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2011.01.19

初めての整形外科

私は昔から骨が丈夫なので、整形外科とは縁がない。もしかすると高校時代にテニスで痛めた肘を見てもらったのは整形外科だったかもしれない。それ以外は記憶がないなー。なにせ、骨折どころか捻挫も突き指も経験がないのだから。

整形外科は思いつくだけでも近所にたくさんあるけれど、スポーツ整形というワードを元に検索して見つけた、隣駅の病院に行くことにした。有名私立大学医学部出身の院長はもともと膝が専門で、開業1年半後(今から12年ほど前)の対談記事を読むと、熱意と誠意にあふれている。

待合室のたくさんのお年寄りに混じって、どういう時にどの辺りがどのように痛むのか、先生にわかりやすく伝えられるように頭の中で整理。しかし、そんなことは必要なかった。私の顔を見ずに、机に向かったまま目をつむって超早口でしゃべる先生は、問診票に書いたこと以外にはあまり関心がないようだった。患者の私に話しかけているのか、隣りにいる看護士さんに話しかけているのかも、区別がつかない。レントゲンを撮った後に再度診察して言われたのは、膝の軟骨が少し減ってきているので痛むのかもしれないということ。湿布を出します、ヒアルロン酸注射をします、次回は同じ建物内の提携病院でMRIを撮って下さい、という3点をまたも早口で一方的に言われた。

先生は日々の忙しさにかまけて、開業時の情熱を忘れてしまったのだろうか。もしかすると腕はいいのかもしれないけれど、信頼感をもつのは正直難しい。そんな思いでお会計を待っているところに、受付に宅急便が届いた。院長宛てのゴルフクラブだ(それも代引)。奥さんに内緒で新しいクラブを買ったのかもしれない。あぁ、私、意地悪になってしまうよ。

通院2回目で、MRIの検査を受けた。オープン型なので閉所恐怖症の人でも大丈夫だとパンフレットに書いてあった。実際、下半身だけ機械に覆われている感じだったので圧迫感はほとんどない。右膝だけなのですぐ終わるのかと思ったら、20分かかるという。びっくりしたのはその音。「コツコツコツコツ」とか「ガガー、ガガー」とか電子音で工事現場の音を再現しているかのよう。しーんとした密室の中でその音だけが大きく鳴り響くのは不気味であった。

その後、MRIの結果を見ながら診察。それを見ても、半月板も痛んでおらず、軟骨が少し減っていること以外に原因は見つからないという。つまり、変形性膝関節症の初期という感じらしい。O脚の人やスポーツで膝を酷使する人は発症しやすいというけれど、結局おばあちゃんの膝の病気じゃん。日常生活では膝の痛みを感じたことがない私にもコンドロイチンやグルコサミンが必要なのだろうか。あぁ、なんかせつない。

階段の上り下りや動き始めが痛いでしょう?と言われたけど、それはまったくなし。走っている時以外に痛むことは皆無で、走り始めも平気。30分ほど走ると痛み始めることが多いけど、1時間以上走ってもまったく痛まないこともある。痛みの出方も人それぞれ?

通院のたびに湿布やら血液検査やらでけっこうなお金がかかるので、このまま通院を続けるのが嫌になっているのだけど、ヒアルロン酸の注射を何回か打つだけで痛みは取れると言われたので、もう少し我慢して通院する予定。

ペット用ホットカーペットうめこ用に買ったホットカーペットが届いた。最初はまったくこの上に乗ろうとしなかったので、寝ているうめこの隣りにくっつけて置いていたら、お尻の端だけ乗せるようになり、今ではこの上で丸まって寝るようになった。カバーの肌触りはいいのだけど、本体がちょっと硬いのが嫌だったのかな。このホットカーペットのおかげで、極寒の日でも安心して出かけられるようになりました。
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私の友人はマラソンランナーですが、トレーニングや大会で足を酷使したせいで、右膝を手術。右をかばうようにしていたせいで、翌年には左膝を手術。そして、翌年には右膝を…と、毎年のように手術を受けています。
tomoさんの膝の症状はまだそんなに酷いものではないと思いますが、どうぞお大事に。
休まなければいけない時はちゃんと休んで養生した方がいいですよ。走るのが大好きな友達が走れなくなって悔しい思いをしているのを知っているので、本当に無理せずにお大事にしてください。
Posted by emmynyaa at 2011.01.22 11:55 | 編集
>emmynyaaさん
本気アスリートのマラソンランナーの方だと、どこにも故障を抱えていないという人のほうが珍しいようですね。1日20キロも走れば、そりゃどこか痛めますよね~。そういう方々は、人生の中で「走ること」の占める割合がずっと高いだけに、怪我で走れない状態というのはさそがしつらいことでしょうね。
私は最近、「走るのはただの趣味なんだから痛い時に無理する必要はない」と思うようにして、練習量も7割くらいに減らしています。以前は自分に厳しくノルマを課していましいたが、私くらいのレベルのランナーだと多少走る距離が減っても、あまり結果はかわらないのではないかと気楽に考えています(笑)。幸い、ヒアルロン酸注射の効果が出始めたのか、痛みを感じることがほとんどなくなりつつあります。今後も無理はせず、肩の力を抜いて日々走り続けたいと思います。
Posted by tomo at 2011.01.24 13:32 | 編集
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