のボブになっただけ。手入れも楽だしとても気に入っていたが、背の低い私にはちょっと頭でっかちなバランスになってきたので、また短く切ることにした。
以前はエディンバラに近い日本人美容師さんといえば、アバディーン(2時間以上かかる)まで行くしかなかったようだが、その美容師さんが去年グラスゴーに引っ越してきたとのことで、なんと1時間ちょっとで行けるようになった。
そんなわけで、ひとりで電車に乗っていそいそと行ってきた。先月、グラスゴーの街中をウロウロしたおかげで、土地勘はある。1時間ちょっとの電車への旅の後、少し時間があったので秋物が出始めた店をブラブラし、Yasukoさんの所にお邪魔した。
Yasukoさんは私より少し年下の、とても明るく感じの良い方で、スコットランドに来てから日本人女性とまったく喋っていなかった私は、ここぞとばかりお喋りしまくった。ニューヘアスタイルはウルフカット(ハイレイヤー)のショートカット。だいたい2~3年に1回くらいこういうヘアスタイルをしている。で、しばらくすると飽きてボブ系に戻すの繰り返し。
こに距離なら気軽にカットに行ける。万が一に備えて削ぎハサミやヘアアイロンを買ったけど(伸びたヘアスタイルをごまかすため)、使わなくても大丈夫そう。

イギリスでもそうだろうと思い、シャンプーに関してはまったく心配していなかった。実際ボリュームアップ系は色々選択肢がある。
ところがね、あまりに日本で使っていたシャンプーを気に入り過ぎていたため、どのシャンプーを使っても満足しない。写真左のパンテーンボリュームアップシャンプーはイギリスで買ったものだが、使用感が全然違う。クリニケアはウェラとの共同開発ブランドらしいので、別物だと考えたほうがいいようだ。
イギリスで今まで使ったボリュームアップ系シャンプーは、髪がとてもサラサラになる。サラサラヘアに憧れる人もいるだろうが、私のように髪にコシがない人が求めているのはサラサラではない。むしろゴワゴワ感だ。仕方ないので、先日日本に帰国した際に大きなボトルに入った愛用のシャンプー&リンスを3本ずつ買ってきた。
シャンプーを変えるだけで、髪の扱いやすさは全然違う。日本で使っていたシャンプーをイギリスに持ってきて使っても、水が違うから意味がないと言われていたが、エディンバラは日本と同じく軟水のせいか、使用感は日本とまったく一緒。これからも出来るだけ日本でシャンプーを買ってこようと思う。
さて、私が最後に髪を切ったのは3月の半ば。当分美容院には行けないと思っていたので、少々伸びても問題ないヘアスタイルにしてもらった。私の場合、それは顎の長さのショートボブ。毛先に少しだけレイヤーが入っているが、ほぼワンレングスに近いパッツンボブだ。実際4ヶ月経っても何も問題はなく、ただ伸びて肩上のボブになっただけ。手入れも楽だしとても気に入っていたが、背の低い私にはちょっと頭でっかちなバランスになってきたので、また短く切ることにした。
以前はエディンバラに近い日本人美容師さんといえば、アバディーン(2時間以上かかる)まで行くしかなかったようだが、その美容師さんが去年グラスゴーに引っ越してきたとのことで、なんと1時間ちょっとで行けるようになった。
そんなわけで、ひとりで電車に乗っていそいそと行ってきた。先月、グラスゴーの街中をウロウロしたおかげで、土地勘はある。1時間ちょっとの電車への旅の後、少し時間があったので秋物が出始めた店をブラブラし、Yasukoさんの所にお邪魔した。
Yasukoさんは私より少し年下の、とても明るく感じの良い方で、スコットランドに来てから日本人女性とまったく喋っていなかった私は、ここぞとばかりお喋りしまくった。ニューヘアスタイルはウルフカット(ハイレイヤー)のショートカット。だいたい2~3年に1回くらいこういうヘアスタイルをしている。で、しばらくすると飽きてボブ系に戻すの繰り返し。
こに距離なら気軽にカットに行ける。万が一に備えて削ぎハサミやヘアアイロンを買ったけど(伸びたヘアスタイルをごまかすため)、使わなくても大丈夫そう。
2016.07.23
猫たちも帰宅
エディンバラに戻ってきた翌日は、朝一番に猫たちのピックアップ。
外にある猫のケージに近付くが、案の定外にはおらず中に置いてある移動用キャリーバッグ(私が猫を運ぶために使ったもの)の中で固まっていた。ベッドを入れてくれると言っていたけど、結局ずっとキャリーバッグで寝ていたのか。たまちゃんのキャリーバッグの敷物はオシッコで汚れていた。雷が激しかった日があったと聞いたので、雷が苦手なたまちゃんは外同然のこの場所はさぞかし怖かったことだろう。私に気付くとニャーニャー大きな声で鳴き続けた。2匹が外に出ているのを見たか聞いたら、昼間はけっこう出ていたと言うし、ごはんもしっかり食べていたと言う。延泊分の料金を支払って家に向かった。
たまちゃんはいつも車に乗っている間じゅう、大きな声で鳴き続けるが、この時はすぐ鳴きやんでウトウトしている。苦手な車の中でさえ落ち着く場所に感じるのか。
帰ってすぐたまちゃんをシャンプーし(オシッコ臭かったので仕方なし)、日本で買ってきたオヤツやら缶詰やらを食べさせた。驚いたのは、パニャの食欲。いつもは1度に与える缶詰を休憩しながら3回くらいに分けて食べるのだが、この時は2倍の量を一気食い。パニャのバカ食いはその後3日続いた。パニャは家に戻ってから2日間まったくウンチもしなかったので、お泊りの間あまりご飯を食べていなかったのではないだろうか。パニャ用に渡した缶詰は1週間分しかなかったから、それ以降はカリカリしかもらえなかったもかもしれない。
