2007.10.25

救われる動物たちとエアフォースワン

私がボランティアをしている San diego Humaine Society (SDHS) と同じ敷地にあるサンディエゴ群営の Department of Animal Services (DAT) は協力して、今回の山火事に関連する様々なアニマルレスキューを行っている。


たとえば、置き去りにされた馬の世話、避難地域で迷子になっている犬の保護、避難場所に連れてこられた動物(馬などの家畜を含む)の世話や一時預かり、ペット用品の供給など。


私も少しは役に立ちたいと思い、犬用ケージ2つ、ブランケット、首輪やリーシュ、トイなどを寄付した。ほとんどたまこが使っていたものなので少し寂しかったけれど、最後に使っていた首輪は残したし、たまこのたくさんの思い出は私の心の中にあるから大丈夫。


寄付されたものを運ぶ車ボランティア先の施設には、寄付のための特設スペースが設けられていた。アメリカでは寄付すると、そのぶん税金控除されるので、「レシートはいりますか?」と聞かれたが、たいした金額ではないので「いりません」と答えた。そこには寄付されたたくさんのぺット用品があり、アイテムごとに仕分けされ、 駐車場に並ぶ車に次々と運び込まれる。そして、必要な物を必要な場所に届けるのだ。


今日からアダプションコーナーも通常通りオープンしていたので、いつものように、この施設にいる犬たちの世話をした。休みだったこの3日間は、スタッフが最低限のケアをするだけなので、犬たちも人恋しいだろう。人手が薄くなっているのではないかと心配したが、レスキューは専門のスタッフやボランティアがいるようで、いつもどおりスタッフやボランティアがいて安心した。アダプション希望のお客さんも意外とたくさんいてびっくり。


Mikah今まで出会った犬のなかで、もっともシャイな犬、マイカ。2回部屋に入ったが、すぐ椅子の下にもぐりこんで出てこなかった。3度目にやっと手を匂わせることができ、それをきっかけに少し心を開いてくれた。最初は撫でられていてもしっぽが下がったまま。かなり長い時間一緒に過ごして、やっと少しだけしっぽを振るようになった。マイカは人間に対してだけでなく、他の犬に対しても極端にシャイで臆病らしいので、なかなか扱いづらいと思う。きっと子犬の頃に色々なものに接する機会が少なかったのだろう。生まれ持っての性格ももちろんあるが、ほとんどは飼い主の責任。


Buddy&Caliシニアカップルのバディ(♂)とカリ(♀)はとっても仲良し。2匹セットでオスメスというのは意外と珍しい。たいていメス同士だ。甘えん坊で自己主張の強いメスと、穏やかで優しいオスという組み合わせ。カリはバディの分のえさも勝手に食べてしまうが、それを見てもバディは何も言わないらしい。カカア殿下が多いのは、犬の世界も同じなのか。




家に戻って急いでネットニュースをチェック。今日は朝からブッシュ大統領がサンディエゴに視察に来ているのだ。うちのすぐ近くのマリーンの基地にエアフォースワンでやって来ている。この間のエアショーの時と同様、離陸の様子はうちから絶対見えるはず。エアフォースワンが飛ぶところを生で見る機会なんて、そうそうないものね。ちなみにエアフォースワンというのは機体の名前ではなくて、大統領が空軍の飛行機に乗った時のコールサイン。サンディエゴでの視察に使ったマリーンのヘリコプターは、マリーンワンと呼ばれるらしい。なるほどね。家に帰ったのが3時半、ネットニュースによると、午後2時の時点で「ブッシュ大統領はサンディエゴを発ち、ワシントンに向かった」と過去形になっていた。残念無念。


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この記事へのコメント
アメリカは動物にも優しいのですね。
その点日本はだめだなぁ。きっと。もし大災害、例えば大地震に見舞われたら、おじさんはどうなるのだろう…それが今から心配です。

大統領は忙しいのですね。でも午前中だけで何を見ることが出来るのかしらね?「視察に行ったぞ!」という事実作りだけのために来たのかな?
Posted by がら at 2007.10.26 13:51 | 編集
山火事、ホントに大変でしたね。我家も、親戚、友人宅も無事でしたが、燃えてしまった住居の数を考えると・・・言葉もないです。
こういう山火事が毎年のように起きたらどうしよう!永住する身としては、ちょっと不安になりました。
普段はいい加減なアメリカ人達(笑)、緊急事態になると対応早くて感心します。人も物資もあっという間に集まりますよね!
Posted by Sayuri at 2007.10.26 21:08 | 編集
山火事、収まってよかったですね。でもたくさんの方々が家を失ったり、これからも大変だと思います。

気になったのはやはり避難住民の方々のペットやシェルターだったのですが、カトリーナのようなことにならなくてよかったと思っています!
Posted by Akiko at 2007.10.26 23:33 | 編集
>がらさん
一昨年のカトリーナの教訓が生きているようです。被災した人間に対しても動物に対しても。ブッシュ大統領が早々に自ら駆けつけたのもそのせいでしょう。カトリーナでは政府の対応が遅いやら悪いやら、散々非難されたので、今回は違うぞということを国民にアピールしたかったのでしょうね。
被災者夫婦の肩を抱き、慰めと励ましの言葉をかけている映像がニュースで流れましたが、そのご夫婦はとても感激の面持ちでした。

>Sayuriさん
ご自宅やお知り合いの方の家が無事で何よりです。遠い日本で、情報も少なく、やきもきされていたことでしょう。
山火事は大なり小なり、毎年起きているように思います。でもEncinitasならきっと大丈夫でしょうね。
アメリカは普段からボランティアが盛んなせいか、こういう非常時にもみな気負いなく、当たり前のようにボランティア活動に参加しているように思います。

>Akikoさん
長く続いた山火事もやっと治まってきたようです。
私もAkikoさんと同じく、動物たちのことがとても気になりました。ペット以外にも、山のほうには牧場もたくさんあるので。
すぐに、ペットのことで困っている場合の連絡先が出ていて、さすがアメリカだなーと思いました。それも、民間だけでなく、市が率先してレスキュー活動をしているところに感動しました。カトリーナの教訓も生きているようです。
Posted by tomo at 2007.10.27 10:37 | 編集
大統領ほんの数時間の滞在だったね。

シャイドッグの扱いは本当に難しい。
噛んでしまう犬の9割は怖がりの犬なんです。
自信がなく、不安なんですよね。
飼い主が自信をつけさせる体験をたくさん
作るのが良いのですが、そこまできちんと
時間をかけてくれるいい人が見つかる事を願います。

そして今回の様にオーナーさんと離れ離れを余儀なく
された動物達、不安も大きいだろうなあ。(+_+)
Posted by tataleku at 2007.10.27 14:07 | 編集
>tatalekuさん
ブッシュさんの滞在は、「サンディエゴにわざわざやって来た」ということに一番の意味があるのでしょうね。別に彼が来たからって火が消えるわけではないし(笑)。
そういえば、tatalekuさんは訓練士さんでしたねぇ。いろいろ教えてください。
うちのあんこも怖がりなゆえに他の犬とうまくいかないので、よくわかります。怖いから先に攻撃的な態度を取ってしまうのですよね。
でも時間をかければ、どんなシャイな犬も少しずつ良くなってくると私は信じています。もともと性悪な犬なんていないものね(笑)。
今回の火事は人間と同様、動物たちにとっても災難でしたね。火事場で迷子になっている犬の写真を見て、泣きそうになりました。動物たちにとっても落ち着かない日がまだ続きますね。
Posted by tomo at 2007.10.28 13:32 | 編集
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