2009.08.11

家探しのあれこれ

帰任が決まってから一番に手をつけたのは、不用品の処分でも、犬猫の検疫書類の準備でもなく、日本での家探しだ。

何しろ、ペットOKの物件はまだまだ少ない。最近の東京の不動産相場もよくわからない。しかし有り難いことに、今は世界中のどこにいてもネットで家探しが可能である。希望条件を選ぶだけで、条件に適った物件が出てくるし、グーグルマップのストリートビューや住人のクチコミなどで、近辺の様子もかなり詳細にわかる。

私たちが絶対譲れない条件。

・犬猫OK。
・南向き。
・敷地内に駐車場付き。

追加条件は・・・。

・一戸建て希望。集合住宅なら低層階。
・トムの通勤時間がドアtoドアで30分以内。
・駅まで徒歩10分以内。
・スーパー、コンビニまで徒歩10分以内。
・70平米前後の2LDK。
・スタバと図書館が徒歩圏内。
・ゴルフ練習場やゴルフショップがそこそこ近くにある。
・インターが近く、車での交通の便が良い。
・公園や土手など、犬の散歩やランニングに適した場所が近くにある。

ま、贅沢を言えばキリがないわけです。絶対条件は、他の人に比べれば少ないはず。沿線は絞らずに、東京23区内で探しただけだから。それでも、この絶対条件の3項目というのがクセモノで、これだけで選択肢は驚くほど減る。負け惜しみではないけれど、迷うほど選択肢がないというのは、ある意味楽だ。

4ヶ月間、暇さえあれば賃貸情報サイトをチェックし、気になる物件があれば不動産屋さんに問い合わせをし、周辺環境などを徹底的に調べ、最終的にOKと思ったら、帰宅後のトムにプレゼン。当該物件の欠点なども含め、自分の考えを述べる。トムからもOKが出た物件はお気に入りリストに入れておくのだけど、帰国日がある程度近付かないと、申し込みはできない。ほどなく家賃が発生しちゃうからね。それを繰り返して、やっと契約までこぎつけた。

最終的に決まったのは、大家さんが2階に住む一戸建ての1階部分。上に書いた条件のうち、満たしていないのは、トムの通勤時間だけ(40分かかる)。あとはすべて満たしている!私の住まいにかける情熱は半端じゃないもんね。募集要項には小型犬1匹のみOKと記載されていたけれど、猫もOKにしてくれた。決して広くはない家だけど、小さな家に2人と2匹、肩寄せ合って仲良く暮らすのも悪くない。小さな家に住むと、本当に自分に必要な物がわかってくる。新しい住まいがすでに決まっているからこそ、今回の引っ越しで潔く物を処分できたのだ。

日本でもペットOKの賃貸物件が増えたときくが、実際のところ、ほとんどが「10キロ未満の小型犬か猫、どちらか1匹」というものであった。ペットOKをウリにしている、設備の整った大規模マンションほどその傾向が強い。

UR(昔の公団)の賃貸住宅にもいくつかペット共生住宅というものがあり、かなり心惹かれたが、ここの条件も厳しかった。以下、UR都市機構のHP「ペット飼育上の手続き」から抜粋。

「成犬時の体重が概ね10キロ以下であること。以下に掲げる犬種は、一般に「成犬時の体重が概ね10kg以下の大きさ」であると認められることから、 飼育を希望される犬がこれらに該当する場合は、その犬種であることを証する書面のご提出があれば、大きさの要件を満たすものとします。
また、以下に該当しない場合や雑種の場合、犬種を証明する書面が無い場合は、獣医師の所見書(UR都市機構の定める大きさの要件を満たしていることが確認できるもの)を提出していただきます。」

「以下に掲げる犬種」にはかなりの犬種が列挙されており、柴犬、アメリカン・コッカー、コーギー、ビーグル、キャバリア、シェルティーなど、個体によっては10キロを軽く超えそうなものも含まれている。一見、許容範囲が大きいように思えるのだけど、実は微妙。

15キロの純血の柴犬は入居できるけど、11キロの雑種のあんこは入居できないのだ。「うちの犬は血統書はないけど、どこから見ても柴犬だからいいでしょう?」とゴネても、きっと入居は許可されないだろう。どんな規則にも線引きは必要だとは思うけれど、自分の目の前で線が引かれると、さすがにムッとします。