パニャは普段はそれほど甘えん坊というわけではなく、私にしつこく絡んでくるのは朝夕のごはんの時だけだが、帰宅後2日ほどは昼寝もせずに私にくっ付いて歩いていた。やっぱり寂しかったのだね。夜、いつものように、右にパニャ(その向こうにトム)、左にたまちゃんという布陣で寝るのは、私に取っても久しぶりの安らぎの時間であった。


10年前トム父が亡くなった時はサンディエゴにいて、その時は犬2匹猫1匹の世話を友人夫妻とトムの後輩くん夫妻にお願いしたことを思い出した。その時も急な話だったが、快く引き受けてくれて毎日うちに通ってくれた。頼る人が周りにいない今、本当に有り難いことだったなーとあらためて思う。
今度旅行などで家を空ける時はペットホテルではなくて、ペットシッターさんにお願いしようと思う。猫にとってはそのほうがずっといい。今回は急なことで本当に準備不足だったから、ごめんね、たまちゃんパニャ。
外にある猫のケージに近付くが、案の定外にはおらず中に置いてある移動用キャリーバッグ(私が猫を運ぶために使ったもの)の中で固まっていた。ベッドを入れてくれると言っていたけど、結局ずっとキャリーバッグで寝ていたのか。たまちゃんのキャリーバッグの敷物はオシッコで汚れていた。雷が激しかった日があったと聞いたので、雷が苦手なたまちゃんは外同然のこの場所はさぞかし怖かったことだろう。私に気付くとニャーニャー大きな声で鳴き続けた。2匹が外に出ているのを見たか聞いたら、昼間はけっこう出ていたと言うし、ごはんもしっかり食べていたと言う。延泊分の料金を支払って家に向かった。
たまちゃんはいつも車に乗っている間じゅう、大きな声で鳴き続けるが、この時はすぐ鳴きやんでウトウトしている。苦手な車の中でさえ落ち着く場所に感じるのか。
帰ってすぐたまちゃんをシャンプーし(オシッコ臭かったので仕方なし)、日本で買ってきたオヤツやら缶詰やらを食べさせた。驚いたのは、パニャの食欲。いつもは1度に与える缶詰を休憩しながら3回くらいに分けて食べるのだが、この時は2倍の量を一気食い。パニャのバカ食いはその後3日続いた。パニャは家に戻ってから2日間まったくウンチもしなかったので、お泊りの間あまりご飯を食べていなかったのではないだろうか。パニャ用に渡した缶詰は1週間分しかなかったから、それ以降はカリカリしかもらえなかったもかもしれない。
パニャは普段はそれほど甘えん坊というわけではなく、私にしつこく絡んでくるのは朝夕のごはんの時だけだが、帰宅後2日ほどは昼寝もせずに私にくっ付いて歩いていた。やっぱり寂しかったのだね。夜、いつものように、右にパニャ(その向こうにトム)、左にたまちゃんという布陣で寝るのは、私に取っても久しぶりの安らぎの時間であった。


10年前トム父が亡くなった時はサンディエゴにいて、その時は犬2匹猫1匹の世話を友人夫妻とトムの後輩くん夫妻にお願いしたことを思い出した。その時も急な話だったが、快く引き受けてくれて毎日うちに通ってくれた。頼る人が周りにいない今、本当に有り難いことだったなーとあらためて思う。
今度旅行などで家を空ける時はペットホテルではなくて、ペットシッターさんにお願いしようと思う。猫にとってはそのほうがずっといい。今回は急なことで本当に準備不足だったから、ごめんね、たまちゃんパニャ。
2016.07.22
日本で買った物
帰りの飛行機が取れず、予定より1日遅れでスコットランドに戻ることになった。
トムはホテルでメールの返事をしたり電話会議をしたり、かなり仕事漬けだったが、私は行きつけの歯医者に行ったり買い物に勤しんだりした。
歯医者ではあまりに早い一時帰国に驚かれたが、クリーニングができて良かった。イギリスの歯医者に行かないで済むようせっせと歯磨きをしていたのに、前歯の裏の着色汚れを指摘された。やはり1日中紅茶を飲みっぱなしなのが良くないのだな。紅茶の回数を減らし、歯磨きの回数を増やさねば。
ドラッグストアでは、猫缶、歯ブラシ、台所用スポンジ、ラップを買った。絶対必要というわけではないが、イギリスの歯ブラシ、スポンジ、ラップは全然イケてない。愛用のシャンプー&リンスも合間にAmazonで買った。ホテルにも配達してくれるので助かる。
銀座のユニクロでも買い物をした。
写真左上の薄いグレーのウルトラライトダウン(撥水)と下の濃いグレーのライトポケッタブルパーカ(撥水)。ウルトラライトダウンは超大型店舗限定で売り出したばかりなのでちょうど良かった。
ウルトラライトダウンのような薄手のダウンはスコットランドでも大人気で、多くの人が今(7月後半)でも着ている。私も既にマットな紺色の物を持っていて大活躍。ゴルフでも使えるし、外で走らない日のジムの行き帰りにもピッタリ。同じ理由で、ポケッタブルパーカも必需品。これも色違いを買い足した。ユニクロの機能性の高いシリーズは本当に素晴らしいと思う。イギリスでもユニクロ製品は買えるが(値段は1.3倍ほど)、種類が少なく、袖丈や股下が長いので、ノースリーブか下着類しか買えない。しかもノースリーブなんて着る機会がない。
写真右上はミズノのレインジャケット。撥水ではなくちゃんとした防水で、特にゴルフ用ではないようだが私はゴルフ専用で使うつもり。
気付くと、すべてスコットランドの雨対応アウターばかり。まだ秋冬物が売られていなかったので、洋服に対する物欲はこの程度で済んだ。スコットランドでは夏服が必要ないので、夏物にはまったく食指が動かない。今度は秋冬に日本に来て、心ゆくまで買い物したいねぇ。
トムには、ユニクロでウルトラライトダウンパーカとライトポケッタブルパーカとブロックテックパーカ(ユニクロ版ゴアテックス)を購入。銀座のユニクロでは免税手続きをしてもらえるので少しお得に買えた。
