2012.08.26

2012年北海道マラソン完走記

深夜だか早朝だかに、頭が痛くて目が覚めた。私は頭痛持ちではないので、こんなことは初めてだ。鎮痛剤を飲んでも治まらず、結局目覚まし時計が鳴る6時までウトウトしながら痛みに耐えていた。

体を起こすと吐き気もする。最悪だー。スタート時間まで3時間しかないのに。

一応着替えて支度を済ませると、ごはんも食べずに横になっていた。大会プログラムに書いてあった「リタイヤする勇気をもとう」という文字が頭をちらつく。このままだと完走どころじゃないな。まったく食欲はないけれど、おにぎり1個とバナナ系ゼリーを口にした。どうしよう、どうしようと思いながら、さらに強力鎮痛剤を飲む。少し楽になってきた。

ホテルオークラ札幌は、スタート地点からとても近い。私がスタートするDブロックからは徒歩2分くらい。混雑するスタート地点のトイレに並ぶ必要もないし、手荷物を預ける必要もない。これだけでいつもの日帰りレースに比べるとずっとストレスフリー。

天気は薄曇りという感じで、日差しがないぶんラッキー。とはいえ、湿度が高く、スタート地点で並んで待っている間にも汗がダラダラ垂れてくる。結局、スタート時の気温は28℃で最高31℃くらいになったらしい。

テレビ塔のカウントダウンでスタートなのだけど、私からは残念ながらテレビ塔が見えなかった。スタートまでのロスタイムは5分くらい。とはいえ、しばらくするとすぐ道幅が広がり、走りやすくなった。

5キロ過ぎたところでトムがペースを上げたので、一緒に走るのをやめた。それからは給水所を楽しみに、ただ黙々と走った。10キロ手前にある長いトンネルを走っている時に、暑さと空気の悪さのせいか、軽い目眩がしたが、それ以降は体調は徐々に良くなった。私のペースはボリュームゾーンなので、給水は大混雑。ほとんどの給水所では水のテーブルの先にスポーツドリンクがあったので、まず水を飲んで、さらにスポドリも飲むというのを繰り返した。水はなんと氷水。常温の水が苦手な私は大喜び。私は使わなかったけど、スポンジもよく冷えていたらしい。給水所のゴミ箱がとても少なく、場所も悪かったので、使い終わった紙コップを捨てるのが大変だった。また、レース後半は、紙コップがないテーブルがあったり、水を注ぐのが間に合わなくて、しばらく待ったりするようなこともあった。みんな水を飲むだけでなく、体にかけたりするからね。

基本的にキロ6分15秒くらいのゆっくりペースでハーフくらいまで走れていたようだ。今までのレースでは、スピードを落として粉のアミノ酸を飲むのが嫌で、後半飲まなくなることが多かったけど、今回は、朝ごはんをあまり食べられなかったこともあって、用意したゼリーやサプリは、予定通り全部飲んだ。給水も全部取り、塩タブレットで塩分の補給もした。

17キロ過ぎた辺りで、トップのランナーとすれ違った。ぶっちぎりでトップを走る川内選手。あいかわらず歯をくいしばり、顔を傾けての全力疾走する姿に、元気をもらった。折り返しの直前でトムにも会えた。タイム差は4分くらいか。まだまだ元気そうに走っている。追いつきたいけど、無理そうだな。

折り返した後に、最後尾のランナーたちが最終車に追われる姿を目にして、ちょっと焦った。まだまだタイムに余裕はあるけれど、こうやって関門を切られるのだなーというのがわかって怖かった。「この車に追いつかれた時点で、走るのを止めて歩道に上がってください」というようなことをマイクで言っていた。大型の収容バスを何度も見たけれど、21号車が一番最後のバスだったかな?

30キロくらいが一番つらかった。私もバスに乗ったら楽になるのになーとチラッと思ったけど、ちょっとつらいぐらいで収容バスに乗ったら、マラソンを走る意味がないじゃん。長い距離を走ってつらいのは当たり前なんだから。

35キロを過ぎて、あと7キロという表示を見たら、また元気になってきた。2.5キロ毎だった給水所ももっと増えて、応援も多くなってきた。

北海道大学の構内は、緑が多くて気持ち良く、「生まれ変わったら北大の学生になろう」と思いながら走った。トムも同じことを思ったらしい。クラーク博士の胸像を通り過ぎ、赤レンガの旧北海道庁舎の前を走り、スタートの大通公園に戻ってきた。

応援の人の花道がすごくて、気分がいい。ペースもあがる。手元の時計、4時間31分34秒でゴール。

トムは私より8分ほど前にゴールしていたようで、ゴール後にすぐ合流できた。アイシング用の氷袋をもらい、メダルをかけた写真を一緒に撮ってもらって、歩いてすぐのホテルに戻った。

ゴールした時には、朝具合が悪かったことなどすっかり忘れるくらい元気になっていた。湿度は高いとはいえ、ほとんど陽が差さなかったし、東京の昼間に走るよりは楽だった。ゴール後もあまり脚が痛くならず余力があったので、最初からもう少し速いペースで走っても良かったのかな~と思ったりするけど、無理をせず慎重に走ったのがかえって良かったのかもしれない。前日までトイレがすごく近かったけど、レース中にはトイレにもまったく行かなかったよ。

今年の完走率は78.9%。5人に1人はゴールできなかったことを考えると、タイムは悪いけど、よく頑張った私!

また来年も走れるといいな。できればよく晴れた札幌を走りたい。北海道マラソン、本当に素晴らしい大会でした。ボランティアのみなさま、応援してくださったみなさま、ありがとうございました。


~5K 31:03
〜10K 31:27
~15K 30:46
~20K 31:01
~25K 31:37
~30K 32:26
~35K 35:04
~40K 33:58
〜finish 14:12
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