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2020.09.29

イギリス出国当日

日本は季節が移ろうのが早いですね。久しぶりの日本の夏に耐えられるか心配でしたが、ものすごく暑かったのは1ヶ月くらいで、あっという間でした。

さて、イギリス出発当日です。

fc2blog_20200929135930e14.jpg航空便で運んでもらう予定の荷物を手荷物で預けることにしたので、預け荷物は11個。キャリーバッグをそれぞれ一個ずつ機内持ち込み、さらに猫のケージが2個。会社が手配してくれた車は、いつも空港に行く時に利用しているタクシー会社のセダン1台、ワンボックスカー1台、2名の運転手さんとヘルプの男性1名。何度もお世話になった運転手さんたちと、ハグも握手もなしに手を振ってお別れしました。

どんどん減便されているこの状況で、今日の便を逃したらいつ帰国できるかわからない、ということで、早めに出発したら、飛行機の出発時間の5時間くらい前に空港に着いてしまい、チェックイン開始までカウンター前でずーっと待つことになりました。私たちと同じく、日本に帰任するために沢山の荷物を持っているファミリーも数組。

fc2blog_20200929140025f1b.jpg猫たちはカウンター前でずっとこの状態。かわいそうだったね。


チェックイン後も、猫を預けられるのは出発の2時間前くらいということで引き続き待機。やっと呼ばれてカウンター裏の事務所が並ぶ暗い廊下の先の小部屋へ。そこで猫を一度ケージから出してBAのスタッフがケージをチェックした後、そのままそこで猫たちをお別れとなりました。その小部屋の向こうはすぐ空港のランプだったのです。検査の間、猫は私が抱っこしていましたが、脱走の心配のない小部屋で良かった!ただ、そこでもずいぶん待たされたし、スタッフの愛想はないし、なんとなく不安が煽られました。

猫とお別れした後は、セキュリティチェックを済ませ、とりあえずラウンジへ。出発ロビー内はブランドショップも飲食店も全部閉まっていて、とても営業中の空港とは思えない雰囲気。ラウンジ内の食事もかなり制限があったし、時間もほとんどなくなっていたので、コーヒーだけ飲んですぐゲートに向かいました。

飛行機に乗ったら、すぐCAさんを呼び止めて、猫がちゃんと搭載されたかどうか確認。もうあとは猫のことを心配しても仕方がないので、のんびり過ごしました。帰国の時はだいたい映画4本、ドラマ2本くらい観ます。いつも満席のロンドン便ですが、その日は2〜3割空席でした。

羽田空港に到着したら検疫前に臨時のカウンターがあって、質問表のような物を出すのですが、そこがずいぶん混んでいて大変な密。その頃はまだ日本はいろいろ甘くて、ソーシャルディスタンスを保って並ぶような案内もなかったです。ただ既にロックダウン中のイギリスからの乗客だけに、みな狭い場所ながらも人との距離を取るように努力していました。

サーモセンサーにも引っかかることなく無事通過。トムと2人でガッツポーズ!疲れるとすぐ熱が出るのでここが一番心配でした。

検疫で時間がかかったので、ターンテーブルに着いた時には、猫たちはカートに載せられた状態で係員の方たちと一緒にいました。2匹とも元気にニャーニャー鳴いています。大量の預け荷物をトムがピックアップしている間に、私は猫を連れて動物検疫へ。羽田空港の動物検疫は荷物を引き取る税関内にあって便利です。動物検疫の方はとても低姿勢で、手続きも大変スムーズでした。

公共交通機関が使えず、知り合いや家族に迎えに来てもらうかレンタカーを使うしかない状況でしたが、トム兄がワンボックスカーで迎えに来てくれて助かりました。車に載らない荷物は宅急便で送り、みんなでレジデンスホテルに向かいました。

ホテルに着いて、猫トイレや簡易ケージをセットして、やっと一息。たまちゃん、パニャ、よく頑張ったね。ありがとう。と言いつつ、美味しいごはんを食べさせたあと、すぐ2匹を洗いました。おしっこ臭い体でホテルの綺麗な部屋をウロウロさせるわけにはいかないからね。パニャは生まれて初めてのお風呂でしたよ。

その日の夜は、久しぶりにぐっすり眠れました。みんなで無事帰ってこれてよかった。本当によかった。
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この記事へのコメント
どんどんフライトが減り制限が厳しくなる中で、間一髪での帰国でしたね。

猫を連れての移動、tomoさんは何度か経験されていますが、事前の書類の準備などからして大変そうで、私には想像もできません。うちのババ猫も空の旅には耐えられそうにないので、永久帰国するのはえみちゃんが虹の橋を渡ってから…と決めています。

クロネコさんの箱を見て、日本に引越し荷物を送る時は、やはり日系の業者さんにしようと思いました。
Posted by emmynyaa at 2020.09.29 23:37 | 編集
本当に本当に無事にお帰りになってよかったです。
あたしも積まれた荷物の写真を見て「クロネコさんだー」と思いました(笑)

今年は「残暑が厳しい」と思う期間が短かったように思います。そこはtomoさん、良い年に帰って来たと言えるかも?
Posted by がら at 2020.10.02 14:14 | 編集
>emmynyaaさん
猫を連れての移動は何度経験しても大変なものです。決して人にはお勧めしません(笑)。書類はなんとかなっても、やっぱり猫の負担が気になります。うちの猫も12歳でなかなか高齢だったので、ギリギリだったと思います。よく耐えてくれました。
引っ越しはやはり日系の業者さんが安心です。アメリカだったら日通さんがお勧めです。本当にクオリティの高い仕事をして下さります。

>がらさん
この度はイギリスに行く時も帰る時もクロネコさんにお世話になりました。やっぱり日系の業者さんは安心です。
今年は残暑が厳しくなかったのですねー。たしかにあっという間に涼しくなりました。帰国して最初の夏としてはまずまず過ごしやすかったと思います。
今やすっかり秋ですねー。
Posted by tomo at 2020.11.06 14:48 | 編集
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