トムはこの他に、batakでベストを2着誂えて、完成後実家に送ってもらうことにした。
帰りの羽田空港では免税品店に立ち寄った。私は免税品店で買い物をする習慣がなく(特に理由はない、面倒だから。トムに頼んだことはある)、人生初の免税品店ショッピングだ。SKⅡのクリームと、ちょうど切らしているde la merのクリームを買った。お得に買い物が出来てホクホクしていたのだが、後にde la merはイギリスのほうがかなり安いことに気付いてガッカリ。そのうえ、乗り継ぎのヒースローの免税品店で買えばさらに20%引きではないか!とってもお高いクリームだけにその差は大きい。みなさま、de la merはぜひイギリスの免税品店で。
ヒースローでの乗り継ぎ時間は5時間。早い便は満席だったのだ。バケーションシーズンに入り、エディンバラには観光客がゴッソリやって来る。
冷房が効きすぎているBAのラウンジで長時間過ごし(ヒースローでは免税品店ショッピングはしなかった)、やっと機内に入ったら毛布を借りてすぐに眠りに入った。ひとしきり寝て目を覚ますと、なんと飛行機はまだ動いていない。理由は聞き逃したが、またも遅延らしい。結局1時間ちょっと遅れで出発。天気が悪いのか機体が古いのか操縦が荒いのか理由はわからないが、恐怖の1時間だった。私は飛行機に乗ると必ず「ハイジャックに遭う」「墜落する」という最悪の事態を想像して離陸時に涙目になる。トムに今までの感謝の気持ちを伝えるところを想像したり、猫たちの行末を案じてしまうのだ。毎回お約束のそういう時間を経て、無事飛行機はエディンバラに到着した。家に着いたのは深夜0時。帰りも長かったなー。
トムはホテルでメールの返事をしたり電話会議をしたり、かなり仕事漬けだったが、私は行きつけの歯医者に行ったり買い物に勤しんだりした。
歯医者ではあまりに早い一時帰国に驚かれたが、クリーニングができて良かった。イギリスの歯医者に行かないで済むようせっせと歯磨きをしていたのに、前歯の裏の着色汚れを指摘された。やはり1日中紅茶を飲みっぱなしなのが良くないのだな。紅茶の回数を減らし、歯磨きの回数を増やさねば。
ドラッグストアでは、猫缶、歯ブラシ、台所用スポンジ、ラップを買った。絶対必要というわけではないが、イギリスの歯ブラシ、スポンジ、ラップは全然イケてない。愛用のシャンプー&リンスも合間にAmazonで買った。ホテルにも配達してくれるので助かる。
銀座のユニクロでも買い物をした。

ウルトラライトダウンのような薄手のダウンはスコットランドでも大人気で、多くの人が今(7月後半)でも着ている。私も既にマットな紺色の物を持っていて大活躍。ゴルフでも使えるし、外で走らない日のジムの行き帰りにもピッタリ。同じ理由で、ポケッタブルパーカも必需品。これも色違いを買い足した。ユニクロの機能性の高いシリーズは本当に素晴らしいと思う。イギリスでもユニクロ製品は買えるが(値段は1.3倍ほど)、種類が少なく、袖丈や股下が長いので、ノースリーブか下着類しか買えない。しかもノースリーブなんて着る機会がない。
写真右上はミズノのレインジャケット。撥水ではなくちゃんとした防水で、特にゴルフ用ではないようだが私はゴルフ専用で使うつもり。
気付くと、すべてスコットランドの雨対応アウターばかり。まだ秋冬物が売られていなかったので、洋服に対する物欲はこの程度で済んだ。スコットランドでは夏服が必要ないので、夏物にはまったく食指が動かない。今度は秋冬に日本に来て、心ゆくまで買い物したいねぇ。
トムには、ユニクロでウルトラライトダウンパーカとライトポケッタブルパーカとブロックテックパーカ(ユニクロ版ゴアテックス)を購入。銀座のユニクロでは免税手続きをしてもらえるので少しお得に買えた。
トムはこの他に、batakでベストを2着誂えて、完成後実家に送ってもらうことにした。
帰りの羽田空港では免税品店に立ち寄った。私は免税品店で買い物をする習慣がなく(特に理由はない、面倒だから。トムに頼んだことはある)、人生初の免税品店ショッピングだ。SKⅡのクリームと、ちょうど切らしているde la merのクリームを買った。お得に買い物が出来てホクホクしていたのだが、後にde la merはイギリスのほうがかなり安いことに気付いてガッカリ。そのうえ、乗り継ぎのヒースローの免税品店で買えばさらに20%引きではないか!とってもお高いクリームだけにその差は大きい。みなさま、de la merはぜひイギリスの免税品店で。
ヒースローでの乗り継ぎ時間は5時間。早い便は満席だったのだ。バケーションシーズンに入り、エディンバラには観光客がゴッソリやって来る。
冷房が効きすぎているBAのラウンジで長時間過ごし(ヒースローでは免税品店ショッピングはしなかった)、やっと機内に入ったら毛布を借りてすぐに眠りに入った。ひとしきり寝て目を覚ますと、なんと飛行機はまだ動いていない。理由は聞き逃したが、またも遅延らしい。結局1時間ちょっと遅れで出発。天気が悪いのか機体が古いのか操縦が荒いのか理由はわからないが、恐怖の1時間だった。私は飛行機に乗ると必ず「ハイジャックに遭う」「墜落する」という最悪の事態を想像して離陸時に涙目になる。トムに今までの感謝の気持ちを伝えるところを想像したり、猫たちの行末を案じてしまうのだ。毎回お約束のそういう時間を経て、無事飛行機はエディンバラに到着した。家に着いたのは深夜0時。帰りも長かったなー。
2016.07.19
通夜、葬儀を終えて。
