クリート装着
スポーツ自転車に本格的に乗る場合、靴の裏にクリートという金具を付けて、クリップレスペダル(これまたスキーのビンディングのような金具のついたペダル)に固定して、ペダリングをするのが一般的だ。足裏とペダルを固定することにより、踏み込む力だけでなく、引き上げる力も使えるようになる。長距離ライドや上り坂には欠かせないものらしい。
私の自転車のペダルは普通のフラットペダルなので、選択の余地もなく、今まで金具なしで普通にペダリングしてきた。トムのペダルはクリップレスペダル(金具付き)なので、レースに向けて、ついに金具を装着して乗ってみることにした。専用のシューズはずいぶん前に買ってある。しかし今日初めて気付いたのだが、トムのシューズとペダルには互換性がなかった。つまり金具同士がくっつかないのだ。
去年自転車を買った TREK STORE に行き、相談。靴に合わせてペダルを交換することになった。ペダルのほうが靴より安いのだ。70ドルちょっと。ペダルを交換した後、靴とクリートのフィッティングも全部してくれた。ペダルの実費だけで、Labor Fee はなし。店内を走り回って接客する、超働き者のポール。なんていいヤツなんだー。ちゃんとフィッティングしてもらった金具は着脱もラクチン。靴の裏の金具をペダルの金具に合わせて踏み込むだけでカチッとはまり、足首を外側にひねると、簡単に外れる。ペダリングも断然しやすいらしい。
それを見ていた私も、金具をつけて走りたくなる。おぉ、そういえば、トムの自転車から外したペダルが余っているではないか。そして偶然にも、私の靴とそのペダルは互換性があるのだ。帰宅後、トムが見よう見まねで、私の自転車のペダルを交換して、金具のフィッティングをしてくれた。しかし、ペダルの交換にはかなり時間がかかった。ボルトを外すのに相当な力が必要だったことが1つ。そしてもう1つは、トムがネジやボルトをどちらに回すと緩んだり締まったりするのかが、いちいちわからないからである。どんなネジや蓋も、締める時には右に回し、緩める時には左に回すのは常識ですよね、みなさま。一応、トムもそれはわかっているらしいのだが、もともと右左の判断が苦手なのに加え、自転車のボルトは上を向いていたり、下を向いていたりしているので、ますますわからなくなってしまうと言うのだ。私が油断していると、緩めるべきネジをぎゅうぎゅうと締めつけていたりするので、まったく気が抜けない。頼りになるようなならないような我が夫。そういえば、自転車のボルトで唯一例外なのが、左側のペダルを止めているボルト。これは左回しで締まり、右回しで緩みます。ペダルだけは、左右ともに、前に回すと締まると覚えておくといいらしいです。
金具の装着が終わったら、車通りの少ない道路で自転車に乗りながら、ひたすら着脱の練習。ポイントは、無意識に自転車を止めないこと。止める前には、必ず足をひねって金具を外す。ぼーっとしていると、金具がついたまま自転車が止まって、そのまま転倒してしまう。今まで足とペダルを固定するなんて恐怖だと思っていたけれど、実際やってみるととっても簡単。上り坂も今までより断然楽々。そのうえ、内股こぎも自然に矯正されて一石二鳥。
あとは長距離ライドのトレーニングだー!と思ってはいるのだけど、そんな時間があるとついゴルフの練習場に行ってしまうのよね。困った困った。
自転車の大会はあたしの記憶が間違っていなければ、9月下旬でしたよね…もうすぐですね!
お天気はどうなのかしら?雨も困るけどあんまり陽射しが強くてもつらいですよね。
意外とうっかりさんでも大丈夫ですよー。私もかなりのうっかりさんなのですが、今のところ何とか大丈夫です。少し慣れた頃が危険かもしれません~(笑)。
がらさんの記憶力は素晴らしい!自転車レース、9月29日なのですよ。もうすぐ、もうすぐ♪
レースが開催されるメキシコのロサリトとエンセナーダは、サンディエゴと似たような気候なので、雨の心配はほとんどないのですよ。日差しは強いと思いますが、自転車に乗っていれば風が涼しいので何とか凌げると思います。
僕もフラット&ビンディングペダルに交換して、クリート付きのシューズ買って・・・と思ってますが、今のところ財源がなく(汗)
やっぱり長距離ライディングするには必要ですよね。
ところで、29日にレースなんですか!!
フルマラソンも走ってゴルフもやって、自転車も!凄いなぁ。
いやほんと素晴らしいです。
レースがんばってきてくださいね。
どうでしょ、かねごんさんもクリート装着。ただ、信号の多い街中で乗る分には面倒ですよね。着脱の回数が多くなっちゃうので。
ペダルは思ったより安かったのですが、シューズは高いですねぇ。私は初めてなので、クリートなしでも普通に履けて歩きやすい、ファンライディング用のものにしました。
今月末のレースは、レースというよりセンチュリーライドという感じのもので、思い出作り目的(笑)の参加なのですよ。
サンディエゴはアウトドア以外に楽しみは少ないので、もともとインドア派の私も今ではすっかりスポーツウーマンになってしまいました。