一週間たって。
たまこが旅立ってから、1週間経った。仏教でいうと、初七日にあたる。
ちょうど今日、火葬をお願いしたペット霊園から、たまこの遺骨を引き取る準備ができたと電話があった。箱に納まったたまこの遺骨(というより灰かな)は思ったより重かった。猫のマルコの時と同じ大きさの箱だが、箱のなかのアルミの袋はマルコの時の5倍くらいの大きさだ。そりゃそうだ、体の大きさがちょうどそれくらい違ったものね。
たまこは箱に入って、やっと家に戻ってきた。日本に帰るまでお墓に入れてあげられないけど、それまでうちに一緒にいようね。日本に帰ったら、マルコと一緒に埋葬してあげるからね。
同じく今日、動物病院からカードが届いた。獣医やスタッフがたくさん寄せ書きをしてくれている。こういうのって文言はある程度決まっていて、半分社交辞令みたいなものだけど、少なくとも担当獣医のメッセージは、本当に心のこもった言葉だった。動物病院からは、たまこが亡くなった日、それもたまこを引き取って家に帰って2時間後くらいに、お花も届いた。アメリカの動物医療費はとても高いし、こういうこともシステマティックに行われているのだろうけど、やはり嬉しい。カードと一緒に入っていた忘れな草の花の種、庭に植えてみようかな。
約9年前、たまこを保護して動物病院に連れて行ったら、獣医はたまこの歯を見て2歳だと推定した。避妊手術もされていなかったし、フィラリアの薬ももらっていなかったらしく、検査結果は陽性だった。すぐ避妊手術をし(奇跡的に妊娠していなかった)、フィラリアの薬を毎月飲み始め、その後飼い犬としては一般的な待遇を受けて暮らした。 たまこはいつも遠慮がちで、していいこと、悪いことの区別を、私の顔色を見ただけで判断できた。叱ったことなどほとんどない。たまこにとっての優先順位は、「人間の愛情>散歩>ごはん」であった。いつもいつも、人間に愛され、撫でられることだけを望んでいた。
一方、優先順位が「ごはん>ごはん>ごはん>愛情>散歩」のあんこは、ゆーこさんに誘われ、ゆーこさんちのマニスとミッションベイの Fiesta Island でデート。オス同士に見えるけど、どちらも可愛い女の子です。Fiesta Island に足を踏み入れたのは初めてだが、ものすごく広いドッグランがあるのだ。オーシャンビーチのドッグビーチどころではない、ただひたすら広いスペース。残念ながら、芝生や水飲み場など、気の利いたものはないのだが、とても広いので必然的に犬密度が低く、他の犬が苦手な犬も安心。到着してすぐあられ交じりの雨が降って、犬たちはドロドロに。ついでに、年末洗ったばかりの車もドロドロに。
一般的によその犬が苦手なあんこだが、ゆーこさん(の匂い)を通じてマニスのことを知っているせいか、思ったよりも平気。お互いびびりんゆえ、少し距離を置きつつ、なんとなく一緒に散歩できるまでに仲良くなったのであった。
↑これに思わず吹き出してしまったわ(笑)
おじさんはびびり過ぎて手を出します…他の猫と仲良くなれないおじさん。雄猫はそういうものなのかしら?
こうやってよそのわんこと一緒にお出掛け出来る…こういう時「犬っていいなぁ…」と思います(笑)
あんこちゃんとマニスちゃんはドッグランを楽しんだのかしら?