乗り継ぎが間に合わなかったスーツケース2つは、私たちが到着した2日後にホテルに届いた。それまでの間は、ユニクロでパンツや靴下、エアリズムの下着やTシャツを2枚ずつ買って何とか過ごした。化粧品もひと揃い買った。
お通夜まで3日空いたので色々余裕はあったけれど、時差なのか疲れ過ぎなのか、日本滞在中に一睡も出来ない日が2回もあった。
洋装の喪服を持って行っていたが、10年前のトム父の時と同じくダメ出しされ、またもレンタルの和装の喪服を着た。トム兄嫁とトム妹と3人でバッチリ和装でキメるのだ。暑い日だったので腰まわりにあせもが出来てしまった。和服を着慣れないため、お辞儀をした時に見えた自分の足元がガニ股だったりする。
トムの家は父方も母方も地元出身なので親戚はみな近くに住んでいるし、関わりも深い。さらに親くらいの年齢のいとこもたくさんいて、10年前のトム父の葬儀に会ったきりの私は大混乱。こういうソーシャルな場は苦手な私であるが、次男の嫁として頑張らねばならぬ。葬儀というのは、たまに親戚一同が会して思い出話をしたり、近況を報告し合ったりする場でもあるのだ。
お通夜も葬儀もお寺でとりおこなった。今は都会ではどちらも葬儀場を使う場合が多いが、トムの実家は檀家として地元のお寺と深く関わりがあり、住職とも親しい。こういう家庭環境というのは地方をイメージするが、トムの実家は山手線の駅から電車で30分足らずの場所にある。私は別に都会っ子ではないが、結婚当初はこの環境に戸惑った。そうは言っても、次男だし、結婚生活の半分は海外だったので、気楽なものだ。それでも、日本にいる間は年4回は必ずお墓参りに行き、実家に着いたら真っ先に仏壇にお線香を上げるというのが当たり前になった。
今回のことで、久しぶりに兄妹3人(とその配偶者たち)は長い時を一緒に過ごし、もともと仲の良い兄妹だがますます結束が固まったようだ。私も楽しい時間を過ごせた。子供たちが仲良くしている姿を空の上から見て、トム母は喜んでいることだろう。
お通夜まで3日空いたので色々余裕はあったけれど、時差なのか疲れ過ぎなのか、日本滞在中に一睡も出来ない日が2回もあった。
洋装の喪服を持って行っていたが、10年前のトム父の時と同じくダメ出しされ、またもレンタルの和装の喪服を着た。トム兄嫁とトム妹と3人でバッチリ和装でキメるのだ。暑い日だったので腰まわりにあせもが出来てしまった。和服を着慣れないため、お辞儀をした時に見えた自分の足元がガニ股だったりする。
トムの家は父方も母方も地元出身なので親戚はみな近くに住んでいるし、関わりも深い。さらに親くらいの年齢のいとこもたくさんいて、10年前のトム父の葬儀に会ったきりの私は大混乱。こういうソーシャルな場は苦手な私であるが、次男の嫁として頑張らねばならぬ。葬儀というのは、たまに親戚一同が会して思い出話をしたり、近況を報告し合ったりする場でもあるのだ。
お通夜も葬儀もお寺でとりおこなった。今は都会ではどちらも葬儀場を使う場合が多いが、トムの実家は檀家として地元のお寺と深く関わりがあり、住職とも親しい。こういう家庭環境というのは地方をイメージするが、トムの実家は山手線の駅から電車で30分足らずの場所にある。私は別に都会っ子ではないが、結婚当初はこの環境に戸惑った。そうは言っても、次男だし、結婚生活の半分は海外だったので、気楽なものだ。それでも、日本にいる間は年4回は必ずお墓参りに行き、実家に着いたら真っ先に仏壇にお線香を上げるというのが当たり前になった。
今回のことで、久しぶりに兄妹3人(とその配偶者たち)は長い時を一緒に過ごし、もともと仲の良い兄妹だがますます結束が固まったようだ。私も楽しい時間を過ごせた。子供たちが仲良くしている姿を空の上から見て、トム母は喜んでいることだろう。
2016.07.14
トム母、逝く。
1週間ほど前に大動脈剥離の緊急手術をし、1度は持ち直したトム母が危篤ということで、急遽帰国することになった。
朝仕事に行く支度を終えたトムが妹からのLINEで帰国を決意したのだが、さすがに今日出発するのは無理だろうとのんびり準備を始めようとしたところ、旅行代理店から連絡があり、明日の便は取れないけれど今日の便なら取れるというので、今日の出発となった。
まずは猫たちを何とかしないといけない。ペットホテルに電話しても、夏休み中なのでどこも満室。5軒目でやっと予約が取れたので、急いで猫たちをケージに入れフードやワクチン証明書のコピーを用意し家を出た。その時点で11時半を過ぎていた。空港に行くためのタクシーは13時10分に予約してある。
ペットホテルはうちから車で30分ほどのダルキースという街にあり、なぜかGoogleマップと違う場所にあったので少し迷ってしまった。家族経営で猫だけを引き受けているペットホテルで、1匹1日10ポンド。とりあえず1週間分の料金を前払いし、延泊することになったら連絡すると伝えた。
私が事前によく確認しなかったのがいけないのだが、うちの猫たちが泊まるのはアウトドアキャット用の部屋。外に金網が張ってある2畳ほどのスペースがあって、その奥3分の1が小屋になっている。小屋には穴があって自由に外と中を行き来できる作りだ。1匹当たりのスペースは広いけれど、これはもう外と言っていいのではないか。小屋の中にはヒーターがあるというけれど、うちの寒がりの猫たちは大丈夫だろうか。不安でいっぱいだが、選択肢も時間もない。
家に戻ってきたのは13時。正直まだ荷作りは何もしていない。スーツケースに適当に洋服などを放り込み、タクシーに飛び乗った。その10分の間に、「俺のロゲイン(ハゲ薬)のスプレーどこ?」「スプレーなんて知らない、見たことない」「あ、スプレーじゃなくてムース」とか、「香水を包む小さいタオルない?」とかトムが言うので、そんなもの持っていかなくていいじゃん!と軽くキレた。ちなみにトムはランニングシューズもスーツケースに入れていました。
