2013.06.01

2013年しまなみ海道100キロウルトラ遠足 その2

中間地点のエイドを過ぎると、コースは生口島の中心地を通る。平山郁夫美術館や観光案内所があって、なかなか素敵な街並み。この辺りから、リタイアした人が自転車でゴールに向かう姿をちらほら見かけ始めた。走るのも大変だけど、リタイアするほど疲れた体で自転車を漕ぐのもなかなか大変だ。

IMG_0058 (400x300)次の55.2キロのエイドはサンセットビーチにある。ボードウォークを走るのは気持ちいい。このエイドで初めて、私のジャイアンツユニフォームに言及された。エイドのおじさんが私を指差して「天敵じゃ~!」だって。この大会ではジャイアンツはアウェイのせいか、私の衣装についてはスルーされ続けてきた。時々すれ違うサイクリング中のお兄さんに数回「ジャイアンツ頑張れ!」と言われたくらい。カープのユニフォームのランナーはたくさん見ました。前田智徳、マエケン、梵英心、石井琢朗、野村祐輔など。ある男性のウェアは、左半分が広島カープの野村選手のもの、右半分がサンフレッチェ広島の佐藤選手のものだった。どうなっているのか気になってしばらく追いかけて走った後、直接尋ねたところ、半分ずつユニフォームをはぎ合わせて作ったとのこと。当然、右左逆なものがもう1着あるそうです。すごいっ!真似したいけど、好きなサッカーチームというのが特にないな。

話が逸れましたが、このエイドではレモンちゃん麺というレモン風味の素麺を食べました。このエイドも両親と姉が来てくれていました。

IMG_0067 (400x300)次は多々良大橋を渡って、大三島を目指す。この橋もけっこう大きな橋です。


img003.jpg橋を渡り終わってぐるぐると下りていく道の途中で、「カメラのとみた」さんが撮ってくれた写真。元気そうに見えるけど、全然元気じゃないです。


大三島に上陸してすぐに、サービスエリアのような場所を利用した61.4キロ地点のエイド。ここでは冷え冷えのおしぼりを一人ずつ渡してもらえる。このエイドには苺があった。トムがトイレに行っている間、ベンチに座って待っていたら、ランナーのおじさんが突然近づいてきて、「これ、あげる」と言って去って行った。私の手にはたこ焼きの器。8個入りのうち2個だけ食べてお腹いっぱいになったらしい。なぜかソースもマヨネーズもかつおぶしも乗っていないシンプルすぎるたこ焼きは、さすがに全部食べられなかったので、姉に押し付けてしまった。

大三島は大きな島だけど、私たちが走る区間はちょっとだけ。すぐに次の伯方島に渡るための大三島橋が近付いてくる。ただ、この橋にたどり着くまでは、また長ーい上り坂。トムの作った1分走って1分歩くルールで、頑張って上り切った。

短い大三島橋を渡って伯方島に上陸。すぐに66キロ地点のエイドがある。すでに雨が降り始めていたけれど、トムはここでもひしゃくで頭に冷水をかけてもらっていた。気分がしゃきっとするらしい。このエイドには塩羊羹があったので、2切れいただいた。

この大会は、どのエイドでも地元の方のホスピタリティが素晴らしいが、なんといってもナンバー1はここ伯方島。コースがわかりにくい所には女子中学生(高校生?)がいて道案内をしてくれるし、「よういらっしゃいました」とみなさん声を掛けてくれる。

IMG_0078 (400x300)70.1キロ、伯方SCパークのエイド。雨がひどくなってきたので、両親に預けていたビニールポンチョを着ることにした。もうこの頃は、トイレがすごく近くなっていて、エイドが近付くたびにトムを置いてトイレにダッシュ。毎回麦茶やらスポーツドリンクをがぶ飲みしていたせいだろうか。


伯方大橋を渡って最後の島、大島に上陸。この頃から、トムとほとんど並走することはなくなった。走るペースがあまりにも遅い私を、トムが置いて行ってしまうのだ。ただトムは膝が痛いので下り坂は歩くし、平坦な所でも、走って歩いてを繰り返していたので、ゆっくりとはいえずっと走り続けている私が時々追いつくという感じ。雨もひどくなり、周りに走っている人も少ないので、ひとりトボトボ走っているとなんだかショボーンとしてくる。去年の私だったらこの辺りでリタイアだな。走り続ける理由を見つけるほうが難しい。

75.6キロ地点の宮窪港のエイドでやっとトムに追いついたが、ゆっくりしている暇はない。ここから次のエイドまでは、このコース最大の難関と言われる、ちょっとした峠を越えるのだ。上り始めてすぐに、両親の車が前方からやってきた。リタイアするんじゃないかと車で迎えに来てくれたのだ。もうずっと限界に近いまま走っているけど、決して限界ではない。ゆっくりだけどちゃんと前に進める。傾斜が強い上りは歩いたが、ほとんど走っていたと思う。そうしないとトムとの距離が離れてしまうのだ。いまや雨はザーザー降り。4月のかすみがうらマラソンの再現だけど、寒くないぶん全然マシ。滝のように水が流れる歩道を走りながら、横を通る車の水しぶきを浴び、シューズの中はもうグチョグチョ。気分はサゲサゲだったけど、やっとの思いで80.7キロのバラ公園のエイドにたどり着いた。時刻は17時半。去年より30分遅い。

このエイドでは素麺を食べたかな?和式トイレが恐ろしくきつい。しゃがむのも、立ち上がるのもウォーッと声を出して気合を入れないと無理。

トムの膝のように、明らかに痛くて走るのに支障があるというのはなかったけれど、とにかく腿裏が痛かった。膝の裏のすぐ上からお尻にかけて全部。去年は前腿が痛くなった。今年は上りをできるだけ走り、下りは慎重にゆっくり走るという戦略の結果が顕著に出ている。

一度止まると、走り始めるのにも気合がいる。一生懸命腕を振って、足を動かすとやっとギアが上がってくる。ちょっとだけだけど。

ここから最後の橋の来島海峡大橋までは意外と長い。去年はここで気持ちが切れてしまって平坦な道なのにずいぶん歩いてしまった。今年はもうすぐ橋が見えてくるんじゃないかという期待は一切せず、ただただ前に進むことだけを考えた。なぜか後半で一番脚が軽く感じた区間。プチ復活!

期待していなかったら、思ったより早く次の橋が見えてきた。ついにここまで来たのだ。
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