そんなこんなで、無事新居探しも終了。ほとんどの帰任者は、帰国後に家探しをするけれど、やっぱり私たちは早めに契約しておいて良かったなーと思う。おかげで、私たちは帰国した日にトム実家に1泊、その後ホテルに2泊するだけで、犬猫と共に新居に入ることができる。犬猫をペットホテルに預けるのは3泊のみ。そのぶん家賃を余分に払うことになっちゃったけど、この安心感には代え難い。
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この記事へのコメント
通勤時間40分?!近っ!
…と驚いてしまった田舎もんの がら でございます(笑)
現在、通勤時間1時間半から2時間。
小学校の時からバス通学、過去2時間半以上かけて通学していた時期もあったので、40分なんて夢のようです…。

最近、犬猫OKの物件が増えたと思っていましたが、色々条件があるのですね。
でも新しいお家が決まって何より。
これから素敵に飾る楽しみが出来ましたね♪
Posted by がら at 2009.08.12 13:14 | 編集
Tomoさん、こんにちは。
犬猫連れでの、おうち探し、都会は特に大変だったとおもいます。私の友達も柴犬ぐらいの大きさの犬をつれて帰り、家探しはほんと大変だったといってますし。日本では、そのぐらいの大きさ、”おおきい”部類に入るんですよね。そんな中、ほぼ希望通りの物件を見つけたなんて、すごい!
本当に良かったですね!
ヤードセール、うちの周りは、ほんとうにガラクタばかり。。なんですけど、きっとTOMOさんが売られるものは、きっととってもセンスの良いものばかりだったとおもいます。それは、たしかに、飛ぶように売れますよー♪
Posted by Akiko at 2009.08.13 00:36 | 編集
>がらさん
通勤時間40分で近いですか!?
できることなら、電車に乗る時間を20分以内にしてあげたかったのですが、30分乗ってもらうことになりました。
トムはアメリカでの車通勤生活が長いので、満員電車に耐えられるかどうか心配なのですよー。
私自身も電車通学、電車通勤の経験がほとんどないので、自分が仕事をするとしたら、徒歩か自転車圏内です(笑)。
長時間満員電車に乗って毎日通勤しているがらさんを、本当に尊敬しますー!
ペットOKの物件、数はわりとあるのですが、ほとんどが小型犬1匹なのです。日本で大型犬を飼ったり、多頭飼いするのは難しいですね。

>Akikoさん
そう、日本では柴犬は決して小型犬ではないのですよねー。犬種を聞かれた場合の柴犬のイメージもあまり良くないし。Akikoさんのお友達も大変だったのですね。
私は築年数にこだわりがないので、その分物件探しは楽でした。古い一戸建てと言うのは、ペットOK物件が多いのです。本当はレトロで個性的な一戸建てに住みたかったのですが、結果的にわりと普通で小奇麗な家になってしまいました。
うちのヤードセールの出品物もガラクタばかりでしたよー(笑)。たしかにアメリカ人のガレージセールもぱっとしない物が多いですね。それでもそれなりに賑わっているので、きっとガラクタなりに売れるのでしょう(笑)。
Posted by tomo at 2009.08.13 08:29 | 編集
無事に条件の合う物件が見つかって良かったですね。tomoさんに限ってはないけれど「日本には犬と一緒に住める家がない」理由で里親探しの広告見かけましたからねぇ。それにしても最近ペット可の住居が増えたって聞いていたけど現実そんななんですねー、10キロなんて想像できないっ!小さっ!あいこは未だ15キロ…。
あんこちゃんはきっと日本のドッグフードのほうが嬉しいんじゃないかな(笑)?
Posted by YummieD at 2009.08.16 10:10 | 編集
>YummieDさん
日本はアメリカと比べると、家に限らずペットを飼う環境はダメダメですからねぇ。でも、そんな理由で犬を手放すのはかわいそう。
あんことうめこには、「家も狭くなるし、夏は暑くて冬は寒いけど、みんなで仲良く暮らそうね」と言い聞かせています(笑)。
あいこちゃん、15キロもあるように見えませんね。私は大家さんに「10キロ程度の小型犬を飼っています」と微妙に体重詐称をしてしまいました(実際は12キロ、笑)。
あんこはごはんなら何でも食べるのですよ。日本にいる時からサイエンスダイエット(ライト)とユカヌバです。逆にうめこは日本のおいしそうな魚の缶フードには見向きもしません。
Posted by tomo at 2009.08.18 10:04 | 編集
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