タクシーに乗ってひと安心。ふと自分の格好を見たら、ボーダーの長袖カットソーにジーンズにスニーカー、もちろんノーアクセ。近所のスーパーに行く時でももっと小綺麗な格好してるのに、これで海外に行くとは。
無事飛行機に乗り込んだけれど、なぜか飛行機がまったく動かない。パイロットが来ていないという機内アナウンス。結局2時間遅れで出発した。ロンドンでの乗り継ぎ時間には余裕があるはずだったのに、かなり難しくなった。離陸前にトムが旅行代理店の人やJALのロンドン支店の人とメールのやり取りをし、ヒースロー空港のスタッフにも連絡を入れておいてくれると言う。この乗り継ぎ便を逃すと翌日の朝まで日本行きの便はないのだ。それもJALは予約がいっぱいでBAしかないらしい(BAには乗りたくない!)
飛行機を降りたら紫色の制服を着ているスタッフがいて助けてくれる、とのことだったがそんな人はいない。仕方ないのでトムと2人でひたすら走る。connectionという看板を頼りに、まずはバス乗り場まで走った。ターミナル5からターミナル3の移動はバスで10分。バスを降りてからもものすごく遠い。たぶんターミナルの端から端まで走ったと思う。途中のJALの乗り継ぎカウンターにいた外国人女性スタッフにゲートは1番だと教えられたが、無線でゲートのスタッフと連絡を取った彼女が「もう遅いみたい。ドアクローズすると言ってるわ」と言う。トムが「母が危篤なんです!」と叫ぶと表情が変わった彼女がまた無線に何かを話しかけた。そんな彼女を無視して、さらに走る走る。トムの機内持ち込みの荷物は10キロ以上あるバッグとこれまたけっこう重い大きめのガーメントバッグ。私は小さなハンドバッグ1つだったので、トムのガーメントバッグを持ってあげた。もう息が苦しい、走れない、と思った時にやっと1番ゲートが見えてきた。そしてこちらに向かってゴルフの乗用カートみたいな車が走ってきた。無言でそれに飛び乗り、ゲート前で飛び降りた。間に合ったっぽい。普段走っているのが役に立つ場面というのは意外と多いものだ。正直、走っている人でなければもっと若い人でも乗り遅れたと思う。搭乗券を受け取って飛行機に向かったが、後ろから「申し訳ありませんが、荷物は間に合いませんでした」と叫ばれた。
しゃーない、しゃーない。たぶん無理だと思ってたよ。人間を乗せてもらえただけでも十分有り難い。機内持ち込みのハンドバックの中身は、パスポートと財布と簡単な化粧品とスマホのみ。まさに、近所に買い物に行くのと変わらない。
機内では食事を1回パスするほど爆睡した。飛行機はちゃんと定刻に着き、乗り継ぎのある人に迷惑を掛けなかったことに安堵した。
羽田からトム実家の近くの病院に直行(けっこう遠い)。病院にはトム兄一家とトム妹一家、トム母の弟夫婦が集まって私たちを待っていた。人工心肺のおかげでなんとか命を繋いでいたトム母だが、私たちの到着を待って人工心肺の装置を外すことになっていた。皆でトム母を見送った。
私がトム母に会ったのは、3月の赴任時に羽田に見送りに来てくれたのが最後。トムは先月の日本出張の時の週末に実家に泊まり、一緒に浅草や日本橋に行ってたくさんお喋りしたらしい。あまり苦しむことなかった母はとても幸せな人だとトムは言う。3月に一緒に旅行もできたし、悔いはない、と。たしかにトムはとても親孝行で、マメに連絡するわけではないけれど、たまに会えば「母さんは世界一美人だな」と言い(私にはtomoちゃんは世界一美人だと言う)、母の話をよく聞いてあげ、買い物に連れて行ってあげていた。トム母はトム兄一家と一緒に暮らしていたので、面倒見の良い嫁や孫たちにも囲まれ、なかなか幸せな晩年を過ごしたのではなかろうか。今頃、大好きなお父さん(10年前に他界)に再会できているかな。
朝仕事に行く支度を終えたトムが妹からのLINEで帰国を決意したのだが、さすがに今日出発するのは無理だろうとのんびり準備を始めようとしたところ、旅行代理店から連絡があり、明日の便は取れないけれど今日の便なら取れるというので、今日の出発となった。
まずは猫たちを何とかしないといけない。ペットホテルに電話しても、夏休み中なのでどこも満室。5軒目でやっと予約が取れたので、急いで猫たちをケージに入れフードやワクチン証明書のコピーを用意し家を出た。その時点で11時半を過ぎていた。空港に行くためのタクシーは13時10分に予約してある。
ペットホテルはうちから車で30分ほどのダルキースという街にあり、なぜかGoogleマップと違う場所にあったので少し迷ってしまった。家族経営で猫だけを引き受けているペットホテルで、1匹1日10ポンド。とりあえず1週間分の料金を前払いし、延泊することになったら連絡すると伝えた。
私が事前によく確認しなかったのがいけないのだが、うちの猫たちが泊まるのはアウトドアキャット用の部屋。外に金網が張ってある2畳ほどのスペースがあって、その奥3分の1が小屋になっている。小屋には穴があって自由に外と中を行き来できる作りだ。1匹当たりのスペースは広いけれど、これはもう外と言っていいのではないか。小屋の中にはヒーターがあるというけれど、うちの寒がりの猫たちは大丈夫だろうか。不安でいっぱいだが、選択肢も時間もない。
