2007.08.07

返品される犬たち

ボランティア先の駐車場で、アメリカ人女性に連れられた白い日本犬MIXを見た。あんこを白くした感じの、日本ならどこにでもいる雑種だ。「何犬なの?」と聞いたら、案の定「Shiba-Inuよ。美しいでしょう?」と誇らしげに答えるその女性。純血で白い柴犬っていうのは、認められていないはずなんだけどね。でもどんな種類の犬だろうと雑種だろうと、飼い主に誇りを持って可愛がられているのが一番だ。アメリカで久しぶりに見た、素朴な日本犬MIX(除、あんこ)、可愛かったなぁ。


先日このブログで紹介したかわいい破壊王、コラは無事もらわれていったようだ。新しい飼い主が、どんなに物を壊されても怒らない寛容なお金持ちか、きちんとしつけをしてくれる人だったらいいな。


Wilma-Roseそしてあらたな破壊王がリターンされた。フラットコーテッドコリーとチャウチャウのMIXのウィルマ・ローズ(←すごい名前だ)。リターンした飼い主によると、留守の間や夜間に、カウチのクッションやカーペット、コードを齧ってしまうらしい。それ以外はとてもいい子なのに、とのこと。実際、この施設の部屋で接する彼女は、とても従順で可愛らしい。ぱっと見はそんな破壊王に見えないけど、そういえばふと部屋を見渡すと、ぬいぐるみやクッションの綿があちこちに散らばっている・・・(笑)。頭のいい犬なので、しつけ次第で噛み癖も治まるだろう。こんなにいい犬なのに、クッション齧ったくらいのことで返すなんてねーと、他のボランティアの人も話していた。ちなみに、うちのあんこも子犬の頃はかなりの破壊王だった。椅子の背にかけておいたカーディガン、自分の寝床に敷かれたバスタオル、たまたま手の届くところにあった私の眼鏡など、いろいろ齧ってくれました。特別なしつけをしたわけではないけど、2歳くらいになって落ち着いてきたら、そんな悪さもしなくなった。飼い主が気をつけて、いたずらされたくない物を出しっぱなしにしないのが一番大事だと思う。


Kiskaもう1匹、以前に紹介した、この施設の最年長犬16歳のキスカもリターンされた。キスカを引き取ったのは、キスカ並みにかなりの年配の老人男性であったが、彼が住んでいるシニアコミュニティーの住人たちに、いろいろ難癖をつけられて、飼い続けることが出来なくなったという。たとえば、本当は体重制限内に収まった大きさなのに、ちょっと大きいのではないかとか、芝生にウンチをした時に、芝生の1本1本まできれいに拭き取らないとか。元飼い主のこの男性いわく、シニアコミュニティーなんて、不平不満を言うのが仕事のような人たちばかりなので、何を言い返したところでどうしようもないらしい。なんだかちょっとわかるような気がする。キスカが予想外に早くもらわれて喜んでいたのだけど、残念ながらこんなことになっていた。なんとかキスカが元気なうちに、落ち着ける家と優しい飼い主を与えてあげたいものだ。


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この記事へのコメント
破壊犬、確か大変ですよね。
でも、アダプションを決めるのって、その犬が気に入って(たぶん見かけで入って)、会ってみてちょっと歩いたり、触れ合ったりして、それでまた気に入ってアダプションに行き着くんですから、そんな短い間に。。。って感じなので、Returnはしょうがないかなって思いますよね。
私は、絶対出来ないです。。。Fosterしてみないと!という感じ。
キスカは、高齢すぎるので、今回マッチしなかったのは残念ですね。。はやく運命の赤い糸の飼い主が来るといいなと思っています。
Posted by Akiko at 2007.08.08 12:19 | 編集
>Akikoさん
私も、最初から破壊王だとわかっている犬をアダプトする気はなかなか起きないですねぇ。
うちの施設はアダプションの面談の時に、長所と短所を包み隠さずアダプト希望者に伝えて納得してもらったうえでアダプトしてもらっているので、噛み癖があることは承知して引き取っているはずなのです。つまり、予想以上だったということか、スタッフがきちんと把握していなかったのか。
そういう意味では、Foster後にアダプトというのはとても合理的ですね。お試し期間があればいいのだけど、そうすると返品続出で経費がかかってしまうのでしょうね。
キスカのこの次のチャンスはいつでしょう。わりあい高齢の人が引き取ったというのは正解だと思ったのですが、環境が悪かったですねぇ。
Posted by tomo at 2007.08.09 10:49 | 編集
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