2007.06.05

3本足のパール

Pearlパールは日本にもいそうな素朴な風貌の白い中型犬だ。先月、右前足の切断手術をしたばかり。元から何もなかったかのように、肩から先がない。他の犬とケンカして、噛まれた傷が深く神経まで達していたらしい。その他に背中にも怪我をしていた。一応病院に連れて行った飼い主が、これ以上は医療費を払えないということで、この施設に連れて来たようだ。


もともと外で飼われており、散歩も週に3回というあたり、それほど可愛がられていた感じではない。サンディエゴは気候が良いので、昼は庭で、夜は家やガレージの中というパターンはけっこうあるが、牧場や農園の犬を除き、庭に犬小屋を置いて、犬を一日中外で飼っているという人はそうそういない。


あまりしつけをされていないようなので、コマンドはほとんど入っていないが、もともとおとなしくメロウな犬。お腹を撫でてやると、喜んですぐ仰向けになる。足を切断してから何年も経った犬は、何の不自由もなさそうに3本足で元気に生活しているものだが、まだ1ヶ月経たないパールは、足をひきずり歩きづらそう。すぐ疲れて座り込む。人間だって手足を切断すると、しばらくは無くなったはずの手や足が痛むというものね。今はさぞかしつらい時期だろうと思うと、涙がこぼれてくる。でも、犬は人間以上に順応性があって、現実をそのまま受け入れる強さを持っているから、きっとすぐ元気に歩き回れるようになるよ。そしてきっと、3本足のパールを愛してくれる優しい飼い主に出会えるよ。


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この記事へのコメント
つくづく動物の生命力や精神力の強さにびっくりせずにはいられませんね。まあ、犬は口がきけないので、なにも言うことはできないからかもしれないけど・・・
運命をそのまま受け入れてしまう姿勢には、こっちが教えられることも多いですよね。
虐待犬や、このように障害のある犬って、結構かわいそう~と思う方がおおくって、すぐもらわれると思いますよ~!(そう思いたい!)
Posted by AKIKO at 2007.06.08 01:27 | 編集
かわいいー!なんかちょっと困った顔や物憂げな顔をしている子が大好きなのです。
(おじさんも何匹か生まれた子猫のうち、一番困った顔をしていたので貰ってきた。)

近所に、事故にあって3本足になったわんこがいましたが、意外に走るの速いのですよね…子供の頃よく追いかけられました(笑)
パールも幻肢痛を感じているのかしら?
早く素敵な飼い主が現れることを祈っております。
Posted by がら at 2007.06.08 10:59 | 編集
>AKIKOさん
いよいよシニアドッグのフォレスターを始められるのですね。老犬ならではの大変さもあるかもしれませんが、頑張ってくださいね。これからもブログ、楽しみにしています。
今までここに来た障害のある犬は、みなあっという間にもらわれていきました。特に足を切断した犬は、病気とは違って今後医療費がかかるわけではないし、すぐ慣れて不自由なく生活できるようになるので、実際あまり問題ないでしょうねー。

>がらさん
パール、カワイイでしょう?素朴でちょっと寂しげな顔をしていて。がらさんには困った顔に見えるのですね(笑)。
おじさん、困った顔をしていたおかげで、がらさんちにもらわれたのですね。うめこは初めて見た時、マイペースで飄々とした顔をしていました(笑)。
3本足になっても、慣れてしまえば、ぱっと見、他の犬と変わらないくらい元気に生活できるようです。後ろ足がないほうが動きづらいかな。
Posted by tomo at 2007.06.08 13:47 | 編集
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