家に戻ってきたのは13時。正直まだ荷作りは何もしていない。スーツケースに適当に洋服などを放り込み、タクシーに飛び乗った。その10分の間に、「俺のロゲイン(ハゲ薬)のスプレーどこ?」「スプレーなんて知らない、見たことない」「あ、スプレーじゃなくてムース」とか、「香水を包む小さいタオルない?」とかトムが言うので、そんなもの持っていかなくていいじゃん!と軽くキレた。ちなみにトムはランニングシューズもスーツケースに入れていました。
タクシーに乗ってひと安心。ふと自分の格好を見たら、ボーダーの長袖カットソーにジーンズにスニーカー、もちろんノーアクセ。近所のスーパーに行く時でももっと小綺麗な格好してるのに、これで海外に行くとは。
無事飛行機に乗り込んだけれど、なぜか飛行機がまったく動かない。パイロットが来ていないという機内アナウンス。結局2時間遅れで出発した。ロンドンでの乗り継ぎ時間には余裕があるはずだったのに、かなり難しくなった。離陸前にトムが旅行代理店の人やJALのロンドン支店の人とメールのやり取りをし、ヒースロー空港のスタッフにも連絡を入れておいてくれると言う。この乗り継ぎ便を逃すと翌日の朝まで日本行きの便はないのだ。それもJALは予約がいっぱいでBAしかないらしい(BAには乗りたくない!)
飛行機を降りたら紫色の制服を着ているスタッフがいて助けてくれる、とのことだったがそんな人はいない。仕方ないのでトムと2人でひたすら走る。connectionという看板を頼りに、まずはバス乗り場まで走った。ターミナル5からターミナル3の移動はバスで10分。バスを降りてからもものすごく遠い。たぶんターミナルの端から端まで走ったと思う。途中のJALの乗り継ぎカウンターにいた外国人女性スタッフにゲートは1番だと教えられたが、無線でゲートのスタッフと連絡を取った彼女が「もう遅いみたい。ドアクローズすると言ってるわ」と言う。トムが「母が危篤なんです!」と叫ぶと表情が変わった彼女がまた無線に何かを話しかけた。そんな彼女を無視して、さらに走る走る。トムの機内持ち込みの荷物は10キロ以上あるバッグとこれまたけっこう重い大きめのガーメントバッグ。私は小さなハンドバッグ1つだったので、トムのガーメントバッグを持ってあげた。もう息が苦しい、走れない、と思った時にやっと1番ゲートが見えてきた。そしてこちらに向かってゴルフの乗用カートみたいな車が走ってきた。無言でそれに飛び乗り、ゲート前で飛び降りた。間に合ったっぽい。普段走っているのが役に立つ場面というのは意外と多いものだ。正直、走っている人でなければもっと若い人でも乗り遅れたと思う。搭乗券を受け取って飛行機に向かったが、後ろから「申し訳ありませんが、荷物は間に合いませんでした」と叫ばれた。
しゃーない、しゃーない。たぶん無理だと思ってたよ。人間を乗せてもらえただけでも十分有り難い。機内持ち込みのハンドバックの中身は、パスポートと財布と簡単な化粧品とスマホのみ。まさに、近所に買い物に行くのと変わらない。
機内では食事を1回パスするほど爆睡した。飛行機はちゃんと定刻に着き、乗り継ぎのある人に迷惑を掛けなかったことに安堵した。
羽田からトム実家の近くの病院に直行(けっこう遠い)。病院にはトム兄一家とトム妹一家、トム母の弟夫婦が集まって私たちを待っていた。人工心肺のおかげでなんとか命を繋いでいたトム母だが、私たちの到着を待って人工心肺の装置を外すことになっていた。皆でトム母を見送った。
私がトム母に会ったのは、3月の赴任時に羽田に見送りに来てくれたのが最後。トムは先月の日本出張の時の週末に実家に泊まり、一緒に浅草や日本橋に行ってたくさんお喋りしたらしい。あまり苦しむことなかった母はとても幸せな人だとトムは言う。3月に一緒に旅行もできたし、悔いはない、と。たしかにトムはとても親孝行で、マメに連絡するわけではないけれど、たまに会えば「母さんは世界一美人だな」と言い(私にはtomoちゃんは世界一美人だと言う)、母の話をよく聞いてあげ、買い物に連れて行ってあげていた。トム母はトム兄一家と一緒に暮らしていたので、面倒見の良い嫁や孫たちにも囲まれ、なかなか幸せな晩年を過ごしたのではなかろうか。今頃、大好きなお父さん(10年前に他界)に再会できているかな。
2016.07.10
スコットランドゴルフ、2ラウンド目。
先週に引き続き、Dalmahoyにラウンドに行きました。短いウエストコースは、お昼過ぎのティータイムだとガラガラなのでもちろん2サム、前にも後ろにもプレイしている人が見えません。気楽にできるので練習にピッタリ。前回同様早めに行ってレンジで数球打った後、みっちりアプローチ練習。
何十回目かの「何かわかったような気がする」はずのトムはなぜか調子が悪く、草むらに入ったボールを探すのに忙しい。私ももちろん一緒に探すのだけど、なにぶんカモガヤが風にそよいでいるのでね…。次はまっすぐ打ってくれーと毎回祈るティーショットでした。
一方私はショットはイマイチだけど、珍しくパットが入りスコアは101。前半45、後半56というのは、後半になると疲れて集中力がなくなるからです。さらに80台出ちゃうかも、と邪念が出て力んでしまいました。
実際はほとんど降らなかったけれど雨予報だったので、最初からレインジャケットを着てプレイしました。ウィンドブレーカー代わりだと思えば悪くない。少々雨が降っても慌てないで済むし。ただ私のレインジャケットは超派手なピンク色であまり気に入っていない(日本ではめったに着ないと思い、選択肢のないセール品を買った)。何か1枚買おうかなーとゴルフ場併設のショップを見てもネットで探しても、女子用ウェアの少ないこと少ないこと。さらにデザインもオバチャンっぽくてサイズも大きい。こんなの着ろというのですか。日本のゴルフ女子は度が過ぎるほどのおしゃれウェアを着ているというのに!
