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2009.05.31

遠方より・・・

日本から noirさん が、はるばる遊びに来てくれた。それにしても、空港の到着ロビーで友人を待つというには、なんとワクワクすることなのだろう。

夕方着の飛行機だったので、夕食は我が家でのんびりと。ワインを飲みながら熱く語るトムと、聞き上手ながらもけっこう語るnoirさん。そんな2人の姿を見ながら、共にサンディエゴで過ごした日々を懐かしく思い出す。あの頃と何も変わっていない。仕事が忙しくて今回一緒に来られなかったJさんがここにいないのが寂しい。

翌日の日曜日はトムと3人で、車でニューヨークへ。まずは、メトロポリタン美術館から。

メトロポリタン美術館へnoirさんとトムは何度か行ったことがあるらしいが、私は初めて。屋上で軽くランチを食べた後、待ち合わせ時間を決めて別行動。最初から自分なりに順路を決めてまわれば良かったのだけど、みなと別れた所から適当に観始めたので、すっかり迷子になってしまった。いつまでたっても19世紀ヨーロッパ絵画のエリアから抜け出せない。モネ、マネ、セザンヌ、ドガ。もうそればっかり。


「水差しをもつ若い女」やっとたどり着いたフェルメール。これが一番観たかったのです。日曜日の美術館は混んでいると思ったけれど、館内が広いせいか人が少なく感じる。有名な絵も、誰にも邪魔されずにのんびり鑑賞できるのです。


待ち合わせ時刻が迫る中、近代美術エリアに急ぐ私の視界に、ふと何か違和感が。振り返ると、長椅子に背中を丸めてぐったり座るトムの姿が!方向音痴のトム、私以上に迷って相当歩き回ったらしい。トムは「どうしても日本美術のところに辿り着かけなかった・・・」と肩を落としていた。美術館鑑賞って、本当に疲れるものなのだ。私も3時間ほど館内を歩いただけで、集中力がなくなってきた。最後にミュージアムショップでお買い物。旅行者でない私も、気付くと色々な物を抱えて、レジに並んでいた。

ミュージアムショップのお土産


←戦利品の数々。


グッゲンハイム美術館グッゲンハイム美術館は時間がなかったので、ミュージアムショップを覗いただけ。フランク・ロイド・ライド設計のぐるぐる巻きの建物を見るだけでも楽しい。ここでは建物を模したうずまきマグカップを購入。


ポップ・バーガー夕食は、チェルシー地区へ移動してPop Burgerへ。2個入りのミニバーガーが看板メニューだけど、私はインビジブルバーガーという謎のバーガーにチャレンジ。なんとお肉の代わりに、ポーテベロ(巨大きのこ)を揚げたものが挟んでありました。フライドポテトがさくさくでとっても美味!


帰宅後、ニューヨークで買ってきたマグノリア・ベーカリー(up town店)のカップケーキでお茶。「Sex and the City」を観たことがある人なら、とりあえず一度食べてみようかな、って思うよね。しかし口にした瞬間、脳天を直撃する甘さにびっくり。上のアイシング部分は、まさに砂糖でジョリジョリなのです。まるで苦行のようだと思いながらも、なんとか1個完食。

たしかに、ガイドブックをよく読むと、「人気の」とか「有名な」とは書いてあるけど、どこにも「おいしい」とは書いていなかった。日本人にはつらい甘さです・・・。

マグノリアベーカリーのカップケーキ

←グッゲンハイムで買ったマグカップとマグノリアベーカリーのカップケーキ。
カップケーキを分けてほしいあんこ。

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この記事へのコメント
グッケンハイム美術館!
学校の建築史の時間に模写したことがあります。
不思議な建物ですよね…回るのは楽しそうだけど。

そしてとても気になったのはカップケーキ。
見るからに甘そうです(笑)
Posted by がら at 2009.06.09 10:07 | 編集
>がらさん
建築史の授業を取っていらしたのですね。シブい!今となっては、私もとても興味があります。
このグルグル巻きの建物、模写するの、難しそうですね。建物の中に入って上を見上げると、天井もグルグル巻きのデザインでした。
カップケーキ、日本でもちょっとしたブームだと聞きました。この数日後、違う店のカップケーキを食べたのですが、これほどは甘くなく、なかなかおいしかったです。有名=おいしい(日本人にとっては)ではないようです。
Posted by tomo at 2009.06.10 10:03 | 編集
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