信じられませんねぇ。動物病院でもたまこちゃんはみんなに好かれて
いたから、メッセージも心がこもっているような気がいたします。
あらためて、たまちゃんの冥福を心よりお祈りいたします。
Fiesta Islandのドッグランって広いのですねぇ。いつも外側からしか
見たことがありませんでした。
あそこは自転車で軽く走るのにもぴったりなので、けっこう好きです。
ボーンファイヤーの場所もたくさんあるのですよね。
あんこちゃんは、確かに散歩が一番ランクが下のように思えますね(笑)。
いっぱい走って、ダイエットがんばれー。
犬って一緒にいる時、すごく嬉しそうですよね。もっと一緒に遊んであげたり、撫でてあげたりするといいとわかっているのですが、自分の事を優先にしてしまうんですよ。私ってダメな飼い主です。
でも、昔実家で飼っていた犬はもっと可哀想でした。後悔しきりです。
あんこちゃん、びびりんなんですかー?堂々としてそうなのにー。
あんこのダイエットの為にも、またドッグラン行きましょうね。マニスも遊び相手ができて喜んでいます。
本当にあんこは「ごはん>ごはん>ごはん>愛情>散歩」なのですよ。誰から見ても明らかです。
びびりすぎて手を出すというのは、あんこも同じですよ。あまりにびびりんなため、相手が攻撃を仕掛ける前に(相手にその気がない場合も勝手に誤解して)自分から攻撃することがあります。気が小さいのです。
相手の犬が自分に関心がなく、寄って来なかったら、恐る恐る後ろからその犬のにおいを嗅いだりしています。
あんこもマニスも楽しそうに走ったりしていましたよ。あんこは久しぶりの全力疾走で筋肉痛になったようです。
>noirさん
私はどちらかというと、まだ1週間しか経っていないのかという感じです。たまこが生きていたのが、もうずっとずっと前のことのように思えます。
動物病院からのメッセージ、たしかに以前のマルコの時より、1人1人の文章が長く、心がこもっているような気がしました。たまこは病院のスタッフみんなに、いつも声を掛けられ、「本当にいい子だ」と褒めてもらっていましたからねぇ。あんこの時は、いったい・・・(笑)!?
Fiesta Islandってあまりに平らで一周も短いので、自転車では物足りなくないですか?走るのにちょうどいいなーと思いました。あとは緑が少なくて砂っぽいので、なんとなく殺伐とした雰囲気がしました。お天気が悪かったせいかな。
マニスと並んで歩くあんこは、明らかにデブ犬でした。早速今日から散歩の距離を延ばし、早歩きにしてみましたよ。
>うさをさん
そうですか。1月10日はおじいさまの命日なのですね。
たまこは人間が大好きで、病院でも我慢強く治療を受けていたので、スタッフみんなに可愛がられていました。あんなに手がかからず、穏やかで頭のいい犬はなかなかいないと今でも思います。
自分のことをつい優先してしまうのは、私も一緒です。多くの人がきっとそうだと思いますよ。私は「お犬様」みたいに犬を扱ってはいなかったし、それはそれでいいと思っていますが、もっと撫でたりかまってあげればよかったなーと後悔しています。ほんのちょっと撫でてあげるだけで、犬は大喜びするのですものね。
あんこは超びびりんですよ。お尻が重くていつも座っているので、堂々と見えるのかもしれません。それとも単にデブだから(笑)?
>ゆーこさん
たまこは、人にすぐお腹を出して、ごはんをもらって、野良犬時代をしのいできたようです。一種の処世術ですね。いつも顔色をうかがう姿を見て、不憫に思っていました。マニスもそんな感じですよね。「もう捨てないでね~」って全身で訴えている感じ。
あんこの運動の必要性をしみじみ感じましたよ。マニスと比べると4倍くらいデブでした。あんなおばあちゃんでよければ、また遊んでやってくださいねー。
>非公開コメント(Posted at 2007.01.18 16:10)さま
tsatoさん
こんにちは~。
あんこもたまこも最初の頃まったく吠えなくて、声が出ないのかと心配したのですよ。たまこは特に吠えない犬でした。あんこが吠えるのは、UPSのトラックがうちに配達に来た時くらいで、あとはほとんど吠えません。吠えるより吠えないほうが、飼い主としては楽ですよね。
気が向いたら、また非公開のコメントで、メールアドレスを教えてください。いつかお茶でもしませんか?tsatoさんのお宅のワンちゃんにも会ってみたいです♪