何十回目かの「何かわかったような気がする」はずのトムはなぜか調子が悪く、草むらに入ったボールを探すのに忙しい。私ももちろん一緒に探すのだけど、なにぶんカモガヤが風にそよいでいるのでね…。次はまっすぐ打ってくれーと毎回祈るティーショットでした。
一方私はショットはイマイチだけど、珍しくパットが入りスコアは101。前半45、後半56というのは、後半になると疲れて集中力がなくなるからです。さらに80台出ちゃうかも、と邪念が出て力んでしまいました。
実際はほとんど降らなかったけれど雨予報だったので、最初からレインジャケットを着てプレイしました。ウィンドブレーカー代わりだと思えば悪くない。少々雨が降っても慌てないで済むし。ただ私のレインジャケットは超派手なピンク色であまり気に入っていない(日本ではめったに着ないと思い、選択肢のないセール品を買った)。何か1枚買おうかなーとゴルフ場併設のショップを見てもネットで探しても、女子用ウェアの少ないこと少ないこと。さらにデザインもオバチャンっぽくてサイズも大きい。こんなの着ろというのですか。日本のゴルフ女子は度が過ぎるほどのおしゃれウェアを着ているというのに!
2016.07.07
ホリルードウィーク
諸事情でブログの更新が遅れておりますが、頑張って少しずつ追い付きたいと思います。
久しぶりにエディーさんの所にお刺身を買いに行きました。うちからだとOld TownとMeadows(公園)を突っ切ります。ロイヤルマイルを横切る時にたくさんの警察官とすごい人だかりに遭遇。


セントジャイルズ教会での礼拝が終わって登場したのは、エリザベス女王。白バイ(というのか?英国でも)に先導され、エリザベス女王を乗せたと思われる車は、ホリルード宮殿方面に向かって行きました。


その後、宮殿とは反対方向のエディンバラキャッスルに戻ると思われる、音楽隊の方々と軍人の方々。かっこいいです。
先週の金曜日から1週間はホリルードウィーク(またはロイヤルウィーク)と呼ばれ、毎年この時期にエリザベス女王がホリルード宮殿に滞在され、エディンバラを中心にスコットランドで公務をされます。火曜日にホリルードパークに走りに行ったら、着飾ったたくさんの人たちが宮殿の入口に並んでいました。8000人規模のガーデンパーティーが行われたようです。広場を利用した駐車場に入るのだけで数十分、車から降りて入口の列はさらに1時間待ちという感じでした(着飾っているのに)。お帽子を被るご婦人をあんなにたくさん見たのは生まれて初めてですよ。
あ、エリザベス女王がご乗車されていると思われる車を見送った後、急いでエディーさんのお店に向かったのですが、夏休み中でお店はお休みでした。がっくし。
久しぶりにエディーさんの所にお刺身を買いに行きました。うちからだとOld TownとMeadows(公園)を突っ切ります。ロイヤルマイルを横切る時にたくさんの警察官とすごい人だかりに遭遇。


セントジャイルズ教会での礼拝が終わって登場したのは、エリザベス女王。白バイ(というのか?英国でも)に先導され、エリザベス女王を乗せたと思われる車は、ホリルード宮殿方面に向かって行きました。


その後、宮殿とは反対方向のエディンバラキャッスルに戻ると思われる、音楽隊の方々と軍人の方々。かっこいいです。
先週の金曜日から1週間はホリルードウィーク(またはロイヤルウィーク)と呼ばれ、毎年この時期にエリザベス女王がホリルード宮殿に滞在され、エディンバラを中心にスコットランドで公務をされます。火曜日にホリルードパークに走りに行ったら、着飾ったたくさんの人たちが宮殿の入口に並んでいました。8000人規模のガーデンパーティーが行われたようです。広場を利用した駐車場に入るのだけで数十分、車から降りて入口の列はさらに1時間待ちという感じでした(着飾っているのに)。お帽子を被るご婦人をあんなにたくさん見たのは生まれて初めてですよ。
あ、エリザベス女王がご乗車されていると思われる車を見送った後、急いでエディーさんのお店に向かったのですが、夏休み中でお店はお休みでした。がっくし。
2016.07.03
スコットランド初ラウンド!
ついにスコットランドでラウンドデビューです。ラウンド自体5年ぶり。
コースは、下見を兼ねて、会員になろうか迷っているDalmahoy Golf Courseにしました。ビジターでも1人35ポンドです。ここにはEastとWestの36ホールあるので、まずは短いほうのWest Courseから。
お昼過ぎのティータイムですが、早めに行ってレンジで20球、アプローチの練習もしっかりやりました。久しぶりなのにアプローチが妙にうまい(自画自賛)!
気温は15℃くらいで時々雨がパラパラ。とてもスコットランドらしいお天気です。ハイネックの長袖シャツの上に半袖のウィンドブレイカー、ロングパンツの下にはしっかりヒートテックタイツを履いています。日本だと3月か4月くらいの感じでしょうか。
ドライバーが少々右に行くのを除くと、ショットはやたらと調子がいい。ウッドなんて全盛期より飛んでいたかも。アイアンもアプローチもいいのに、あいかわらずパットがひどい。そんなところは昔と変わらず。
コースの隣りは牧場なのか、牛がたくさんいました。のどかです。
雨の翌日なのに、足場がグチャグチャになっておらず、コースコンディションは思いがけず良かったです。ただし、ラフの先の赤杭エリアはカモガヤだらけ。もはやカモガヤ畑です。トムのボールを探しに行くのは遠慮しましたが、それでも帰宅後には花粉症の症状がひどくなり翌朝まで苦しみました。ちなみにいつも走っているホリルードパークの緑地は一面芝生だと思っていましたが、全部カモガヤでした。今はカモガヤの花だか実だかがそよそよと風に揺れています。泣きながら走っています。
カートを押しての歩きラウンドだったので、途中から足がダルダルに。私のようにジムに通い走っていても、歩きゴルフはなかなか過酷です。このコースは歩くにはアップダウンがきついかもしれません。
それでも久しぶりのゴルフはやっぱり楽しい。寒くても途中雨に降られても、やっぱり楽しいのでした。
コースは、下見を兼ねて、会員になろうか迷っているDalmahoy Golf Courseにしました。ビジターでも1人35ポンドです。ここにはEastとWestの36ホールあるので、まずは短いほうのWest Courseから。
お昼過ぎのティータイムですが、早めに行ってレンジで20球、アプローチの練習もしっかりやりました。久しぶりなのにアプローチが妙にうまい(自画自賛)!

ドライバーが少々右に行くのを除くと、ショットはやたらと調子がいい。ウッドなんて全盛期より飛んでいたかも。アイアンもアプローチもいいのに、あいかわらずパットがひどい。そんなところは昔と変わらず。

雨の翌日なのに、足場がグチャグチャになっておらず、コースコンディションは思いがけず良かったです。ただし、ラフの先の赤杭エリアはカモガヤだらけ。もはやカモガヤ畑です。トムのボールを探しに行くのは遠慮しましたが、それでも帰宅後には花粉症の症状がひどくなり翌朝まで苦しみました。ちなみにいつも走っているホリルードパークの緑地は一面芝生だと思っていましたが、全部カモガヤでした。今はカモガヤの花だか実だかがそよそよと風に揺れています。泣きながら走っています。
カートを押しての歩きラウンドだったので、途中から足がダルダルに。私のようにジムに通い走っていても、歩きゴルフはなかなか過酷です。このコースは歩くにはアップダウンがきついかもしれません。
それでも久しぶりのゴルフはやっぱり楽しい。寒くても途中雨に降られても、やっぱり楽しいのでした。
2016.07.02
グラスゴーに行ってきた。
トムが突然、ドライブがてらグラスゴーに行ってみようと言い出したので、ほとんど予備知識もなく慌ただしく家を出た。
グラスゴーはエディンバラから西に向かって車で1時間ちょっと、スコットランド最大の人口を抱える大都市だ。スコットランドの政治の中心地はエディンバラ、商業の中心地はグラスゴーという感じだろうか。
とりあえずグラスゴー大聖堂に行ってみた。
宗教改革による破壊を免れた貴重な大聖堂ということだ。中もとても広い。ステンドグラスは比較的新しいものもあったが大迫力だった。
グラスゴーはスコットランド最大のショッピングの街らしいので、街の中心部のあるブナキャンギャラリーというショッピングモールに車を停めて、モール内を散策。こういうららぽーと的なモールはエディンバラにほとんどないので新鮮だったが、テナントはエディンバラでもお馴染みのものが多かった。
モールから出て外も歩いてみた。
おぉ、なんだか都会っぽい。エディンバラにある店も多いけど、一軒一軒が大きい。いろいろな店を冷やかしながら歩いて楽しかった。
路上でサックスの演奏をする人。マイフェイバリットソングのイパネマの娘を演奏していたので、1ポンド渡してリピート演奏をしてもらった。
うっかりCDも購入(10ポンド)。
同じスコットランドの都市でも、グラスゴーとエディンバラは全然雰囲気が異なる。グラスゴーにも古い建物は存在するが、近代的な建物が多くビルもあって都会っぽい。
エディンバラの中心部は、1部新しい建物もあるが、古い建物がズラリと連なりまさに中世ヨーロッパ。さすが世界遺産の街だと、その美しさを再認識。この街での暮らしをもっともっとエンジョイしなければ。
グラスゴーはエディンバラから西に向かって車で1時間ちょっと、スコットランド最大の人口を抱える大都市だ。スコットランドの政治の中心地はエディンバラ、商業の中心地はグラスゴーという感じだろうか。
とりあえずグラスゴー大聖堂に行ってみた。

グラスゴーはスコットランド最大のショッピングの街らしいので、街の中心部のあるブナキャンギャラリーというショッピングモールに車を停めて、モール内を散策。こういうららぽーと的なモールはエディンバラにほとんどないので新鮮だったが、テナントはエディンバラでもお馴染みのものが多かった。
モールから出て外も歩いてみた。



同じスコットランドの都市でも、グラスゴーとエディンバラは全然雰囲気が異なる。グラスゴーにも古い建物は存在するが、近代的な建物が多くビルもあって都会っぽい。
エディンバラの中心部は、1部新しい建物もあるが、古い建物がズラリと連なりまさに中世ヨーロッパ。さすが世界遺産の街だと、その美しさを再認識。この街での暮らしをもっともっとエンジョイしなければ。
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